此処。

復帰しないかもしれません。しないかもしれません。

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弾丸論破

ここ以外長文上げるとこがないのでゲーム感想。


ダンガンロンパやりました。

褒めたいんですけれど、褒め言葉が『悪趣味』以外見つかりません。私にとってはそんなゲームでした。
いや、良くできてはいますよ。完成度という言葉とは違った意味で。かなり気に入ってますし好きですよこれ。でもやっぱ悪趣味。
推理モノとして見ると割とヘボです。
ゲームとして見ても割とヘボです。
褒めたいんですけれども、口を開けば駄目なところばかり出てくる、そして、駄目だから愛しいかというと、そんなことは全然ない。
なんかそんなゲームです。

というわけで、まず褒めた方が良いでしょうか、貶した方がいいでしょうか。落として上げた方がきれいにまとまりますかね。どうでもいいですね。はい。
なお、前提としてネタバレ全開です。
それと、私が勘違いしていたり間違っていたりすることも色々ありましょうが、まあそんなものです世の中



・推理モノとして

トリックも、それに至る為の推理も割と簡単です。
どっかで見たような事件が多いという話がありますが、それは別にいいかな、と。
事前準備不可能な閉鎖空間が舞台ですし。実行するのが、平凡とは絶対に言えない連中とはいえ、一応は高校生なのですし。
黒幕が古典的動機にこだわっていたように、古典的トリックをそろえようという意図もあったのかもしれません。なかったのかもしれません。きっとありません。

というか、事件や推理が簡単だったり既視感あったりなのは実のところ大きな問題ではありません。少なくとも私の思う、推理モノ、としては。
では何が問題かというと、一つ目は整合性のぶん投げ。もう一つは推理の放棄。

粗探しは趣味ではないですし、そういうのが向いたオツムでもないのでしませんが、これ絶対破綻してるよね? というかなんかもう破綻してないはずが無い気がしてならない。

というか、真面目に設定すればするほど綻びが広がり続けるので、勢いとかモノクマとかモノクマとか盾子ちゃんとかで誤魔化してることばっかりだよね。モノクマ関連とか。外の状態とか。あれとかこれとか。
クマがいくらでも湧いて出る部屋で密室殺人も何も無いわな。うん。

外の状態はしっかりびしっとばしっと解説を入れると、事が事だけにどうしてもバカバカしい話になって説得力がなくなりますので、碌に説明もせずに黒幕の特異なキャラクターのインパクトで押し通した点は、私としては正しい判断でありよくやったと褒めたいところですが、秘密を解き明かすことを延々煽ってきただけに推理モノとしては駄目出し食らう方が正しいでしょう。

推理の放棄については、プレイした人ならご存知のとおりです。
プレイヤーの分身役であるところの主人公苗木クンが、まともに推理してないんです。
推理ゲーでは(普通は)主人公=プレイヤーが謎を解き明かす過程を楽しむものです(普通は)。
ところがこの主人公、そこに中々足を踏み入れません。

いや苗木クン自身は自分でいろいろ考えてノンストップしてアナグラムしてマシンガンしてクライマックスしてと大忙しですが、大体は分かり切ったことの確認だったり、十神クンに言わされたり、霧切サンに助け舟をだされたり。特に重要な謎に関してはキリギリサポートがほとんどです。
プレイしていたら誰もが思うはずです。あれこれ苗木クンいらないんじゃね? と。
終盤、苗木クンは前向きなのだけが取り柄との評価をうけ(本人は一応最初から自覚してるけど)、超高校級の希望と呼ばれます。
推理も論破も取り柄にはなりませんでした。まあ、霧切サンいるしね。

そんなこんなのクライマックス。初見の私は、苗木クンが希望的励まし、説得、鼓舞等々で皆に希望を取り戻させるのだとばかり思っていましたが、実際は私の想像を超えておりました。
自分の発言から希望を抽出して言弾にし、仲間に打ち込むことで希望を取り戻させる苗木クン。
未プレイの人には何を言っているのかよくわからないと思いますが、私も何をやっているのか分からなかったのでそんなものです。
苗木クンの荒業は超高校級の希望にはふさわしいものかもしれませんが、これは同時に、これまで言葉と証拠で争ってきた学級裁判システムそのものを否定する荒業でもあります。
本作は最後の最後で己が推理モノであることを否定します。それが良いのか悪いのかはここでは置きますが、推理モノとして考えるなら肯定しようがありません。



