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字が大きくて太いんだ

当社のHPに「臨時休業情報などはコチラからでも・・・」と案内しているツイッター。
短い文ですぐに情報を伝えられるから臨休情報などに使っているんだけど、色々な人とつながりを持って、そしてそれを共有できるから、それはそれで便利で楽しい。
 
そのつながりを各人それぞれが行って、それをツイッターでは「フォローする」とか「フォローされる」と言うんだけど、私がフォローしている人の中で、あの戦場カメラマンの渡部陽一氏がいる。
彼のことは言わずもがな、ですね。独特の語り口で人気になり、今はとても忙しくしているでしょう。
 
ある日彼の公式ツイートで「初の写真集出版記念トークイベントに70名様を抽選にて・・・」と言うのがあった。
1500円(写真集の税抜き価格だ!)で1ドリンクとサイン入り初版写真集とトークショーというイベントの入場権利だ。
 
彼に会ってみたい!
 
そう思った私は、「3名で!」と申し込んだ。
 
 
くじ運って・・・・悪いんだよねぇ・・・
でもこの年末、今年の運を使い果たしてしまったのだろうか?
しばらくして当選の通知が来た!
凄い! だって70人中の3人確保なんだよ!
 
そしてその当選の通知から一日たって、あることに気が付いた。
3人というのは、妻と娘の分も確保すると言う事。
当然同じ屋根の下に暮らす家族なんだけど・・・・・
そうすると写真集が一家に3冊という事態になる(笑)。
「当日のイベントの収益は‘国境無き医師団‘に全額寄付されますので・・・」とある。
やはり3人なら3冊なわけだ。ん〜・・・
 
と思っていたら、娘が風邪をひいた。行けない。
それはそれでカワイソウではある。が、とーちゃんは行くぜ!
自動的にテルミも行かない事になる。が、とーちゃんは行くぜ!
 
「チャリティーという性格上、キャンセルや人数の変更は・・・成功させてください・・」とある。
 
そこでだ。数人の友人に電話を掛ける。二人確保しなければいけない。
平日、それもクリスマスイブ、渋谷・・・そんな条件だから中々見つからないんじゃないかと思ったんだけど、まぁ当然数人が無理とのこと。
でも幸い、彼女がいない夜勤のカワイソウな友人(ヤバイ、ここ観てるかな?)と、フレックスでたまたま休みだという友人を無事確保!
 
一人は都内に住むので現地で。
もう一人は私の家から一緒に出て電車で渋谷へ。1時間の道程。
渋谷に降り立つと、目に見える人ごみは、すでに旧大利根町の人口をはるかに超えている(笑)。
会場までの道を間違い、かの有名な道玄坂のホテル街に・・・40過ぎのオヤジ二人で迷い込み・・・悲しい・・・クリスマスイブ・・・
 
何とか道を見つけて歩く。
道なき道の山の中のほうが楽なのは何故だ?
 
携帯が鳴る。すでに現着している都内の友人からだ。
「今何処?」
「ん〜、もうすぐ着くと思う。東急前かな?」
「セブンイレブン見える?」
この友人、セブンイレブンを「セブン」と言わないから好きだ。
「あ〜っと、あぁ見える見える。ここからざっと120ヤードってとこかな」
「ヤードで言うなよ・笑」
彼も射手だから分かってくれる。
 
あ、ごめん、渡部陽一さんのイベントの内容を書く前にこんな字数になちゃった。
ん〜っと、少し省略して・・・
 
会場は70名とプレスの人が20人くらい。
関係者の方に「写真撮影はダメですか?」と聞いてみる。それは常識だと思う。
「はい、申し訳ありませんがご遠慮下さい」
「分かりました」
そうしてカメラは鞄の中に仕舞ったまま席に付きました。
 
さぁ渡部陽一さんの入場です。
みんなが一斉に携帯で写真を撮りだす(オイオイ・・・苦笑)
すると「フラッシュ撮影はご遠慮下さい」と司会進行役の女性。
なんだよ、正直者はバカを見るなぁ。フラッシュ無しならOKかよ。
 
以前お話した事がありますけど、僕は知らない人(有名人など)を「携帯・もしくは液晶画面を見ながらの撮影」するのは失礼なようで嫌いなんだ。お互い目があっているはずなのに、片方は画面を見ているというのが嫌なんです(僕が嫌なだけですからご自由にどうぞ)。
まぁそれはそれで・・・
 
そんなわけで・・・僕はNIKONの一眼レフで撮らせて頂きました。
これは彼が一番好きな写真だそうです。
 
イメージ 1
関係者各位・著作権の問題がありましたらお知らせ下さい。すぐに対処いたします。
 
70人でしょ? だから4列目かそこらだったけど、彼との距離は25フィートくらいだったと思う。だから50mmのレンズでもこの通りの近さ。
(いつものD70が不調なのでD3000を買ったのだ!)
 
渡部さんは、皆さんが知っているあの通りの方でしたよ(笑)。
 
この写真、イラクに派遣されている米兵が、イラクの子供達を見て、アメリカに残してきた自分の子供を思い出して・・・・・・・ゴーグルをずらすと目と目が合い、そして交流が始まったのだそうです。
彼はこの写真の説明だけに5分くらい費やしたのだけれど、彼は世間で思われているほど話すのが遅いわけではない。
それは文字に例えると、一文字一文字が大きいのだと思う。
子供にも理解できるように、老人にも聞こえるように話す彼は、言葉の隙間を身振り手振りで補って、そしてそれは余りあるのだと解った。
 
彼の話を要約します。
よくある話だけど・・・・・・・・
絶好のシャッターチャンスと、戦場から人を助けなければならない状況の板ばさみの場合。カメラを捨ててでも救出が第一だそうです。
これは全てのカメラマンがそうじゃないかな?とも言っていました。
そして、ピューリツァー賞は・・・・・取れればいいなぁくらいだそうです。
 
彼は「僕の仕事が無くなることが一番良いわけで、もしそうなったら僕は学校カメラマンになります」と。
彼は、戦場での弱者、いつも犠牲になる子供や女性などの状況を世界に伝えるのが使命だと。
 
最後に写真集を手渡される時、私は彼に「弾に当たらないでくださいね」と伝えました。
そうしたら彼は私の手を両手で握り・・・
 
 
 
安   全   第   一   で  
   やって      おります!
 
 
 
今日は彼に会えてとても良かった。
良かったら皆さんも写真集を手にとってみてください。DVD付き!
イメージ 2
タイトルの意味は皆さんで考えていただくとして・・・DVD,最高ですよ!
 
地面に置かれた銃(AK47)の脇で泣く子供の写真が印象的でした。
それが「銃への恐怖ではなく、お腹がすいて泣いている」のだと知った時は衝撃的でした。
 
渋谷駅で友人と別れるとき、都内の友人が一言。
「彼の仕事場が日本にならなきゃいいんだけど」
確かに日本近辺も最近はキナ臭い。

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