眉唾銃砲店

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鴨が獲れない・・・

腰痛です。腰痛が激痛です。
どのくらい痛いかと言えば、今朝は腰が痛くて目が覚めたくらい。
前にも書いたけど、僕は二度寝ができない。
仕方が無いので無理矢理起きて、家族と朝食。
そう、いつもは皆より遅く起きて一人で食べる。

娘を学校に送り出すとき外に出たら、土砂降りなのね。
雨ですよ、冬の冷たい雨。

「ちょっと腰のリハビリに行ってくるよ」

そう言って軽トラに装備を載せたのよ(笑)。


よく、「雨の日は鴨が飛ぶ。キジが出ている」って言うでしょ?
鴨のことはそうかもしれない。
荒れた天気により、何かの仕組みで田んぼに降りてみたり・・・
でも僕は、まだ鴨のことはよくわかっていない。

キジが雨の日に出てくるって話も、少し猟をやっていれば聞くことだと思う。
でもさ、僕は思うんだよね。
キジだって、雨が降ってなくても餌は食べる訳で、雨の日だからって田んぼに出てきたりってわけではないと思う。雨の日は農家の人の早出が無い。散歩の人が居ない。だから警戒しないってことじゃないかと思うんだ。晴れた日だって、何かの巡り合わせで、田んぼの真ん中に立ってることはある。

ま、そんなことはどうでも良いさ。獲れるときは獲れる。獲れないときは獲れない。

しかし、土砂降りである。
新品の銃とスコープを持ち出すには少し憚られる、が、営業開始時間までまだ間がある。散歩の人、釣り人が居ないこんな日だから、鴨もゆっくり泳いでいるかもしれない。
腰痛を引きずって軽トラに乗る(もうミッドシップ・オープンスポーツとか言わない・笑)。

かも〜 かも〜

もう水面を鵜の目鷹の目で探す。
お、コガーモ発見! う〜ん、羽も綺麗に生え変わり、相変わらず美しい姿。
一瞬体がコガモードになったんだけど、パスする。
今日はカルガモが獲りたいのである。

かも〜 かも〜 かるがも〜

を! 

カルガモの番が約50m先に!

車から銃をケースごと引っぱり出してボサの中へ。ケースの中でマガジン装填。銃を引っぱり出す。やっぱり土砂降りの中では、銃を出しているのは最低限の時間にしたい。
狙う。コッキングハンドルを前に! 装填。 
ONターゲット。
発射。

ボコンッ!

ちょいと前の水面に着弾。さよーならー・・・・・・

はぁ・・・ま・・・・いいさ・・・

100メートルほど車を進めると、なんとその先30mくらいのところにカルガモが10羽くらい浮かんでいる!
車から出て、そーっと遠ざかる方向へ移動。遮蔽になる木に到着。距離40m。
発射!

ボコンッ!

困ったことに、狙った鴨の頭上すれすれのところをペレットが飛んで行くのが見えた。

ガーガー  グァグア〜

はぁ、飛んで行っちまった。
自分のへたさ加減に呆れる。

車に戻ると、ビショビショの服のおかげでガラスが曇る。
しばらくそのままで、暖房を掛けて曇りが取れるのを待った。

なんかさ、濡れ鼠、しかも獲れないとなるとさ、気が滅入るんだよね。
いつもの「半矢にしたとかじゃないから気が楽」とか言ってられない。
腰、痛いしさ・・・

で、缶コーヒーを飲んで落ち着いてさ、ガラスの曇りも取れたし、んじゃぁ次の場所へって思って、ギヤをローに入れたらさ、目の端にある右の田んぼが気になったんだよね。

よく見てみるとさ、田んぼと田んぼの境目の草むらに何か出っぱったものが。

ウィーン・カシャカシャ・カチン!
頭の中が自動的に戦闘モードになる。
車をそのまま前進させ、少し先に見えるボサの向こうに停め、車から降りる。
マガジン装填、エイム!
おっと、ピントが合ってない!
フォーカスダイヤルを回す。
おっ!
綺麗なオスキジ!

いや〜、マーチのスコープは綺麗に見える。まるで、そこに行って観察しているよう。暖かい車内から、土砂降りの車外に出しても、全然曇らないし・・・
(当然その逆も然り)
キジの頭に雨粒が落ちて弾ける。キジは一瞬瞬きをする。キジの頭の上に、細かい無数の水滴がキラキラしている。綺麗・・・

いやいや、そうじゃない。撃つんだよ(笑)。
撃って良い場所、撃って良い獲物、矢先もOK。なぜ早く撃たない?

パシュ!

FXロイヤル250/5.5 は、ちょっとため息をついたような音を出してペレットを送り込む。
キジは1mも跳ね上がって地面に落ち、そして、走る。転びながら走る。転んで撥ねて・・・
僕は銃を持ったままキジに近づく。スコープは最低の3倍に落として、フォーカスも最近距離にした。これだと5mくらいでも見える。5mの狙点は1.5㎝くらい上。つまり、センターより1.5㎝くらい下に着弾する。ファーストフォーカルプレーンのレチクルは何倍にしても、その定規のようなレチクルの数値は同じだ。僕のように算数が苦手でも安心して使える。
頭の中でそのことを反芻しながら近づく。目を開けているが動けないキジ。スコープを構えると、ゆっくり首を地面に降ろし、目を閉じた。

ふぅ。
格好付けると疲れるわ。
そんな訳で、鴨が獲れないのよ(笑)。
でも、キジが居ると撃っちゃうし・・・

キジを回収して、ずぶ濡れのまま移動。

かも〜

田んぼ道を走ってたらさ、左前方100mくらい先の田んぼにキジバトが30羽くらい降りてる。
あー、キジバトかぁ、なんて思ってそのまま車を進めるとさ、1羽だけ凄く大きいヤツが居る。
ん? 双眼鏡・・・忘れた。レンジファインダーならある。それで覗いてみると、群れの一番手前の辺りで72m。そんで、その1羽だけ大きいのは、立派なオスキジ!

チャキーン!
自動的に戦闘モードに・・・
車を降りて(このときドアは閉めない)、車の後ろ側から立ち木に移動し、細い立ち木を左手で握る。
握った左手の手首に銃をレスト。

ONターゲット!

パシュ!

ノ〜〜〜〜ォ!

背中を越して向こう側に着弾。
着弾音で全てのキジバトが飛び去る。
でもね・・・

キジだけはポカンとしている。

パシュ!

ノ〜〜〜〜ォ〜〜〜〜〜!

今度は手前に着弾。
キジは異変を察知したのか、すぐ脇にあるボサヘ向かってゆっくり歩き出す。

左向きに歩き・・・だから、クチバシ辺りに狙いを定め、キジと同じスピードで銃を振る。
ゆっくり、ゆっくり。

パシュ!

ビンゴ!

さっきのキジと同じように、跳ね上がり、転がり、また飛び上がって、柔らかい田んぼに頭から突き刺さって動かなくなった。

しばらくスコープで様子を見る。スコープを24倍にして覗いてみる。
尾羽がふわっと広がったと思ったら、シューっとしぼんで動かなくなる。
キジのメイン電源が遮断された合図だ。
そっと近づく。目も閉じている。
よしっ!

ロイヤルを6.35から5.5にして初獲物がキジ定数だ。

イメージ 1

これは以前記事にしたときと違い、大きい方が普通サイズ。小さい方は小さい。



さてさて、喜んではいけない。
僕は鴨を獲りに行ったのだ・・・
しかも、腰が激痛を伴っている・・・


かも〜





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