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それをしたら負けだと思っていた。 無理にでも・・・意地張ってでも・・・どんなことしてもやりたくなかった。 鴨の猟が終わった北国の方々から、空気銃のOHの依頼が続いた。 他の銃砲店さんからも修理の銃がちらほら届いている。 HSやマクミランなどのストックのディテール変更や、切削、盛り付け、そして細かい柄の迷彩塗装なども時間を見ながらやっている。 空気銃のエア漏れ検査や塗装やパテの乾燥時間を利用して、銃砲台帳を書き換えるために万年筆をニギリシメテ限られたスペースになるべく多くの情報を書き写した。 「平成21年○月○日 ○○県○○市○○町○番○号○○号室 ○山○男 許可証番号○○○○○○○○○○○ レミントンM742 30-06 銃番号○○○○○○○・・・・・」 ※許可証番号の最初の5桁は警察署の識別、次の2桁はアナタがその許可証を手に入れた西暦の下2桁、その次の4桁が、その年にその所轄で何番目に許可されたのか の通し番号です。 これを200丁ほど書き写したところでワタシは筆を置き・・・ ダメだ・・・ 両手を机にバンッと叩きつけて・・・ 「しゃぁない、行こう」と事務所を出た。 「それ」を手に入れたワタシは驚愕した。 仕事がハカドル! 悔しい。とても悔しいけど・・・ ワタシは負けを認めます。 せめて40になるまでは・・・と思っていたけれど、1ヶ月ほど前倒ししただけじゃん。 いいことにしよう。 本当に悔しい。 が、凄くイイんだ。 特に、今続いている細かい仕事には・・・ 物凄く遠くにいる雄キジを確認できる。 物凄く遠くに浮かんでいるのが、コガモなのかカイツブリなのかを判断できる。 北斗七星のお尻から2番目の星が2重星なのが分かる・・・・・・・・・・ 結論・・・・・遠くは問題ない・・・・しかし・・・・・・・・ 遠視が進んだと言ってください。 英語で言うと「リーディンググラス」、つまり読書鏡。 老眼鏡ぢゃないっ! ルーペの柄を耳と鼻に掛けているだけなんだってば! い、いや、言い訳はやめよう。 負けました。 はい、買いました。 買いましたよ〜だ。 作業場に入ってきたテルミを、眼鏡の上から上目遣いで「ナニ?」と言ったら・・・ 「あら、オジイチャン・笑」と言われました・・・(涙)
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