朴思堂だより

打てば響く世界を朴の木の下で思う

生活一般

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月と河童

  月 天空に坐る

今日は満月。山から上がったばかりのおっ月さんは、どうしてあんなに赤く大きいのだろう。

今、部屋の窓から見上げると、頭上に白く輝いている。いい月夜だ。こんな夜は、つい良寛さん
の歌が口からこぼれる。

 いざ歌へ 我れ立ち舞はんぬば玉の 今宵の月にいねらるべしや

かつて、奈良に住んだ最初の晩、泊めてもらった部屋に衝立があった。そこには、三匹の河童が、
月夜の晩に踊っている墨絵と

 きみ歌へ 我れ立ち舞はんぬばたまの 今宵の月にいねらるべしや

の歌が墨で書かれてあった。恩師、田村一二先生の書によるものであったが、良寛さんの歌を
もじったものだとはその時はわからなかった。

 きみは歌えや 俺は踊ろじゃないか こんないい月夜の晩にどうして眠ってなんかいられよう

河童という幻想的な生き物が、妙に好きになった初めての夜だった。

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かっぱ何食うきゅうりにまくわ 池のさかなは水臭い・・・かっぱ百態をいつの日か墨絵で描いてみたいです。

2006/11/7(火) 午前 7:31 [ hounoki508 ]


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