朴思堂だより

打てば響く世界を朴の木の下で思う

いのち

[ リスト ]

この子らは世の光なり

イメージ 1
 
 
終戦後間もない頃に近江学園を創設された糸賀一雄先生。
 昭和43年9月17日、糸賀先生は講演の途中マイクを持ったまま倒れられた。
「この子らを世の光に」そう叫びながら。先生は翌日他界された。54歳であった。
 先生の遺志「この子らを世の光」に呼応して、多くの先輩が福祉の道に情熱を持って取り組んだ。私は先生にお会いする機会はなかったが、著書を通して先生を慕い、近江学園の隣の知的障害児施設「一麦寮」で実習をしながら,福祉の心を学んだ。二十歳の頃であった。
 糸賀先生の教えは、その後の知的障害をもつ人たちとのかかわりの中で、大切な心の財産となっている。
 その後、伊藤隆二先生の「この子らは世の光なり」の著書を読み、この子らの持つ純真な心に、あらためて人として生きる姿勢を気付かされた。
私たちこそ謙虚に、この子らの声なき声に耳を傾けていかねばならないのだと。

     
 相模原市の、知的障害者施設で起きたあまりに酷い事件。日が経つにつれ、悲惨な様子が明らかになってきた。犯人は元職員で、その凶悪さには胸をえぐられる。亡くなられた入所者の皆さんの無念さ。多くの入所者、遺族、職員の方々のこれからの日々を思うとどうにもやりきれない。
 先日、やまゆり園を訪ね献花台に花を捧げさせていただいた。園の名前に使われているやまゆりの花は、ここ津久井町の町花なのだと知った。
安息の深夜、恐怖に突き落とされた人たちに誰が、どのように責任ある態度で応えられるのだろう
 
この人たちはそのままで世の光である。そんな世界からますますかけ離れていくこの国の貧しさ。
とうとうと流れる相模川と周りの山々が、悲しみの色に染まって見えた。
 
 

閉じる コメント(1)

顔アイコン

Mさん、ありがとうございます。ほんとうに辛い事件でした。

事件の予兆はだいぶ前からあったという。どうでもいいような(例えば、公共施設でビラ配りをした等々)些細なことでもマスコミを通して大騒ぎしたり逮捕する警察が、なぜ脅迫文を公開しなかったのだろう。犯人の知人、友人の聞き取りをもっと念入りにしたら、素人でも危険人物と予見できたと思うのですが・・・疑問だらけです。

2016/8/10(水) 午後 6:03 [ hounoki508 ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』
話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事