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今期は初心者のお客様に同行してスポッターに徹したため、自分の獲物をほとんど獲らなかったのですが、それはそれ、お客様が狩猟の醍醐味を知り、そして楽しんでくれたなら、これ以上ない幸せです。
さて、今期は種類の雑誌の取材があったのは、以前のBlogで書いた通り。
ガンズ&シューティング、発売されましたよ。
今回私は2つの記事でご協力させて頂きました。
まずはFXボブキャット。
そして・・・
神保町のロシア料理店のアカネちゃんの初猟。
当社でもこの本は販売しております。ホームページでは前号が載っているので、最新号をご所望の場合は、通信欄に「最新号」などとお書きいただければと思います。
でもね、今回は一つの目的を達成したのよ。
それはね、前に記事にしたA-SUKEさんを伴ってのシャープでの空気銃猟。
これも雑誌の取材だったわけだけど、これはいわゆるアウトドア雑誌なのね。
僕ねぇ、常々思っていたのですよ。
当社でも販売している、これから銃を持つ人のための小冊子、あるでしょ?
あれって小さいのが10年くらい前に出てたんだけど、それ、銃砲店に置いてあるのね。それって大きな間違いだと思うわけ。
だって、銃砲店って、一般の人からすると敷居が高い感じでしょ?
よし、所持するぞ!って決めた人じゃないと来ないじゃない?
もし所持者を増やしたいなら、コンビニとかで扱ってもらう努力をすべきなんだよね。だけどそんな気配は全くなく・・・
で、今回の取材。「ソトスタイル」と言うアウトドア雑誌は、全国の書店やAmazonでも買えますよ。だから良い事なの。狩猟の記事って一般の人の目に触れる事ってあまりないでしょ?
これはちょいと捲りますと・・・
スポッターに徹しているのがお分かりかと(笑)。
目的を達成したって言うのはね、銃専門誌や狩猟専門誌ではなく(それも大事ですが)、一般のアウトドア雑誌に掲載されるってこと。
こうやって間口が少しでも広がっていくと良いね。
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復旧致しました!
はい、何のひねりもない4月1日(笑)。
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ここで一つ面白い事を。
鳥の事に全く関心のない人に「コガモ獲った」などと言うと、「へ〜、で、なんのコガモ?」と言われる事がある。コガモはコガモだ。で、話が噛み合ないから良く聞いてみると、大概の人は何かのカモの子供、つまり「子ガモ」だと思っている事があるんだ。ここはハンター以外も沢山見ているから念のため書きますが、「コガモ」は子供のカモではなくて「コガモ」と言う種類のカモです。英語だとスモールダックではなくてグリーンウィングドティールと言います。
さて、彼はいざポンピング。そして5ミリのペレットを詰めて狙う。
僕はスポッターだからね。彼の0イン距離を聞いておいて、狙う場所の指示をする。
パンッ!
乾いた音が川原に響く。
双眼鏡越しのコガモがコテっとこけた。ヒット!
だけど彼女は体勢を建て直し、泥の岸へ上がる。
撃たれたカモが岸に上がる時は、そのほとんどが飛んで逃げられないからだ。これは良い印。コガモは枯れ草に身を潜める。
で、彼に半矢なのを伝え、彼は二の矢を撃つために再びポンピング。
ではまたここで一つお話を。
シャープなどのポンプ銃の場合、ポンピングで貯めた空気は1発に対して全て排出されてしまいます。つまり、ポンプ回数が多いほど強力になる理屈。
でも、二の矢を撃つときにはまたポンプしなきゃならないから、一度スコープから目を離す事になります(これはスプリンガーも同じです)。そうするとどのようなことが起こるかと言いますと・・・
ポンピングをしながら彼が僕に聞きます。
「サトーさん、逃げた場所が・・・ハァ・・・わかりません・・ハァハァ」
そうなんです。ポンプしなきゃならないから、ずっと獲物を目で追えないんだ。まして今回のカモは岸の草に擬態して隠れてるつもりだから余計に探せない。しかも雌だ(雌の方が色がナチュラルだから余計に分からない)。
「さっき撃った場所より1mくらい左の、草の束が3つあるうちの真ん中の草の左側にちょっと見えるよ」と僕がスポッターの役目を果たす。
彼が見つけ、二の矢を放つ!
コガモは岸から転がって水面に落ちた! よしっ!
皆で対岸に回って回収。
これで彼は3発撃って2羽ゲットした。
素晴らしい!