・ゲームとして

今まで推理ゲー推理ゲー言いながら話を進めてきましたが、実際はどうなんでしょうか。実は『君と殺しあうRPG』とかだったら大いに困りますので公式発表を調べてみましょう。
公式HPによると、『ハイスピード推理アクション』だとか。推理アドベンチャーとアクションを掛けあわせた全く新しいジャンルだそうです。
空手とブーメランを組み合わせたまったく新しい格闘技を思い出しそうになりますが気にしないことにしましょう。

新しいものを目指した結果、とは言えますが、普通に考えて全体的にゲームデザインがちぐはぐというかなんというか。
推理の為に頭を働かせようとするとアクション部分が邪魔、アクションをこなそうとすると推理しなきゃいけないのが面倒。

裁判自体はそれなりにテンポよく進み割と盛り上がるので楽しくはありますが、そこでいちいちアクション操作が入り話の進行が中断されるのがなんとも鬱陶しいんですよね。続きはCMの後、をやられた感じと言いましょうか。そこで華麗にクリアできればいいんでしょうが、ミスが続いたりするとイライラ倍増です。

どうしてもアクション部分が邪魔(に感じる)なんですよね。そのせいで、やらされてる感が非常に大きいです。
おまけに、裁判中は霧切サンや十神クンが回答という名のヒントと共に選択肢を強いてきますので、やらされてる感が輪をかけて加速することでしょう。

まあ、これらの問題があるからこそ、推理自体は簡単なうえにヒントも無駄に多めにしているとも思えますが、それは同時に、制作側がこのちぐはぐな作りを理解したうえで作っていることの証明にもなるわけで、それでいいのか悪いのか



・雰囲気について

ポップで軽快ながら閉塞感を感じるBGM、ビビットな色遣いでありながら陰鬱な校内、胡散臭いキャラクター達、輪をかけて胡散臭いクマ、真面目なのかふざけているのか分からないテキスト、軽薄且つ悪趣味な演出の数々、etcetc…。
とまあ、これらが混ざり合って一種独特の雰囲気をゲーム全体に生み出しています。

単に殺し合いとお仕置き処刑に恐怖するだけなら、この雰囲気は出せません。
閉鎖空間での殺し合いという重い重い展開ながら、本来なら恐怖するべきモノクマは低俗にふざけていますし、全体的に無駄に余所のパロディ挟んできますし、お仕置き演出も残酷なのかギャグなのか分からない状態ですし。

こういった、物語に単純に没頭できない、割り切れないちぐはぐさが、独特の居心地の悪さや不安定感を生み出しています。
この緊張感と低俗さのバランス感覚は本当に上手いと思います。

職員室の机上に植木鉢が並んでいる風景が好きでした。静かな異様さが良いですね。



・シナリオについて

上でも書いたように、このゲームは最終的には推理というものをどこかへぶん投げます。
推理モノの企画としては非常にぶっ飛んだ結末ですが、同時に、このシナリオは推理をぶん投げないと黒幕に絶対に勝てないように見事に作られています。うんつまりきっと絶対確信犯(誤用)。

どうしても苗木クンがいないと、あの状況で「勝つ」ことはできないんですよね。
黒幕さんの目的は皆を絶望させること、なわけですが、外があの状態な以上、最終的には絶望するしかない状況なんですよねあれ。基本的に詰んでます。
誰かを殺して卒業したとしても、外はあの様です。モノクマが毎度出してきた動機も、外があれであることを考えると意味があるのかどうか。あれ貨幣制度生きてんのかなまだ?
学園を調べて真相を知っても、分かるのは、自分たちが自分たちの意思で学園に籠った=外に出ない方が良い、という事実です。
たぶん時間をかければ、キリギリサンかトガミクンあたりなら単独脱出くらいはできるんじゃないかと思いますが、黒幕を打倒して「勝つ」には、苗木クンがいないと無理なのではないかと。
苗木クンはそれまでの論破ロジックを捨てて、希望のチカラで黒幕を打ち破るわけですが、裏を返せば、論破ロジックではどうにもならないからこそチカラ押しだったわけです。

