|
最近嬉しいことがあるんだ。
それはね、射撃とか狩猟を新しく始めると言う方がとても多いんだ。
でも・・・
それなりの狩猟環境で育った方達なら、小さい地域でよくある「あぁ彼は誰々さんちの甥っ子だろ」とか、「誰それさんちの倅が今度銃の許可取ったんだと」とかで、結構すぐに入り込める環境はあったりする。
だけどね、そうじゃない人が圧倒的に多いと思う。
周りにやっている人が全然居ないとか、やっている先輩が仕事場に居るんだけど、グループじゃなくて個人でやりたいとか、色々思惑と違っていたりすることもある。
そんな方達に、楽しくプレイ!してもらうのが僕の仕事。
今年も雉ツアーが始まりました。
今日はね、今最初の1丁目を申請中のTさん。
彼は5.7ℓのHEMIエンジン積んだ大きなピックアップでやってくる。
釣りとか、キャンプとか、いわゆるアウトドアなものが大好きなんだそうだ。
そう考えると、そこに居るものを獲って食べる、それも銃でそれをこなすのは、男としては至上の喜びなわけだ(最近女性も凄く多いので、男としては、ってのはちょっと違うかもしれないけど)。
だけど・・
やはり彼の周りには、そう言う野蛮なこと(笑)をやっている人は居ない。
じゃぁどうするよ?って時に、ウチの門を叩いちゃったんだな(笑)。
そう言うわけで、当社恒例のキジツアーにご案内となったわけ。
僕はね、その日乗せたお客さんの数X定数を目標にしているから、今日は僕とTさんの二人だから、とりあえず4羽発見+指鉄砲でOK。
車に乗り込むと、Tさん、「許可を取るって決めてから、結構あちこち観察するんだけど、キジ居ないっすよ」と。
「そう、じゃぁアレは?」ってんで、1羽目ゲット!(笑)
「おー、野生のキジ、初めて見た。顔真っ赤ですねぇ」と興奮気味。
そうそう、このドキドキ感をお客さんはいつも思い出させてくれる。
だからコレは僕のためのツアーでもあるんだ。
そんなこんなで、その後順調に2羽を発見した後、トラクターが均した畑にフィールドサインを発見したんで車から降りて観察することに。
おぉ、キジの交差点じゃん!
Tさんに、キジの歩き方を説明。
「キジは何処かに向かうときはこんな風に一直線に歩きます。方向を変えるときもあまり弧を描かないで、カクっと曲がるんです。そして首が鳩みたいに前後するから、遠くからでも分かります。よく、遠くからだとカラスと間違う場合があるけど、カラスは左右の足がもう少し離れていて、右足出すときは右肩も前に出て、左足を出すときは左の肩が前に出ます。松の廊下を侍が歩いている姿と同じです。あ、時代劇観ない? あ、そう・・・えっと、人間と手足の出し方が逆なわけで、首も鳩のように前後しませんから分かります」
・・・などを説明。
彼もせっかくなので・・・
後学のためにと写メ(笑)。
このキジは、大体テニスコート2コ分くらいの畑を縦横に歩いて餌を探してたみたい。
その後、このすぐ脇の原っぱで、大きなキジを発見!
みごと定数4羽になったわけだけど、最後の個体は、以前私が「巨大キジ」といっていたヤツだったよ。大きかったし、場所も同じ。今年こそは〜・・・
足跡が分かればね、どのように行動してるかが分かり易くて良いよね。
そういう所も含めて、当地は恵まれていると思う。
だって、砂地の川原とか以外だと鳥の足跡から行動を把握できる場所って中々ないもの。
まず、足跡の形と大きさ&場所。
この大きさ、この場所ならコレコレ、みたいな。
今回の場合、三前趾足(さんぜんしそく・前指が3本)で、乾いた畑。
この大きさと形はサギとかが居るけど、乾いた畑には居ない。
次に歩き方。
カラスもほぼ同じ形と大きさ、場所も一致するけど、彼らはこんな歩き方ではない。
残るはキジ・・・
みたいな感じで、推測する場合は消去法がお得です。
※突っ込まれる前に言っておくけど、そこには雌鶏や雌ヤマドリは居ないと仮定する(笑)。雄鶏より少し小さい雌鶏は、ほぼキジと同じ足跡(大きさ・形)だ! 裏を返せば、そこに普通のキジより大きいサイズの同じような足跡があれば、それは巨大なキジか、野生の鶏ってことになる。クジャク? 彼らは尾羽を引きずった跡が盛大に付きます。切りが無いからこの辺で(笑)。
そんなわけで、銃の所持の仕方、撃ち方だけじゃなく、こうして行うフィールドワークも大切。途中は、距離当てクイズに始まり、猟の方法や、安全の確認の仕方とか・・・
多分1時間くらいだけど、その手の本を何冊も読むより面白いと思う。
もちろん僕は本が大好きだからその手の本も色々読むんだけど、その裏付けができるのは、こうしてフィールドに出たときだけじゃない?
僕は中高の6年間で習った英語より、友達になったアメリカ人と1時間話した方が英語が身に付いたぞ! 6年<1時間 だ!!
本を何冊読むということより(それはとても大事だけど)、30分でも良いから外に出よう!
当地の地勢から、どうしても鳥中心になっちゃうんだけど、よろしかったらいつでもお待ちしております。「連れてってくれー」と一声掛けてください。
風化の具合から、通った時間を推測する・・・なんてのも面白いよ!
ん〜、月に一回くらい、こう言う授業を計画しようかな? 出席する?
(もちろん、どこで買った銃持ってても、まだ持ってなくても、ウチで買わなくても、そんなのは関係ない。しかも無料だ。それじゃぁ申し訳ないと思ったら、缶コーヒーでも奢ってください・笑)
狩猟免許の講習会以外、こういうことする機会ってあんまりないでしょ?
コレだけは断言します。
僕は狩猟免許の講習2日間より、もっと楽しくタメになることを1時間で伝えられる! それも正しく!!
(僕の経験なんだけど、講習会のセンセで、鳥の名前ですら間違っている人が居た! それを教えられた生徒はたまったもんじゃない!)
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2013年05月23日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]