写真を何枚か撮って(僕は撮るの忘れた)、一休み。
カメラマン氏とA-suke氏と若者氏とで、暫し猟の話に花が咲く。
全く猟をしない人、これから猟を始めたい人、猟を始めたばかりの人。
こうして広がっていくと良いね。
さて、もうすぐ日が暮れる。
カモも獲れたし、これで帰ろうかと言う話になった。
ん? 僕、まだ獲ってないや・・・
じゃせっかくだからキジが居るところを廻って帰ろうと言う事になり、少し先に車を走らせる。
「ここの草むらの向こうに畑があって、その畑には良く・・・」
そこまで話したら、畑の真ん中に居る雄キジと目が合った!
僕の車を見て、驚いて手前の草むらの境に身を隠すキジ。
キジだよ、キジ!
僕の番だからって獲るわけにいかないじゃん!(笑)
車を止めずに、通りすがりの車を装って(笑)、少し先の畑の反対側に車を止める。
僕はサイドミラーでキジの位置は把握している。それを見たまま「やってみます?」と聞いてみる。
「良いんですか?」
「良いんです」と強がる(笑)。
キジはじっとしているから、僕はミラーを見ながら彼に指示を出す。
「ケースごと銃を持って車を降りて、目の前の草むらの影でポンプ。キジの場所は分かるね? 距離は30mだよ。ん〜、ドンピシャ狙いでOK」
「分かりました!」
「ドアは閉めなくていいよ」
「はい」
大物に焦って彼の頭が混乱しないように、スコープの真ん中で狙えと指示したんだ。キジは体が大きいから、多少上下に着弾がズレても、ウマくすれば致命傷を与えられる。
そんなわけで彼はそ〜っと車を降り、キジの方は見ないで草影に向かった。
彼がポンプする。サイドミラーのキジはまだじっとしている。
彼が草の陰からそ〜っと銃を出す。
軽い弾けるような音がする。
するとサイドミラーに映るキジが跳ね上がってまた地面に落ちて暴れた!
ヒット!
僕は車から降り、双眼鏡でキジを確認する。
痙攣している。
普通ならここで「ヤッタ!」となるけど、キジは蘇る(笑)。
でも痙攣しているうちなら彼の意識は無い。
近づくなら今だ。
A-suke氏より僕の方がキジに近い位置だったから、キジが痙攣しているうちに僕は畑の隅に向かってダッシュ! そして確保!
ふぅ・・・
捉えたキジは、左を向いていたんだけど、見事左の翼の根元を粉砕していました。彼の銃はシャープの5ミリ。これを8回ポンプすると約15フッットポンドのパワーです。サイクロンの「弱」と「中」の中間くらいのパワーです。しかもペレットの直径は、多くの方が使う5.5ミリより0.5ミリ小さい。
ね、わかるでしょ?
バイクに跳ねられて交差点の向こう側に15mも飛ばされても、擦過傷で済むヤツも居れば(僕だ!)、不幸にも雪道で転んだだけで命を落としてしまう方も居る。
ある程度のパワーは必要だけど、獲物を確保するには当たり所がモノを言う。
そんなわけで大喜びのA-suke氏。獲ってもらえれば、僕も譲った甲斐があったってもんです。
いやいやいや、良かった良かった!
今期僕は、初心者のお客様と空気銃の猟に行く事が多かった。
ほとんどの猟行がそうだったと言えると思う。
そこでふと気が付いた。
今期キジ獲ってない・・・・・・・
ま、来年に残したと思えば良いか(笑)。
見事4初の発射で3羽確保。 ウチに帰ってきて獲物を見ながら雑談。
内蔵だけ抜いて、料理は彼の楽しみ(彼はプロだ!)
さて、この時はまだ1週間猟期が残っていたんだけど、その週末、関東地方がまた大雪に見舞われるなんて思っても見なかった。
僕の狩猟スペシャルカーも、標準ルーフがハイルーフに・・・
しかも私は15日の最終日、近所のお寺で法事という・・・
お寺が銃禁の境だから、法事に行くとき農道を見たけど、さすがのキジ大王の車の轍すらなかったよ(笑)。
そんなわけで、来期の準備が始まりました。
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3月になっちゃった・・・
最近特に月日の経つのが早く感じる。
爪が伸びるのが早くなったなぁ、なんて思ってたんだけど、そうじゃなくて、爪が伸びるのが気にならないほど日数を過ごしていただけ(笑)。
こちら関東では、今年の2月は荒れ放題の天気でしたね。
ある日、店を妻に任せ、今年初めて散弾銃での鳥撃ちに出かけました。
天気は良い。
良いというか、これ以上無い晴天!
