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「タンクを充填に出したばかりなのに、どうも残圧が低いようだ」とか・・・
口の悪い人に言わせると、「あそこはインチキだ。充填に出したら満圧にしないで返して来た」など・・・
そのような誤解が多いのでちょっとご説明を。
右の真ん中辺り、そうです。充填圧は35℃を基準にしています。
つまり・・・
夏に関東の充填所で約300気圧充填されたタンクをそのまま冬まで使わなかったとして、気温が0℃の冬に初めて持ち出すと、250気圧くらいになっている訳です。コレはもちろん中身が漏れたり減ったりしたわけではなく、気温が上がると圧力が上がり、下がると圧力も下がるということ。
逆に言いますと、充填所は安全のために決まりを守っていますから、冬に「300気圧充填してくれ」と言った場合、仮に充填する場所の気温が10℃だったら、そのときは260気圧くらいしか充填しないことになります。これはインチキしてる訳ではなくて、35℃になったら300気圧になる訳です。
このように、タンクが常識的な温度にある場合、常に安全な内圧になるように充填します。
なので、冬の北海道で空気銃を使う方は、銃に200気圧入れるとしたら、200や250ではなく300気圧のタンクをお買い求めになることをお勧めいたします。
そしてもうお分かりの通り、空気銃に充填した場合も同じです。
タンクからでもポンプからでも同じですよ。
つまり、気温20℃の部屋で充填した銃は、猟場に持ち出し外をうろつけば、圧力は下がってしまいます。銃が車の中にあって、外へ出てすぐの場合は圧を保っていると思いますが・・・
なので、獲物が居たからと慌てて圧を確認せずに発射すると・・・
射撃場ではきちんと0インして、今の獲物の距離もそれとぴったりだったはず、風もなかったのに、外した・・・
な〜んて時は、この気温と圧力が関係しているかもしれません。
もう一つ。
空気は(冬でも)圧縮されると温度が上がります(ディーゼルエンジンと同じ)。
あなたは明日の出猟の備えて部屋で充填しました。シリンダーを触ると結構熱いのがわかるでしょう。圧縮されて温度が上がったためです。その時点で指した残圧メーターの針は・・・
その後暖房の無い部屋にあるガンロッカーに仕舞いました。
そして気温の低い早朝、あなたはロッカーから出した銃の残圧メーターを見ると、針が大幅に下がっています。
「オーマイッ! エア漏れしている」
・・・とご連絡下さる方がいらっしゃいますが、どうぞご安心下さい。
それは表のようなカラクリで、気温により内圧が下がっただけですからね。
※文中の数値はわかり易く単純化しています。
※表内の圧力は「メガパスカル」です。
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2012年07月25日
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