朴思堂だより

打てば響く世界を朴の木の下で思う

坂村真民先生

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松原泰道老師

   松原泰道老師
 
 
松原泰道老師に初めてお目にかかったのは
 
北信濃・飯山の正受庵だった
 
かれこれ二〇年も前のことだろうか
 
法話の前、会場に流れていた音楽は
 
菩提樹というグループのシンセサイザー曲
 
「黎明」だった
 
しみじみと心に染みる音色に
 
目を閉じ、禅僧・正受老人を想った
 
泰道老師のお話は
 
心に響く逸話が多く引き込まれる
 
「揆を一にする」「卒啄同時」
 
まさに、まさに
 
正受庵の澄み透った空気は
 
心身脱落の境地を夢心のように注いでくれた
 
詩人・坂村真民先生の詩を引用され
 
親しく真民先生のお人柄を語って下さり
 
それがなにより嬉しい
 
この年の春、四国・高松の五色台にある
 
喝破道場へ泊めていただいた時
 
ご住職、野田大燈師より
 
「これは松原泰道老師から贈っていただいたラーメンですよ。どうぞ召し上がってください」
 
そう言われ、夕食にいただいたご縁があった
 
法話の後、泰道老師に喝破道場でのラーメンのお話しをさせていただくと
 
ああ、喝破道場であのラーメンを 
 
大燈さんからいただきましたか
 
ご縁とはなんとありがたいものですね
 
今日はこちらであなたとお会いできました 感謝です
 
やさしいまなざしで泰道老師はそう仰って下さった
 
忘れられない一期一会の出会いであった
 
 
松原泰道老師著「一日一生」第7章より
 
小言をいってくれる人がめっきり減った

私のお寺、龍源寺は、禅の臨済宗の妙心寺派に属しています。現在、全国に三千五百ほどの妙心寺派のお寺
 
があります。
 
このお寺を巡って布教する役目を仰せつかりました。私が三十歳になってすぐのときです。

 
最初に到着したお寺が、長野県・佐久にあるA寺さんです。玄関先に立っている私の姿を見たご住職から「貧乏
 
寺は情ないなあ。本山はこんな小僧を寄越しやがって」といわれました。私はいまでも若く見られるのですが、そ
 
のときはとても三〇歳には見えなかったのでしょう。
 
昭和十二年のことです
 
泰道老師を思う時、この逸話が忘れられない。老師が初めて法話に来られた佐久にあるA寺とは、市内・安原の
 
「安養寺」のこと。
 
臨済宗の、それも言葉尻のきつい佐久の方言で「本山はこんな小僧をよこしやがって」とは。
 
泰道老師にとって、佐久は忘れがたい地となったことであろう
 
そんなご縁もなんだかうれしい
 
現在、佐久で地域おこしのため伝統ある安養寺みそをベースにした「安養寺ラーメンが人気である。多くの店が
 
独自の工夫で味噌ラーメンのいい味を出している
 
 
松原泰道老師は一九〇七年のお生まれ。二〇〇九年に一〇一歳で死去されるまで、臨済宗のお寺のご住職と
 
して、また仏教の教えを広める「南無の会」会長として多くの方々の心の救済をなされた
 
たくさんの著書に説かれた仏教の教えは、どの本も私の座右の書となっているのである。

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