眉唾銃砲店

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蝋で剥こう!

去年から始めた、獲った後の憂鬱を吹き飛ばす、鳥の羽毟りを「らく」なだけではなく「楽しく」してしまう儀式!
 
はじまりハジマリ〜!
 
 
北海道から沖縄まで、ほぼ満遍なく当社から蝋が行き渡り、全国で試している方が多いと思います。(今注文を受けている方々、順次お送りしております)
そして実際に試したお客様などからのフィードバックもありましたので、蝋で剥くのに適した鳥、皮が弱くて適さない鳥があるようなので記します。
 
鴨類・・・・・・・○
ヒヨドリ・・・・・X
ムクドリ・・・・・X
キジバト・・・・○ (粗剥き不要)
キジ・・・・・・・X
バン・・・・・・・○
 
やはり水鳥には効果的なようです。キジバトに至っては、粗剥きも不要との報告です。
逆に考えると、蝋剥きに向かないものは、今まで通りに剥いて(毟って)しまえばよい事です。
 
 
ではまず、鳥を用意しましょう。
夢の中で食べて美味しいものもあるやに聞きますが、できれば狩猟鳥が良いでしょう。今回のモデルはカルガモ。
 
イメージ 1
 
上画像のカルガモはおよそ1.5kg。 蝋でヒタヒタにする場合、獲物の重量の倍の重さの蝋が必要ですから、今回は鍋に3㌔ちょっとの蝋を溶かします。
(誤解しないでください。倍の量全てを一度に使ってしまうわけではありません。1羽に必要な蝋の量は数十グラムです。)
 
そして羽を粗抜き・・・と言いたいところですが、蝋は溶けるのに時間が掛かりますから(量が多いため)、先に蝋を鍋にかけましょう。いわゆる「寸胴鍋」が使いやすいです。
 
イメージ 2
 
蝋は低温でも溶けますが、強火や中火ですとどんどん温度は上がっていって、発火の可能性があります。 最後には発火します!
火傷にも十分注意してください。
 
 でも・・・・・お客様からの報告では、多少高めの温度の方が蝋が隅々にまで回るそうです。
 
 
さぁ、表面の羽を適当に粗剥きしましょう。
 
イメージ 3
 
こんなもんで十分です。いや、むしろこの位で!
この段階であまり綺麗にすると、かえって蝋の付が悪くなり・・・皮の表面だけに蝋が付き後処理が面倒です。
つまりこの段階ではイイカゲンに毟ったほうが後で楽というパラドクスなのです!
綺麗に抜かなくていいから楽。その方が後から楽。だから楽々なのです!
 
さぁ、鍋に入れましょう! と書くと料理みたいですが(コレで料理はできないだろうか?)。
開腹してしまったものは、この時点でキッチンペーパーを詰めておきましょう。
 
イメージ 4
 
このように、首と両翼の先端をまとめて持つと、脇の下などにも蝋が回りやすくなります。
 
すこしジャブジャブしましょう(少しですよ!)。
 
イメージ 5
 
そして引き上げるとこんな感じです。
これを水冷します。
 
イメージ 6
 
このような形で固まらせます。
そして、しばらくこのことは忘れましょう。忘れて次の鳥に取り掛かりましょう。
早く固まらせるには氷水も効果的です。
 
そして、上画像のような形にした理由は・・・
 
イメージ 7
 
両翼をこのように持って左右に引っぱります。 すると・・・・・
 
 
ごめんなさい、お客様が来たようなのでまた夜にでも書き足します。
 
え〜、ごめんなさい。再開します。
で、なんだっけ? あ、そうそう、両翼を左右に引っぱると・・・
 
イメージ 8
 
このようにバリッっと、一番抜きにくい翼の内側が真っ先に、そしていっぺんに抜けます!
そしてその後は、上でできたひび割れから、どんどん蝋を剥がしていきます。
 
イメージ 9
 
開腹してしまった場合に詰めたキッチンペーパーは、蝋と一緒に抜けてきます。
 
背中の毛は・・・
 
イメージ 10
 
このように一気に、そして綺麗にはがれます。
そしてこの蝋の凄い所は、筆毛、棒毛、筒毛などと呼ばれる生え始めの抜きにくい毛も・・・
 
イメージ 11
 
ご覧の通り、綺麗に蝋に付いてきます!
 
副産物として・・・
 
イメージ 12
 
蝋の熱のせいでしょうか?
足、水かきの「皮」も綺麗に、そして楽に剥けます!
 
そして水洗いして完成!
 
イメージ 13
 
手羽先、手羽元の羽毟りが、完璧に、そして両翼で1分掛からないだけでも、この蝋を使う意味はあると思います。慣れると1羽が5分程度でツルツルになります。
 
残った羽毛をバーナーで焼いて処理したりして、皮を縮めたり、焦がしたり、変な臭いを付けることもありません。
 
獲物に銃創があっても気にせずにできます!
 
コツですが、獲物の体をなるべく濡らさない事(蝋の付きが悪くなります)。
荒っぽく粗抜きする事(外から見える羽だけを粗抜ききする・産毛までは抜かない)。
 
コレだけ!
 
 
一羽の為に大量の蝋をとかすのは不経済かもしれませんが、複数羽あるときには効果的ですし、一番苦痛の種だった鳥の羽毟りが、楽というより楽しいんですからステキですし、獲物に蝋の臭いも付きません。
 
最後に・・・・・筒毛が付いた蝋を再利用すると、蝋にエモイワレヌ香りが付いてしまい困るそうです(お客様からの報告)。
ですので、剥がした蝋の再利用は筒毛の無い部分だけにした方が無難ですね。
 
羽毛で一杯になった蝋は溶かし、茶漉しかキッチンペーパーで濾せばまた使えます。
 
さぁ、どうぞ皆さんも楽しんでください。
 
 
 
蝋のご用命は当社まで。
 狩猟用品 ダックワックスと進んでください。
 
 
 
 
撮影協力・・・カメラマン・843部隊-大隊長

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