ハウエバー稲川のパチンコ島通信

コミュニケーションツールとしてのブログに期待しています。いろいろと意見交換したり、交流を広めたりしたいですね。

クイズ

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前回のつづきはすぐ書くつもりだったのに、あれよあれよと10日間ばかりも過ぎてしまった。気がついたら8月ももう7日、前のストーリーを読み返しつつ、つづきを書きます。毎日アクセスしてくれていた人たち、ごめんなさい。


(前々回のつづき)・・・・・

バカンスの最後に罰ゲームをやらされることになった翌日、僕と高橋(充)の2人はいまだにひりひりする肌と寝不足で最悪のコンディションのまま、乗用車に乗ってチチェンイツァに向かった。

ひたすらジャングルの中を1本の舗装された道が延びており、車は猛スピードで走り続ける。ところどころに集落が点在しており、その入口と出口のところだけは道路を横切るように凸状の段差が設けられていた。たぶん、交通事故の危険を少なくするために、車のスピードを緩める目的で設けられているのだろう。同じものを地元の大学の構内でもみたことがある。
飲食物や手づくりの土産物らしきものを販売している店も集落の中にはいくつかでていた。たぶん物価も安いに違いないから立ち寄りたいなと思いつつ、もちろんそんな余裕もないので許されるわけもない。
そんなこんなで2〜3時間ほども車で走った後、ようやく僕たちはチチェンイツァに着いた。

このチチェンイツア、ついこの間はピラミッドが「新・世界の七不思議」のひとつに選ばれたりして、相当注目されている。カンクンと同じく、今やメキシコ観光の定番ともいうべき観光地だ。
だが、20年前の当時はまだまだ日本では無名に近く、僕も実はほとんど知らなかった。ウルトラクイズの影響か、メキシコのピラミッドといえば、すぐに頭に浮かぶのは、ティオティワカンの太陽のピラミッドだ。
それと、第11回ウルトラクイズで訪れたときは、スケジュールの都合だったと思うが、クイズが終わるとすぐに出発してカンクンに戻ってしまい、戦士の宮殿とか生け贄の池とかも見られずじまいだった。後のアサヒ・スーパードライのテレビCMで、落合信彦がこのチチェンイツアを背景にビールを飲んでいたとき、本当に残念だったと思った。

車を降り立った僕たち2人は、カメラがまわるまでもなく、その場でリンカーン組と再会した。しかし、温井の姿がない。ついに運も尽きたかと思うこと半分、残った人数をみて、だいぶ絞られてきたなと思う気持ちが半分だった。

ここからはオンエアされたシーンである。

荷物を持った僕たちは、留さんに案内されるままに、ピラミッドに近づいていった。そして、観光客が上り下りする面(注:階段の中央に鎖がつけられていて、この面だけが観光客の上り下りが認められていたような気がする)を左側に回りこむと、視界に入ってきたのは、見るからにクイズのセット。階段の途中に数字のパネルがつけられているのを見て、この階段を使ったクイズを行うのだとわかった。

ちなみに、留さんの「どんなことをやると思う?」との問いに、僕が「ジャンケンして、勝ったら、チ・ョ・コ・レ・イ・トとかって上がっていくんでしょう」と答えたのは、その場での思いつきである。階段でやる遊びと言ったら、やっぱりこれでしょうってな感じで自信満々に答えたジョークだった。
これを話したとき、僕の地元のルールでは「パーで勝ったらパイナップル」「チョキで勝ったらチョコレート」「グーで勝ったらグリコ」なんだけど、「グリコ」は企業名だからまずいだろうということで避けた。でも、そもそもこのゲームは全国共通なんだろうか? そしてこの僕の話は一般に通用するもんだろうか? などとちょっと心配だった。実際はどうだったんだろうか。教えてほしい。

「恐怖のピラミッド かけのぼり数字クイズ」

答は全て数字になるクイズが出題され、挑戦者は正解と思う数字を各々が表示する。正解ならばその段数を上がり、不正解の場合は自分が表示した数字分の段数を下がる。答に自信がない場合は表示するのを保留してもよく、その場合は当然上り下りはない。その繰り返しでクイズを進行し、92段ある階段を上りきった挑戦者が勝ち抜け。そして、最後まで階段を上りきれずに残った挑戦者が敗退、というルールだった。

