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今期はね、タシギが少ない。
お客さんが「タシギいっぱい居ましたよ」なんて事を言うけど、そのほとんどがクサシギとかと誤認している場合が多い。
自分で見なきゃ信じられないし、だけど通常なら年末に渡ってきているのに、暮れは全然居なかったし、今年に入ってからも見ていなかった。
そんななか、昨日諸用があって茨城県古河市へ。茨城と言っても、当地からは車で5分で茨城だ(笑)。
なんだか急にマック(関西ではマクドと言うらしいけど)の看板が見えたから、つい寄ってしまい、遅めのお昼を食べる。が、ああいうところは苦手なので、ドライブスルーで持ち帰る。
古河はね、田んぼばっかりだから、あぜ道へ車を乗り入れ、ハンバーガーを頬張る。
のどかだね〜。車内は暖かいし・・・すると100mほど先から、犬を連れた散歩の人がこちらへ向かってくる。そして30mほど先の細い用水路に彼がさしかかったとき、1羽の鳥が飛び立った。
タシギだ!
急いで家へ帰る。
いや、僕は茨城に登録していないからここへ戻ってくるわけではないんだけど、ウチから5キロと離れていないここに居るってことは、ウチの周りにもやっと来始めたのかもしれない。
そんなことを考えながら家へ着く。
「ちょっと仕事してくる」と言って、ボブキャットを車に放り込む。
そしていつもの川へ。
※ 大人のまめ知識
僕の場合、これは仕事には違いないんだけど、税務署の解釈では、銃や狩猟者登録は個人の資格だから、その費用は会社の経費では落ちない)
すると、当社のお客さんのAさんの車が。車内で双眼鏡を構え、川の中を凝視していて僕に気が付かない。彼に電話してみる(笑)。Aさんが一瞬ビクッとなって(笑)双眼鏡を離し、僕に気が付く。
「どうですか?」
「タシギが居るんですよ」
「マジすか?!」
そんなことで彼の指示した方向に僕も双眼鏡を向けると・・・あぁ
あれはクサシギで、ダメなヤツじゃん!
そんなことをAさんと話し、お互いまた別行動。Aさんより100mほど上流へ。
タシギはさ、枯れ草の化身。ウズラの次に見つけづらいと思うのね。だから居そうなところを丹念に双眼鏡で探る。すると・・・
いた!
やっぱり来ていた。
僕に気付いてないようだから、ゆっくり車から降りながらボブキャットをケースごと引きずり出す。ちょちと移動。
装填。狙う。パシッ!
僕はね、構えてから撃つの早いよ。多分3秒以内に撃っちゃう。
相手はいつ飛び立つか分からない。どんなにリラックスしているヤツでも、近くの仲間が反応すれば、退避スイッチの入り方は電光石火だ。
そして、手で持っている限り銃のブレは止まらない。そう、止まらないんだ。止まらないんだから止めようとしたって止まらない(笑)。しつこいようだか、止まらないんだよ。だから狙って悩みながら撃つタイミングを探して「ここだ!」ってときに撃っても、最初にレチクルが合ったときにさっさと撃っても、結果は全然変わらないんだよ。同じ同じ。だから事はすぐに済ませてしまうのだ。
で、撃ったらさ、タシギの頭のてっぺんから1センチくらいのところの土の壁にボコッと大穴が空き(笑)、タシギはビックリして飛び立ってしまった。あぁ・・・
それが夕方4時くらいだったもんだから、その日はもうお終い。
(ここまで引っぱって獲れないのかよ!・笑)
気を取り直して翌朝偵察に出る。
いきなりカルガモが2羽居る。この時期にしては珍しく、こちらに気付いているのに逃げない。獲っていいのか?
車を停め、助手席に置いたケースごとボブキャットを引っぱりだす。ケースも短いから何処にも引っかからない。車の影から立ち木へ移動。
装填。狙う。撃つ! ヒット!
白状しよう。
2羽重なってって、距離も近かかったし、手前のが大きかったから当然手前の狙うわな。そしたら恐らく手前のヤツの頭上スレスレをかすめたんだと思う。後ろの小さいヤツの羽根元にヒット。
大きいヤツはビックリして飛んで行ったけど、小さいヤツは水面でクルクル回っている(神経系統が傷ついている場合の多くがそうなる)。
動きがゆっくりになったところで止め矢を刺す。動きが止まるまでは何があるか分からない(倒したはずの獲物が、急に我に返り飛び立ったりする。多くの方が経験しているだろう)。そして回収。ふぅ。
狙ったヤツじゃないから面白くないけど、まぁ取りあえずやっとボブキャットにも魂が入りました。
そんなわけで、カルガモと比べても、ボブキャットの短さが分かって頂けるかと(キジなら同じくらいの長さかもしれない)。
車から出す時も、構える時も、持って歩く時も、これは取り回しが良くて最高かもしれない。
・・・とここまで書いて見直していたら、昨年のトウキョウジュウホウの大会で優勝したY教授から電話が。
「サトーさん、タシギ獲りましたよ!」
あぁ僕は今年、いつになったらタシギが獲れるのか。
タシギの英名は「スナイプ」。
飛び方が特徴的(ジグザグ)で撃つのが難しいので、これを仕留める事ができたら、その人は「スナイパー」と呼ばれる(昔の英国での話)。
昨今はその意味合いも変わってきたし、空気銃の場合は居鳥(いとり・飛んでいない鳥)を狙うから本来の意味合いとは違うのだけれども、やっぱりタシギは是非獲りたい獲物だ。なんたって美味しいしね。
そうして僕のタシギ獲りの旅は続く(安近短だが・笑)
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2014年01月14日
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