まあ、あれって「外に出たらゴールだけど外には出られないよ」っていう無理難題ゲームに、「そんなこと知るか希望があれば大丈夫出ちゃえ」ってルール無視で押し通ってるだけで、言ってしまえば反則に反則で返しただけなんですけれども。



・まとめる

ぐだぐだと述べてきましたが、まとまるんでしょうか。

先にも述べたように、この作品は最後の最後で推理というものをぶん投げます。
同時に、推理をぶん投げることこそが苗木クンの勝利の鍵となります。
これすなわち、作品として推理ぶん投げを肯定しているということに他なりません。
そこがこの作品の実に嫌らしいところです。同時に私がべた褒めしたいところでもありますが。

苗木クンたちは理不尽で陰惨で絶望的な閉鎖学園を何とか生き延び、正確なことは何も分からない『学園の外』へと卒業していきます。
同時に、サイコでポップで居心地の悪い展開に耐えてきたプレイヤー達は、結局はっきりしたことは何も分からない、全然煮え切らないあの『真実』へたどり着きます。
さて、どれだけのプレイヤーが、苗木クンと一緒に『学園の外』へ出られるでしょうか。
もっとはっきりした真相を、もっとしっかりした推理と論破で終わる対決を望むのではないでしょうか。ですが、それは絶対に『学園の外』にはありません。
このゲームをプレイした人は2種類に分かれると思います。苗木クンと一緒に『学園の外』に出られた人と、苗木クンに『学園の中』に置いて行かれた人にです。

推理とそれによる真相という、普通求めて当然のものを得られなかった挙句、それを求めないことこそが作品の結末として肯定されます。実に踏んだり蹴ったりです。
こういう、『学園の外』に出られなかったプレイヤーは少なくないのではないかと思います。
具体的に言うと、アマゾンレビューで何かキレてたような人達ですね。ええ多分。

黒幕が苗木クン達を閉じ込め、本来忌むべき殺し合いを望ませたように、このゲームは、プレイヤーをサイコポップ空間に閉じ込め、そこで自分の納得いく推理と真相、それに伴う、本来忌むべき事件発生を望ませる構図になっています。
真相を求めて苗木クンを操作するプレイヤーが、最後の最後で、苗木クン自身によって否定される。
この大逆転劇こそが、この作品のキモであり、私が大いに気に入っている点に他なりません。

うん。作った人性格悪すぎでしょう。
いやいや、俺の被害妄想とかじゃないから。違うから。

このゲーム、それがすべてではありませんが、良く言えば、プレイヤーに対する悪戯心で出来ています。悪く言えば悪意で出来てます。私的には悪く行ったほうがしっくりくると思います。プレイヤーを馬鹿にしている、と言ってもあまり的外れではないと思います。そして私は、喧嘩を売っている、と受け取りました。だからベタ褒めしています。そうは聞こえないかもしれませんが、そう聞こえることは一生ないでしょうが、ベタ褒めしてます。

なんか最後まで落とし続けて全然上げていないような気がする文章になりましたが、思いっきり上げてますから。鰻登りですから。



・結論

ダンガンロンパは雰囲気ゲー。またはキャラゲー。終わり。
なお、○○ゲーという言葉は、何も分かっていない奴が分かったような事を言うための言葉で、好きではないのですが、何も分かっていない奴が分かったような事を言う文章なので、まあいいかなと思います。