「Q.国外脱出を賭けて戦った成田でのジャンケン。あの日から数えて今日で何日目の旅?(A.17日目)」

僕はとっさに自分の腕時計をみた。このときつけていた僕の腕時計には日付と曜日が表示されており、しかも僕はウルトラクイズの旅の間中、あえて時差による時計の調整は一切せず、日本時間のままにしていたからだった。
表示は22日の火曜日、成田のジャンケンは6日の日曜日だったから、6日から数えて17日目になる。

ここでは全員が答を表示したが、正解したのは、山賀・僕・宇田川の3人だけ。僕たち3人は階段を上り始めた。まるで自宅の階段を思わせるほど急な階段で、しかも手摺などは一切ない。ちょっとでも体を起こそうものなら、後ろに倒れてしまいかねないような感じだ。

第2問は、ここで出題された中では一番の難問だった。
「Q.1492年にインドをめざして探検航海を行ったコロンブスが、サンサルバドル島に上陸したのは、10月の何日?(A.12日)」※問題はうろ覚えなので正確ではない

この問題はさすがにわからなかった。ここで解答権のあった僕たち3人は誰も答を表示せず、第1問を間違えてペナルティボックスに入っていた残り5人も元の位置に戻った。そしてこの問題は結局オンエアされずに幻となった。

つまり、オンエアでは紹介されなかったが、ここではある問題に間違えて階段を下りる場合に段数が足りない場合、階段の下、僕たちが並んだ後ろに布いてあったシートの中に入り、1回休みすることになっていた。たまたま唯一の機会となった第2問で誰も正解も不正解もなくカットされたため、このルールがうやむやになってしまったのだ。

それからの出題は、どちらかといえば簡単な問題が多かった。たぶん、ゴールまでの段数が92段と多かったため、難問を出題して収拾がつかなくなるのを恐れてのことだろう。個人的には巨人軍の永久欠番や祝日のような、答が複数ある問題とかを、もっとだしてほしかったと思う。

その後の山賀・僕・宇田川の3人は、順調に正解を重ね、6問目(オンエアでは5問目)にゴールに到達した。そして、柳井・高橋(麻)・高橋(充)の3人が勝ち抜け、最後は大学生同士、中央大学の中村と、慶應義塾大学の藤村の2人の対決となった。
一進一退でどちらが勝ってもおかしくなかったが、最終的に中村が抜け出し、ゴールにたどり着いた。僕たちは留さんに促がされて狭い頂上で万歳をしたが、何人かは元気がなかった。好青年だった藤村の敗退に心を痛めていたのだろう。

それにしても、ピラミッドの頂上からの眺めは絶景だった。ここに来るまで、車はひたすらジャングルの中を走っていたが、その答がこの風景だ。
ピラミッドの周囲は、360度、どこをみても緑色のジャングル。その広さたるや半端ではない。地平線に至るまでが全て緑色なのだ。水平線ならぬ、緑の地平線をみたのは、これが最初で最後だった。

「ここは日本ではない」

僕は、自分がウルトラクイズで海外にいることを、改めて実感するのだった。

(いよいよ核心に向けて、つづく)

次回はチチェンイツァということで、本当は前回の終わりに質問をしようと思っていたんだけど、すっかり忘れていた。ちょっと聞いてみたいことなので、つづきを書く前にみなさんに質問です。

チチェンイツァでのクイズは、「恐怖のピラミッド かけのぼり数字クイズ」でした。
クイズの答えはすべて数字で、挑戦者一人ひとりがクイズの正解と思う数字を表示し、正解の場合はその段数をのぼり、不正解の場合はその段数をおりる。そして、92段ある階段をのぼりきれぱ勝ち抜けというものでした。また、答がわからないときや自信のないときは解答を保留することができ、その場合は当然のぼりおりはありません。

さて、そこで問題。
では、あるクイズに不正解となって階段をおりるときに、マイナスになってしまう場合(=不正解分の段数がない場合)は、どうすることになっていたでしょう。