雲一つない空の日は、鴨などはあまり望めない。
散弾銃の鳥撃ちの醍醐味は、やはり飛んでいるのを落とす事だ。
な〜にを当たり前の事を、と思うかもしれませんが、空気銃猟ばかりやっていると忘れちゃう事があるんだよ(笑)。空気銃は飛び立つまでが勝負。散弾銃は飛び立っているのが勝負!
(因に、浮かんでいる鴨を散弾銃で上から撃ちかけても、致命傷にならない事が多い)
待てど暮らせど、ただ暖かいだけで何も飛んできやしない!
付き合いの良いヒヨドリやキジバトにも避けられているようだ。
遠くでカラスの声だけがする・・・
でも翌日は雪の予報。
荒れた時は鴨は飛ぶ!
そんな期待を胸に、いざ翌日になってみると・・・
吹雪き過ぎて話にならん!(笑)
体の風上側に雪が積もっていき、銃身をつかんだグローブが凍って張り付く始末・・・
せっかく時間つくるとこの有様。普段の行いが悪いのか?
速攻で撤収だ・・・
そんな天気に翻弄される今日この頃。
また雑誌の取材があったのね。
天気良ければ良いなぁと思っていたんだけど、これは僕じゃなくて周りの皆の行いが良かったのか、ほどほどの天候で(笑)取材の日を迎えました。
今回は「ソトスタイル」と言うアウトドア雑誌の取材。
でもこれは僕の取材じゃなくて、当社から今年シャープを買って頂いたお客様の中に、東京の水道橋でカフェ「ベースキャンプ」を営むA-sukeさんと言う方が居て、その彼の被取材のお手伝い。
彼は今年から始め、一人で猟に出てはみたものの、まだ獲物を手にしていない。
確かに冬の一日を銃を持って歩くだけでも楽しいけど、どんなに綺麗な事を言ってみても、やっぱり猟の目的は獲物を手にする事だ!
さて、僕は彼が獲物を手にするお手伝いができるのだろうか?
朝10時に集合。
A-suke氏とカメラマン氏、そしてこれから狩猟を始めたいという若者(平成生まれだ!)と共に4人で出撃!
いつものようにジャンケンで順番を決める。
獲れても獲れなくても1チャンスごとに交代といういつもの決めごと。
でもこの日は中々チャンスに巡り会わない。
しかし、お昼も近くなったころ、1本の木に10羽ほどのキジバトが止まっているのを発見。距離約30m。
僕は双眼鏡でスポッターに徹する。ハトが警戒していない事を伝え、彼はシャープのポンプを始める。まだ大丈夫、落ち着いて。
矢先、左右後ろ、ついでに上空、全て問題無し!
(上空の県警ヘリの誘導から、河川敷で職質されたハンターが居る!悪い事はしていなくとも、それは面倒だから避けたい)
5㎜のペレットを詰める。
エイム、パンッ!
木のハト達が一斉に飛び立ち、そして1羽だけ枝から自由落下!
やった!
彼の人生初獲物ゲット!
こういう取材の裏話を少し話そうか。
獲物を見つけるまでは必死でしょ?
見つけてから狙って撃つまでは息を殺すでしょ?
これは同行した人たちも同じ。分かっている。
だから、獲るまではカメラマンもそんなに忙しくない。
と言うか、狙っているとき余計な動きはできない。
だから、獲って、やったー! となってから、「では構えているところを少し」などと言う話になる。
つまり取材では、ボーズより猟果があった方が良いから、まずは獲物の確保に全力を注ぐ。今回僕の仕事はこれ。
で、獲ってから、構えるカット、獲物を探すカット、と言うように、逆再生のような手順になる事が多い。
そして雑誌の記事になる時は、それを普通再生する。
やらせじゃないよ。演出って言うんだ(笑)。
そんなわけでキジバトを手にしたA-suke氏。
興奮冷めやらぬまま、次の獲物を探しに移動。
で、車で走っていると、普通の方にはあまり意味が無いから振り向きもしないであろう看板。そして僕らにはあまり嬉しくない(笑)看板。
そう、あれですよ、あれ!
ネタになればと情報を提供すると、カメラマン氏も「ではちょっと」と言う事になって・・・ 特定猟具使用禁止区域 通称「銃禁」の看板をパチリ! あ、次は僕の番だ。
ん〜、なんか居るかなぁ・・・お!
対岸の草に隠れるようにしているコガモの雌を発見!
でも小さくても鴨は鴨。
カモだよ。お客さん置いて僕が獲るわけにいかないじゃないか(笑)。
すかさず彼に「やってみます?」と聞く。
「良いんですか?」
「いいんです!」と強がり(笑)。
彼は車の外に出て、銃のポンピング。
装填、狙う・・・
さて、彼は初のカモを獲る事ができるのか!?
つづく
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