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今週の初めに、築100年超の純日本家屋に泊まる機会を得た。
土間ですよ、土間! 小さい頃、農家をやっている友人宅へ遊びに行った時に土間があって、当時普通の借家住まいの私は、「変わった作りだなぁ」なんて思ってたけど、土間は表玄関と裏庭が地続きになっているから、屋内は履き物を脱ぐ日本人には、靴(草履・下駄)を脱がずに行き来できるから理にかなっているんだねぇ。
そして、これは建てた当時には無かったと思うんだけど、配線はガイシを使って1本ずつ配置したもの。
今となっては風情がありますね。その「風情」を出すために、最近はわざとこうしているお店とかも見かけます。
「じゃぁねぇ、ここ、使ってください。ウチのスーパースイートルームだよ・笑」と家人が勧めてくれたのは二階。
八畳が6つあって、日本家屋だから全てが襖でつながる。
8X6で四十八畳! ココを独り占めなんて、確かにスーパースイートだ!
そこには昔のままの、つまり「合板」などは使っていない、無垢のケヤキやキリでできた箪笥が並び・・・
一番奥の部屋に布団を敷いて寝たんだけどね・・・
暖房無しだから寒くて・・・と思ったんだけど・・・
最近で一番と言って良いくらいグッスリ眠れました。
なぜだか分からないけど、とても快適な睡眠でした。
随分前に使わなくなったけど、あの重たい綿の掛け布団、その適度な圧力が懐かしかったです。
靴を脱ぐのと湯船に浸かること以外、家での生活はほとんど西洋化してしまった感じな日本だけど、こういう古い家というのも、それはそれで気持ちいいことに気がつきました。
実はココ、商店街のど真ん中にあって、両隣は勿論、向かいもその向こうもビルになっちゃってるんだけど、そんな、そう、ある意味特徴の無い建物ばかりの街のど真ん中で、しっかりと自己主張していました。
今よりまだ時間がゆっくり流れていた時の産物。
そしてこの街では、そこだけ時間が止まったかのよう。
でも流石に築100年超。
各所が痛んでいるのも実情。
ひょっとして? と思ったけど・・・・
こういうのってさ、感情で・・・
つまり、自分がお金(維持費・その他)を出すわけでもない他人が「是非残して欲しい」とか、「勿体無い」とか言っちゃいそうなんだけど・・・
家人はこの建物の外観と内部の特徴は生かしながら、古民家再生専門業者にて補修を検討していると聞いて、少し安心しました。
疲れたらまたここに来られるかなぁと思い、勝手にホッとしている私でした。
日本人ですもの。
もうすぐ桜、咲きますね。 |
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2010年03月27日
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