・以下のこと

これ以降は蛇足です。はい。



・音楽について

根性ねじ曲がったようなBGMが多くて良いですね(褒めてる)。

会話中のSEはどうしても逆転裁判を思い出します。



・舞台について

あの学園、高校生であることが入学条件ということは、転校しか認めないということなんですかね。
高校に入学する前から高校生にはなれませんからね。
とはいえ、すでに高校時代に頭角を現しまくってる人を引っ張ってくるとなると、あいつら何歳なんでしょうね。卒業はいつになるんでしょうね。もしかして学園という名前がついてはいるけれども、学校ではないのかもしれませんね。
どうでもいいですね。はい。



・Reアクションシステムについて

いらないよねこれ。プレイヤーに選ばせる意味ないし。
ドラクエ的無個性主人公の場合は、意味のあるなしに関わらず、度々選択肢を選ばせて主人公=自分を意識付けるという側面がありますが、でも苗木クンそうじゃないし。
うんやっぱいらない。



・ノンストップ議論について

逆転裁判が諦めたリアルタイム感を取り入れようとした実に意欲的なシステム、ではあります。
けどまあ、糞雑音に邪魔されながら撃ったり、機会を逃して一周するのをタラタラまったりするのは、こう、ストレスが。ストレスが。



・閃きアナグラムについて

普通に選択肢とかで良くね?
裁判中のここぞという重要キーワードを閃く場面でこれがくると著しく話の勢いを削ぐ気がしてならない。



・マシンガントークバトルについて

最後までシステムとか操作とかイマイチ分からないままでしたが、クリアできたからいっか、っていう。



・クライマックス推理

事件の流れを復習しつつ、本当に理解できているのかプレイヤーに確認もできるという、実に良いシステムだと思います。が、絵が分かりづらすぎて何やってる絵かさっぱり分かりません。そういうプレイの本質とは関係ない場面でいらいらさせることが多いからこのゲーム駄目なんだと思います。はい。



・キャラクターについて

通信簿をよく見ると、胸囲の欄がありますね。男にも完備。笑えます。まあ、女性だけ書かれたりしていたら、不二咲サンが困ったことになりますからねぇ。
サクラちゃんは130センチです。キョヌーですね。ちなみに苗木クンは75センチです。
そんなことはどうでもよくて。

全体的に初見のインパクト以上のものが出てこない、シンプルなキャラ造形の人ばかりです。
掘り下げる暇もなく死んでいく人が多いので、そのへんはおそらく割り切ったのだと思われます。
それはそれで悪くないですし、キャラゲー的な目線で見ると割と良ゲーなのではないかと思いますが、推理モノにつきものの隠された意外な事実とか、隠していた意外な本性とかそういうモノがないのが推理モノフリークとしては大不満になると思われます。(隠された過去=動機をあばくという推理モノおなじみのファクターが無いので、仕方ないのですが)
隠されていた事実はあっても、隠されていた『意外な』事実はない。
本性を隠していそうで隠していた人物はいても、本性を隠していた意外な人物は少ない(むくろサンくらい?)。
シンプルとも言えますし、薄っぺらいとも言えます。どちらに感じるかは個人の自由でしょう。

前述したように、ゲーム全体の雰囲気が不安定で居心地悪く作られている中、『分かりやすい』キャラクター群に安堵できるようになり、キャラ魅力としては増し増し状態だと思います。



・苗木クンについて

雑魚キャラっぽい主人公さんです。フードかぶった時は全キャラ中一番可愛いと思います。私的に。
あの濃い面子の誰とでも親睦を深められて、常に前向きです。
誰とでも仲良くなれるゲームシステムを体現した結果ですね。
プレイヤーがプレイする意思がある限りゲームは続くのですから、前向きなのもプレイヤーキャラを体現しています。
まさにプレイヤーの分身となる為に生れたような主人公さんです。いや、そのために生れたんですけれども。

本人に特異なキャラ付けはないのですが、周囲の人物と環境が特異すぎるが故に、逆に普通という個性が浮き出ているという、とても面白いキャラクターです。

私的に印象的なのが、殺人が起ころうが裁判が終わろうが、苗木クンは終始、戦うべき敵は黒幕、という視点を崩さなかったところです。
まあ、主人公キャラが、俺もちょっと一人二人殺ってみっか! とか言い出したら大いに困るのですが。ハイスピード推理アクションがジェノサイド殺人アクションになってしまう。
前向きな人には2種類います。前向きに道を変えていける人と、前向きに道を貫ける人です。苗木クンの苗木クンたる個性とか、フツーな苗木クンがこの濃い面子と学園生活送れていた理由とかは、実はこのへんにあるんじゃないかと勝手に思っています。

