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ビビンバ、美味かったなぁ・・・と言っても私が選んだのはチキン。
ちょっとしか味見させてもらえなかったので、朝食には絶対にビビンバを選んでやると思っていたんだけど・・・
「ビビンバにしますか? ビーフにしますか?」
CAが前席まできました。
私のところまで来て、いきなりビーフを出します。
「ビビンバは?」
「すみません、なくなりましたニダ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
縁がなかったんだね・・・
しかたないのでビーフに昨夜のコチュジャンをかけて気分だけ(笑)。
あまったチューブを、「これ入れといて」とテルミから預かる。
そんなわけで無事に北島のオークランド空港に到着。
検疫で、釣りに使うために持参したウェイディングシューズを消毒してもらう。
農業国だから他国の「土」には敏感なんだね。
荷物を受け取り出口を探す。
が、疲れたのでベンチに腰掛けていると、なにやらテルミのバッグを前足でカリカリするビーグル犬が。
そのビーグルは黄色いベストを着ていて「ポリス」と書いてある。
「あー、すみません。バッグの中を拝見しても良いですか?」
ビーグルは警官にご褒美をもらい満足顔で待機しています。
「全部出してください」と言われ、ベンチの上へバッグの中身をぶちまける。
「これはなんですか?」
と警官が取り出したのは、機内で食事の時に出たコチュジャンのチューブ。
↓ ココから下はエイプリルフールのネタです ↓
こういうときはどんな冗談も通じないのは分かっています。
もし私が「あ、これは新発売の歯磨き粉で、赤くて辛い味なんです」なんて言ったら強制出国になるかもしれません。
英語がよくわからない私はコチュジャンの説明ができません。
「ちょっとこちらへ」と取調室へ。
日本人観光客が多いためか、日本語を話せる人がいます。
「これからコレを検査します。この薬品が青に変わったら、これは覚醒剤です」
は?
そこでチューブから試験管に搾り出されたコチュジャンは、見事に青色に変わったのでした。
急に警官の態度が変わります。
「荷物はこのままで、こっちの部屋へ来い」
八畳ほどの部屋に机だけ置かれた殺風景な部屋に連れて行かれます。
「ここで少し待ちなさい。この国ではこのような場合、最高20年の懲役まであります。アナタには黙秘権があります。」
「ちょ、まっ・・だってあれは機内で夕食に付いてきた・・・」
「言い訳は結構です。私はこのような人間と毎日過ごしてるんだ。言い逃れできると思うなよ。」
この部屋には時計がありません。どのくらい待ったでしょうか。
多分1時間くらいだったと思いますが、さっきとは違う警官が二人入ってきました。
私の向かいに座って「弁護士を呼びたいか?」と聞いてきます。
しばらくやり取りして、別の警官が入ってきて、担当官になにやら紙を渡しました。
「これが君の荷物から出てきた。この国で君がやろうとしていたことは一体何なんだ?」
↓ コレは本当のライセンスです(年券) ↓
「はい、只のフライフィッシングとハンティングです。それは今年のライセンスです」
「そうか! 釣りと狩をやるやつに悪いやつはいない。俺も小さい頃オヤジからフライを教わったんだ。いまでは毎週末にブラウントラウト釣りさ。この前は200キロの鹿を仕留めたんだぞ!」
「はぁ・・・」
「あれは君の言うように、只の韓国の調味料だった。 持ち込み銃器はアーマライとのAR−30が1丁だけだったな。 あれは良い銃だ。 余計な心配させて悪かったな。 ようこそニュージーランドへ!」
握手を求められた。
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2010年04月01日
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