ちなみにオンエアではルールは説明されていませんが、現場では明確なルールが示されています。

さて、わかるかな?
いろいろ予想してみてください。とはいっても、今回は選択肢は少なそうですけどね。

※答でなくても、自由に書き込んでください。

(前編からのつづき)

デンバーで泊まった翌日、空港にはなんのトラブルもなく、僕たち3人は、いよいよカリブ最高のリゾート地・カンクンに向かった。
そして数時間後、カンクン空港に降り立った僕たちを出迎えたのは、高温高湿のカリブの熱気だった。

とはいっても、このときの僕は、これからバカンスを過ごすことになるカンクンのことを、ほとんど何も知らないでいた。
この10年ほど前に、ユカタン半島の北岸にあったジャングルを切り開いて開発された、新しいリゾート地。ラグーンにはさまれた細長い砂洲の上に、まだ真新しいホテルが、いくつも並ぶ。人工的に開発された観光地らしく、物価は周辺と比べて10倍も高いという。

僕たちが入ったのは、数多くのホテルの中でも、たぶん1、2を争う最高級の巨大リゾートホテル。後に日の出タイムショックの舞台となるホテルだった。ホテルの敷地内にも広大なプールがあるが、そのすぐ向こうは、信じられないくらい粒の細かい白い砂浜、まさにパウダーサンドというにふさわしい。そしてその向こうには紺碧の海が広がり、近づいてみてみると、透明な海水の底には、白いパウダーサンドがそのまま広がっている。
第11回ウルトラクイズの旅において、グアムよりもハワイの海のほうがきれいだと思ったが、このカンクンの海は、そのハワイよりももっともっときれいだった。

いよいよバカンスの始まり。さてどんなバカンスが待っているのかと思いをめぐらす僕たちだったが、チェックインを終えたプロデューサーは、僕たちのところへやって来ると、部屋の鍵とともに、一人200ドルずつの現金を差し出した。

「まあ、これからは2人で、自由にやってくれ。」

つまり、200ドルはよく言えば僕たちの小遣い、悪くいえば生活費で、バカンスの間は全て自由行動というのが、バカンスの正体だった。

その日の夜、僕と高橋(充)は夕食をすませた後、ラウンジで行われていたショーを見物しに行った。いかにもアメリカ人のエンターティナーといった司会者がでてきて、客席の宿泊客らに話しかける。

「ニューヨークから来た人」
「カリフォルニアから来た人」
「カナダから来た人」
 ・・・・

宿泊客たちがどこから来たのかを想定しつつ、順にその場所をひとつずつ挙げていって、該当者が歓声をあげている。
しかしながら、「日本から来た人」との問いかけは、最後までなかった。それもそのはず、当時のカンクンは、古くからのリゾート地であるマイアミやアカプルコに飽きたアメリカ人たちが、より新しいリゾートを求めて立ち寄る場所で、日本人はまだ1ヵ月に数組程度がハネムーンで訪れるだけのようだった。今日のメキシコ観光の定番となった感のあるカンクンとは、全く状況が異なっていたのだ。

翌日、僕たちはなんとはなしに過ごした。カンクンがリゾート地とはいっても、主要なものは全てホテル内にあって、ホテルを一歩外に出れば、特にこれといったものは何もない。おまけに物価が高くてぜいたくもできない。僕は元々泳ぐのが苦手だったし、それほどアクティブではない高橋(充)も、休日を持て余していたようだ。(注:実はこの日の記憶は曖昧で、ひょっとしたらこの日自体がなく、この日の記憶は前日のものだったかもしれない。なぜって、リンカーン組がバッドランドの翌日から移動・クイズ・移動という動きをしていれば、カンクンのバカンスは元々が中3日、デンバーでロスした分を含めると2日しかなかったことになるのだから・・・)

そしてバカンスの最終日、僕たちにはとんでもない罰ゲーム?が待っていた。

朝、ドアをノックする音がするのでドアを開けてみると、リンカーン組と同行していたはずの出演者担当のディレクターが立っていた。
ディレクターが強い調子でまくしたてる。