どうでもいいんですけれでも、皆裁判でテキトーでいい加減で好き勝手に発言してるのに、苗木クンがちょっと失言しただけでものすごく疑ってくるのはどういうことか。さっぱり信用が無い苗木クン可愛い、そういうことか。



・舞園サンについて

いかにも死にそうな人だと思っていたら真っ先に死にました。合掌。
いかにも誰か殺しそうな展開だと思っていたら、返り討ちにあっていました。合掌。
ゲーム序盤で即効キャラの掘り下げが始まったあたりで、あこれ死ぬな、と誰もが思ったことだと思われます。そうでもないのかな。分かりません。
事件の最後にキリギリサンが救いのあることを言ってくれますが、まあ実際はどうなんだかもう誰にも分からないってことで、苗木クン的にもプレイヤー的にも、どんな人物か掴む前に逝ってしまった人なのだと思います。



・怜恩クンについて

いかにもやられキャラな人だと思っていたら、実は返り討ちにしてました。
でもやられキャラでした。
自分の超高校級の能力をきちんと犯行時に活かしていたのは非常に評価したいです。他の面子がさっぱり生かしてないから特に。

本編であの様なのでアポキャラという認識しかありませんが、この面子の中で苗木クンがまず一番仲良くなれそうなのはレオンクンかなあ、という気もします。



・霧切サンについて

色々語りたいことはあるのですが、でもまあ、「苗木君のくせに、生意気よ。」の台詞は素晴らしいってことだけですべて語り終えている気もするのです。



・十神クンについて

主人公っぽい雑魚キャラさんです。
私的に、苗木クンとは良いコンビすぎると思います。苗十ハアハア。
作中で唯一明確に本人の成長が描かれたキャラなのですが、彼の場合、自分のスケール、モノサシを超える敵、事態には絶対に敵わないような人ですので、そんなところが主人公っぽい雑魚キャラなのだと思います。
実にいいキャラです。ええ。捜査を難航させて要注意人物を浮き彫りにする発想とかステキ。



・朝日奈サンについて

何か何と無く生き残った人というイメージ。いやそれだけ。



・石丸クンについて

存在意義があったんでしょうか、彼。
途中でハイパーモードになるもほとんど意味なかったですし。ああもしやアルターエゴさんの株を上げるために必要なんでしょうか。いらねえ。
ああ分かった。第3の事件での犠牲者として数合わせで必要だったんですね。一度に二人も死んじゃうしね。報われませんね。
真面目に考えると、大和田クンに服を着たままサウナに入らせるためにいたんだと思います。やっぱり報われませんね。



・腐川サンについて

結構好きなんですけれど、なんか賑やかしを超えない扱いの悪さで悲しいですね。
ジェノサイダーは舌伸びなければ可愛いのに、という私感。



・大和田クンについて

喧嘩強いんでしょうけど、さくらちゃんの安定感の前にどうにも強い気がしなかったり、メンタル意外と弱かったりと、あまり良いところなかったですね。バター合掌。



・さくらちゃんについて

サクラチャン可愛い超可愛い。

モノクマと格闘できるということは、黒幕側も彼女をコンスタントに殺害できる方法がなかったということなんですかね。どこかの傭兵と違ってグングニルの槍も避けてしまうんでしょうね。黒幕がサクラチャンを内通者にしたところを見るに、通じないものと思われます。モノクマが脅威でなくなると、殺し合い環境が破綻しますからね。てかグングニルの槍て何よ。

胡散臭い面々の中でのあの安定感と信頼感は素晴らしい。
好きすぎてちょっとあれとかこれとかのパロディネタになってたときには止めてほしいと思ってしまうほどでした。まあ、そもパロディの塊みたいなキャラなんで仕方がないんですけれども。



