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結跏趺坐(けっかふざ)
右の足を左の股の上に乗せ、 左の足を右の股に乗せる姿勢 で背筋を伸ばし、右の手を左の足に、 左の手を右の掌の上に置き、 両手の親指の面の相を支える。 半眼の目で三尺前をみつめ 肩の力をぬいて下腹に気をみたす。 これが坐禅ですが、 最近は雲水にかぎらずストレスの多い現代人が 禅道場の門を仰ぐケースがみられる。 釈迦は生死の苦悩を脱却するために 6年間山にこもって修行した。 禅宗の開祖 達磨大師は面壁九年。 そしていま、曹洞宗、臨済宗、黄檗宗の各宗は 専門の禅道場で日夜修行にはげんでいる。 私達は自分の悩み苦しみから脱出せんがために 禅を手段とする考えに陥りがちだが、 大乗仏教の思想から生まれた禅修行は、 本来より高い次元を出発点とする。 「衆生は無辺なれど誓って度せんことを願う」 「煩悩は無量なれど誓って断ぜんことを願う」 「法門は無尽なれど誓って学ばんことを願う」 「仏道は無上なれど誓って成ぜんことを願う」 これは「四弘誓願」とよび、 『坐禅儀』に説かれる仏教の真髄である。 ゆめゆめ自分一人の安心のために坐禅をしてはならない、 と言うことである。
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