「なんだあ、おまえら。4日間のバカンスを楽しんだとはとても思えないほど白いじゃないか」

僕たち2人はディレクターに連れられ、プールサイドにでた。途中ショップでディレクターが買った、日焼けオイルの一番きついのを渡されると、全身に塗るように言われる。

「今日は、このまましばらく日焼けをしろ。入室を禁じる」

というわけで、僕たちは数時間も炎天下で日焼けをさせられることになった。

そして、午後もたいぶ昼下がりになった頃に再びディレクターがカメラマンを伴って登場すると、今度はバカンス風景の収録が始まった。
思い切りネタバレだけど、まあいいだろう。つまり、オンエアでリンカーンのときにやっていたバカンス風景は、全くのやらせである。そのときだけは、僕たちは美女からココナツジュースをもらって飲み(僕はオンエアのこのシーンは音楽と動作がマッチしていてたいへん気に入っている)、バカンスを満喫しているように紹介されたが、そんなのはここだけのことだった。

その日の夜、僕と高橋(充)は日焼けで肌が真っ赤になり、激しい痛みにのた打ち回っていた。タオルを水で冷やして肌に当ててみるものの、熱が全くひかない。「これぞ因幡の白兎状態」と笑えないギャグを思いついていた。
ちなみに、ここで日焼けしたため、つづくチチェンイツァやカンクンでの戦いでは、僕はきれいに日焼けしている。しかしそれもそこまで。ワシントンのあたりからは、無理がたたって肌がぼろぼろになっていた。今ビデオをみても痛々しい。

そしてチチェンイツァの戦いを翌日に控えたこの夜、僕はリンカーン組(リンカーンで敗退した温井を除く)がすぐ隣のホテルに泊まっているのを、全く気がつかないでいた。

(チチェンイツァへつづく)

※あと5回くらい続きそうだよ。そして、今回と次回はまったりネタだよ。ということで……

(前回のつづき)

バッドランドで、僕と高橋(充)の一足跳び組と、その他7人のリンカーン組に分かれた僕たちだったが、バカンスへの出発は翌日早朝、ということで、別々の車でラピッドシテイに戻った。
但し、リンカーン組は元のホテルに戻ったものの、僕たち2人が連れて行かれたのは、元のホテルからは歩いて5分ほどのところにあるモーテルだった。

このモーテル(といってもラブホテルではない)というのが、とにかく怪しかった。
「ターミネーター」とかのアメリカ映画やテレビドラマにでてくるような、平屋で各部屋が横並びになっていて、車が部屋のまん前に駐車できるようなところ、ドアを開けるとすぐにベッドルームといえば、想像がつくのではないだろうか。
たぶん、ラピッドシティにはホテルらしいホテルが元のホテルのひとつしかなかったので、スタッフとリンカーン組をそのホテルに留め置き、僕たちだけをこのモーテルに移動させざるをえなかったのだろう。ドアを開けて遠目に元のホテルを眺めつつ、「どちらが上位の勝ち抜けなのかわからないな」とこのとき思った。
夕食もたしか50ドルばかりを渡され、僕と高橋(充)だけの2人で、モーテルの隣にあったステーキハウス?で食べた。夕食後に部屋に戻ったとき、元のホテルの電話番号を知っていたので試しにかけてみたところ、リンカーン組はひとつの部屋に集合していて、宴会になっていたようだった。なんとなくさびしかった覚えがある。

・・・・・

そして翌日の朝早くモーテルをでた僕たちは、カンクンに先乗りする制作会社のプロデューサーと3人で、ラピッドシティ空港に向かった。
いよいよカンクンでのバカンスが始まるのだ。おまけにクイズも当分ない。つまり、敗退=即帰国の危機が少しの間だけだが、ない。開放感とも安堵感ともとれる、中途半端な気持ちだった。

だが、ラピッドシティ空港に着いてすぐ、僕はとんでもないミスをしていることに気がついて青ざめる。

「パスポートがないっ」

前夜泊まったモーテルがあまりに怪しいところだっため、万が一泥棒とかに襲撃された場合にパスポートを奪われないように、パスポートだけは枕元の家具の引き出しに入れておいたのだった。そして、そのまま忘れて空港に来てしまったというわけだ。

