|
長野県諏訪郡下諏訪町は中山道の宿場町であり、温泉もあって諏訪大社下社とともに栄えました。また甲州街道の出発点でもあります。その中心地の下諏訪町大社通に「苔泉亭 萩月庵千ひろ」はあります。
古い土蔵を改装したなんだか懐かしい雰囲気のあるお店です。
この時は、昼のセットメニュー先付3品・わさびアイス付き、「天婦羅もり蕎麦」を食べました。
麺の太さは細麺。そば粉とつなぎの配合割合8割。鰹節を贅沢に使った昔ながらの濃い目のつゆが自慢とか。信州穂高産の生わさびを、サメ皮のおろし板で自分でおろすのもツンとする辛味があっていいですね。
店主からの一言・・・その時期でもっともいい状態の国産そば粉を厳選し、気温や湿度の違う季節に合わせて 手打しています。
2009.06.09 |
蕎麦紀行
[ リスト | 詳細 ]
|
「京旭屋・清水坂店」は、京都清水寺の登り口にあります。
旭屋といえば、朽木街道にある鯖ずしの老舗。鯖はもとより、米・こぶ・酢・砂糖を厳選し、こだわりの鯖ずしを提供していると評判のお店です。
㊟この清水坂店は現在撤退しているようですが、鯖ずしと十割蕎麦は、三十三間堂店・高台寺店・JR京都伊勢丹店、そして朽木本店で味わえます。
この時は「ニシン蕎麦」と鯖ずしを食べました。ニシン蕎麦は京都との思い込みが私にはあります。石臼挽き十割蕎麦と京風のだしが特徴です。
2009.05.16 |
|
「手打そば ていしゃば」は、長野県塩尻市木曽平沢、国道19号線沿いにあります。塩尻市といっても奈良井宿に近いところです。
暗くなってから入ったので、店舗の写真はありません。
この時は、「すんき蕎麦」を食べました。「すんき」は一般に冬の物ですが、このお店ではこの時期(7月)でも提供しているようです。麺の太さ2.0〜3.0mm、そば粉とつなぎの配合割合8割。利尻昆布と鰹節のつゆがまろやかな仕上がりです。
すんき漬け・・・信州特産の赤カブ菜(アグラナ科)などを、塩を使わずに漬けこんだ漬け物で、乳酸発酵による酸味が特徴です。塩が手に入りにくかった山国で、冬の野菜不足を補うための知恵として伝承されてきました。
京都上加茂に有名な「すぐき漬け」がありますが、塩を使う京の「すぐき漬け」に対し、塩を使わない木曽の「すんき漬け」の違いがあります。
日本の伝統的発酵食品の中でも、植物性乳酸菌だけで作る「すんき」は、乳酸菌作用による整腸作用・免疫活性化作用があるとされ、健康面からも注目されているようです。
お店からの一言・・・標高1320mの日和田高原と開田高原の最高級玄そばを、
石臼により自家製粉しています。
2007.07.13
|
|
「お食事処 巴」は、長野県木曽郡木曽町日義、国道19号線沿いにある道の駅「日義木曽駒高原・ささりんどう館」内にあります。
この地は、中山道の東西中間点です。後に中央アルプスが聳えます。
この時は、地元で採れたきのこがたっぷり入った「きのこ蕎麦」を食べました。麺の太さ2.0mm未満。そば粉とつなぎの配合割合8割。本醸造醤油をベースに鰹節をたっぷり使った本格つゆです。
お店からの一言・・・地元産の玄そばを石挽きし、すべて自家製の地粉100%の蕎麦です。権兵衛街道開設の祖、権兵衛さんの伝説に由来の味が好評です。
権兵衛伝説…平成18年木曽谷と伊那谷を結ぶ権兵衛トンネルが開通し、通年通行が可能になりました。そのトンネルが開通する以前は、権兵衛峠が両地域をつなぐ道として利用されてきました。権兵衛街道の開祖古畑権兵衛は、楢川村に居住し、牛を使った物資の輸送で生計を立てていました。木曽谷と伊那谷をつなぐ峠道を、両谷の有力者に働きかけ改良に成功、功労者である権兵衛の名が冠せられました。権兵衛は力自慢で天下に知られ、「牛を持ち上げて大名行列をやり過ごした」とか「男衆10人がかりでも動かない、道を塞いでいた大きな落石を、一人で寄せてしまった」など数々の伝説の持ち主でした。そのエネルギーの源は、この日義近郊で収穫されるそばで、権兵衛はその蕎麦の大食いが大変自慢であったと伝えらてています。
2006.10.13
|
|
「くるまや本店」は、長野県木曽郡木曽町福島にある老舗です。代々福島関所を治めた山村代官屋敷に仕え、製粉・精米業を営んでいた水車小屋だったそうです。
現在のお店は、明治43年からあった建物を譲りうけたものだそで、伝統を感じる外観です。
この時は「冷あげ玉蕎麦」を食べました。冷水にさらした蕎麦につゆをかけ、海苔・わさび・ねぎ、そしてあげ玉をのせたもの。サクサクッとした食感と香ばしい味わいが食欲をそそります。
麺の太さ・・2.0〜3.0mm未満。そば粉とつなぎの配合割合7割。濃厚で少し甘めのつゆが、太めの麺によく絡み、蕎麦の味を引き立てます。
冬季限定の「すんき蕎麦」もお薦めだそうです。
お店からの一言・・・代々伝わる製法で自家製粉したそば粉を使い、つゆとのバランスを考えた味作りをしています。
2006.09.13 |





