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先日、日本のカスタムナイフ界の草分けの榊原正樹さんが亡くなられたことを記事にしました。
彼の作りかけのナイフ、今僕の手元にあるんだよね・・・
ケガキ線も入ってるから本来の姿にしてやろうと思っていたんだけど、当然私には出来ない。なのでナイフ屋稼業の友人に助けを請いた訳です。
彼が遊びに来たとき、無理矢理仕事を押し付けました。
「・・・と言う訳で、榊原さんの残りの仕事を頼む!」と友人に頼んだところ、「彼は僕にとっては雲の上の人。僕が仕上げるなんて烏滸がましい」と。
じゃぁどうすりゃ良いのさ! って聞いたら、「ジェネリック」と。
なるほど!
まぁそんな経緯があって、彼にナイフを一つお願いしたわけなんです。
テルミ専用ナイフ 切れ味も姿も美しい! そんなわけで、どんなものが出来上がるか楽しみだったんだけど、出来てきましたよ!
名前も入れてくれた! それはもう美しい!
変なiPhoneカバーしてるのがバレバレなくらいの映り込み!(笑)
ナイフはさ、道具だから使ってナンボだと思うんだよね。
だから本当は榊原さんのナイフを仕上げようと思ってたんだけど、ある友人はその通りだと言い、またある友人はもったいないと言う。
私もどうするか悩んでいたところ、この Rock Edge Works の友人が「じゃぁコレコレこうすれば良いんじゃね?」と提案してくれて、なるほどそれならOKさ! ってことで、まぁ言い出しっぺは向こうだから頼んじゃったわけ(笑)。
これだよ!
こうなったの!
上が榊原さんの作りかけで、下がそこから型取りして復刻してもらったもの。
彼は僕の猟のスタイルも知っているから、それを加味して、少し彼のオリジナルも入っているんだけど、それがまた良いのね。しっくりと手に収まって・・・
榊原さんのオリジナルは、ある意味お宝だから、おかげでオリジナルはこのまま取っておくことが出来る。
そして寸分違わず作ってもらった復刻版は容赦なく(笑)使える!
榊原さんも許してくれるだろう。
榊原さんがいつも言っていたこと。
「サトーさん、元大関の小錦が盲腸で手術するとしますよ。でもあんな巨体だからって出刃包丁みたいので手術しますかね? しないですよね? 僕らが手術してもらう時と同じメス使ってやりますよ。だから獲物がどんなに大きくても、解体と皮剥きナイフの刃渡りは4インチあれば良い」
手元にあるナイフより、この言葉は一生忘れないと思う。
その通りだと思うから。
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2013年04月23日
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