幸いにして飛行機の出発まではまだ時間があったため、プロデューサーが元のホテルにいるツアーコンダクターに電話をしてたたき起こし、このツアーコンダクターがモーテルに出向いてパスポートを回収した上、空港まで届けてくれた。
この一件で、制作会社のプロデューサーからは、バッドランドでバッファローに似ていた話とあわせて、「バッファロー・タコス・稲川」という、ありがたくないニックネームをつけられてしまった。


ラピッドシティは地方空港にすぎないため、いったんは国内線のハブ空港になっているデンバー空港に行き、ここでカンクン行きの飛行機に乗り換えることになる。僕たち3人は、4日前に一度降り立っているデンバー空港に、再び立ち寄った。何度みても、国内線用の空港とは思えないほど巨大だ。ターミナル間が非常に離れているため、空港内をコンピュータ制御の電車が走っているほどの巨大さなのだ。

でもまあ、あくまで立ち寄り地だから、ゆっくりはできないなと思っていると、ここでまたトラブル発生。なんと空港一帯に低くたれこめた霧のために、飛行機が発着できないという。

しばらく待ったものの、結局この日はデンバー空港からカンクンへ行くことはできなくなり、僕たち3人は仕方なく空港に隣接する近代的なホテルに泊まることになった。

・・・・・

こうして、カリブ最高のリゾートで過ごすはずの4日間のバカンスの初日を、僕と高橋(充)はカンクンにたどりつくこともなく終えた。

(後編に続く)

(前回のつづき)

荒涼とした風景の中、不意に道路近くにたくさんの解答席が見えてきたかと思うと、僕たちを乗せたバスは停車し、降車するように指示された。
いよいよバッドランドの戦いの始まりだ。

しかし、バスを降りてみてまずびっくり! 暖かだったデビルスタワーとはうってかわって、冷たい風がつきささる。
気温は8度。しかし、前日までが非常に暖かかったので、全く心の準備のできていなかった僕たちにとっては、まるで氷点下にでもなったかのように、気温が低く感じられた。直前に買ってもらったトレーナーを着込んでいたので、なんとか身体は我慢できるが、とにかく顔や口のあたりが寒い。頭の回転にも影響しそうだし、口がうまくまわるかも疑わしい。それでいてクイズ形式はみるからに早押しクイズなので、どんな展開になるか予想できない。

それと、自分の席に着席してすぐ、勝者席と思しきところにかかっていた札が気になった。

「ひと足お先にメキシコ行き」

あれっ? 事前に手渡されていた資料では、次の予定地はリンカーンのはず。なんでメキシコなんだ。(注:この時点ではまだ、「遠まわりのリンカーン行き」の札はかかっていなかった)

僕の疑問は留さんのルール説明で、ようやく解けた。

早押しクイズ。2ポイント獲得(1問正解1ポイント、間違いは−1ポイント)で国境越えクイズに挑戦、そこで不正解の場合は0ポイントに戻って再び早押し席へ。そして正解の場合は、次のリンカーンをスキップしていきなりメキシコへ行き、カリブ最高のリゾート地で4日間のバカンスを楽しめるというものだった。
但し、国境越えできるのは先着2名までで、残りの8人は早押しクイズ2ポイントで勝ち抜けて遠まわりのリンカーンへ行く。そして最後までの請った1名が敗者になる。

国境越えのルールと枠が2名と聞いた僕は、帽子をかぶりなおして気合を入れた。敗退=帰国して即辞表の僕にとって、敗退のリスクをわずかでも少なくしたいというのが正直な気持ち。もし気分的に余裕があれば、あるいはリンカーンを飛ばすのはもったいないと思ったかもしれないが、このときの僕には、リンカーンに行く気などはさらさらなかった。

・・・・・

そして、いよいよ実戦。
それでは、ここでの戦いぶりは、高橋(充)と僕、そして宇田川に焦点を絞ってみてみよう。

Q.おやじの川、オールマン・リバーという別名をもつアメリカの川は?(A.ミシシッピ川)

最初の1問を答えたのは宇田川だった。しかし、すぐに高橋(充)の怒涛の攻めが始まる。

Q.合衆国・ユナイテッドステイツといえば、アメリカと/もうひとつどこ?(A.メキシコ)
Q.乾燥した空気の成分は、大部分が窒素、次が酸素。ではその次に多い/成分といえば何?(A.アルゴン)

続く第2問を高橋(麻)が答えた後、高橋(充)が連続正解。この2問はどちらもクイズ知識としては常識に近く、僕もボタンを押したが、2問とも高橋(充)に押し負けた。この日の高橋(充)の冴えに、尋常ならざるものを感じた。

Q.松や杉の樹脂が化石となった、中国でいう七宝のひとつといえば何?(A.琥珀)

2ポイントを獲得した高橋(充)は、1人通過席に立った。そして上の問題。正直このときの僕には答が浮かばなかったのだが、高橋(充)はひと呼吸おくと、なんなく正解を答える。
まさに完璧な圧勝劇だった。同じクイズ経験者とはいえ、このときまで、僕は高橋(充)のことを全くマークしていなかった(失礼!)。それが、勝ちにいった勝負で、僕は高橋(充)に完敗。ショックというか、そんな気持ちにもならないほどの、あっという間の勝ち抜けだった。

Q.地球が自転しているのを、振り子の/実験で証明した、19世紀のフランスの物理学者は誰?(A.フーコー)
Q.「地球は青かった」の名言で知られるガガーリン少佐が乗った、ソ連/の有人宇宙船の名前は何?(A.ボストーク1号)

高橋(充)が勝ち抜けて残り9人となってから、僕はようやく早押しクイズで正解する。1問おいて上の2問を連続正解した僕は、問題を選んで通過席に立った。

Q.釣り用語で、魚が泳いでいる層のことを何という?(A.タナ)

ちょっと考えて答が浮かばなかった僕は、この問題に「生簀」と答えて挑戦者・スタッフ全員の大爆笑を受けた。間違えるにもほどがある。いくらマイナスがつかない場合はとりあえず何か答えるのが常とはいえ、なんでそう答えたのかわからないほどの大間違いだった。答を聞いてなんとなく聞いたことがあるような用語だったが、「魚が泳いでいる」から連想したのは「生簀」。う〜ん、恥ずかしい。でも、わざとじゃないよ。

Q.ここバッドランドと同様、浸食作用によってできた、アリゾナ州/を代表する大峡谷といえば何?(A.グランド・キャニオン)
Q.有史以前の植物といわれ、樹齢3000年のものもある、アメリカ杉と/いったら何?(A.セコイア)

大間違いで0ポイントに戻った僕は、すぐに「グランド・キャニオン」を答えて挽回したが、ここで宇田川か゜「セコイア」を答えて2ポイント、通過席へと向かった。僕は大いに焦った。

Q.C.W.ニコルの小説、漢字で「勇ましい魚」と書く「勇魚(いさな)」は、どんな動物について書いたもの?(A.鯨)

僕はこの答にピンときたが、宇田川は知らない問題だったようだ。「熊」と答えて0ポイントに戻った。

Q.大自然に生きる動物たちの生活をテーマにした漫画「ジャングル大帝」の原作者/は誰?(A手塚治虫.)

その後2問ほど別の挑戦者が答えた後、この問題に僕が答えて2ポイント。2度目の解答席に向かった。

Q.アメリカでの題名が「ローンウルフ・アンド・キャブ」。翻訳本が22万部も売れた、小池一夫原作の劇画といえば何?(A.子連れ狼)

「子連れ狼」は原作本も読んでいたし、萬屋錦之介のテレビドラマも大好きでよく見ていたから、すぐにわかった。今度は確信をもって正解し、やっとのことで二つ目の国境越えの席を確保することができた。

その後、残り8人の挑戦者は、2ポイント勝ち抜けの早押しクイズに突入し、次々に勝ちぬけが決まっていった。通過クイズで一度不正解になり、0ポイントに戻った宇田川が勝ち抜けたのは7番目。そして、天国と地獄とはこのことをいうのだろう。前のデビルスターではトップで勝ち抜けた天沼が、ここでの敗者に決定した。

・・・・・

高橋(充)には完敗したものの、なんとか国境越えに成功し、一息つけたことで、この日の僕は満足だった。しかしここでの戦いが後に、僕に大きな衝撃を与えることになるのだ。

(つづく)


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