・山田クンについて

声が勝平だとはクリアするまで気づきませんでした。



・セレスサンについて

声が椎名だとはクリアするまで(以下略)。
超高校級ギャンブラーなのにあのわざとらしい大根悲鳴はどうなんでしょうか。
あの人を食った態度とか、真意を見せない振る舞いとか良かっただけにどうにも。
もうちょっと難しいトリック考えてくれそうなキャラだと期待してたんですけれど、セレスさんは悪くないですねシナリオのせいですねせれすさんわるくない。でもちょっと残念。



・葉隠クンについて

何となく生き残った人2号。体験版で死んだところで彼の存在意義は終わっていたんじゃないでしょうか。



・江ノ島サン(偽)について

超高校級の傭兵でもグングニルの槍は避けられないんですね。てかグングニルの槍て何よ(2回目)
。どっから生えてきてんのよ。
入れ替わりトリックは何よりかにより、江ノ島サン無駄死にじゃなかった良かった意味あった! と喜びました。



・江ノ島サン(真)について

他のキャラ全てを食う存在感があり、間違った方向にラスボスの威厳が振り切れている素敵キャラです。
良くこのキャラ作ったなと思う反面、ラストの外の話を強引に押し通すにはこのくらいのキャラじゃないといけないなというシナリオ側の事情も見え隠れしてたり。


・キャラクターについてその2

製作側は多分作中キャラのことあんまり好きではないんじゃないかと。
扱いが雑ですし適当ですし。
一部のキャラには入れ込みを感じますけど。霧切サンと十神クンと江ノ島サン(本物)あたり。

別に全キャラに見せ場を、とか不毛なことを願う気は最初からありませんが、せめて存在意義くらいやろうぜ、と。
何かで、最後に生き残ったキャラは適当、的なのを小耳に挟んで(ウロオボエ)、ああやっぱりな、と。



・一つ目の事件について

プレイ時は温いなあと思いながらやってましたけど、今思い返すと一番しっかりした作りの事件だったのではないでしょうか。犯人の名前が一瞬で分かること以外。苦笑。



・二つ目の事件について

展開としては中々に面白かったと思います。警戒すべき敵を見出すために事件を引っ掻き回す、という十神クンの行動には素直に感心しました。まあ、あれで苗木クンがトガミっちが犯人じゃないことをロンパぁしてくれなかった場合、トガミっちが自分は犯人じゃないと主張して信じてくれるのか、というところが気になりますが。本人は大丈夫だ問題ない的なこと言うでしょうけど。



・三つ目の事件について

前から複線もはってましたし、楽しみにしていた複数犯トリックなわけですが、冒頭のセレスサンの悲鳴でなんかもうすべて分かっちゃってああ犯人お前ね気分です。
でもあれはセレスサンが悪いというよりテキストが悪いですね。わざとらしすぎです。シナリオライターまじめにやれ。


・四つ目の事件について

さくらちゃんに合掌。



・最後の事件について

クライマックスなんですが、事件とその推理については、一番つまらなかったと断言できます。
なぜならクマが敵だからです。反則の塊です。
劇中、黒幕さんは人の記憶が消せることが判明しますが、じゃああと何と何と何と何ができるのん? と。
すべての部屋でどこからともかくクマを出せるような謎技術の持ち主に、推理なんて意味あんの? と。
要は相手が何をどこまでできるのかまったく分からないので、考えるのがアホクサイんですよね。
苗木クン一行は当事者なのでそうも言ってられませんが。
まあ、その後の私様光臨と、最後のどんでん返しは凄まじいというか素晴らしいというかの作りでしたので、終わりよければすべて良いのだと思います。



・おしおきについて


怜恩クンのだけなんか雰囲気違うなと思ったら、実際に作った時期が違うらしいですね。どうりで。
で、怜恩クンののようなのを次からも期待しちゃったのはちょっと失敗かなあ、と自己反省。
なんかたまにお仕置きについてグロイだ言ってる人もいるようですが、あれはそういうんじゃなくて、
あんな馬鹿馬鹿しい演出の馬鹿馬鹿しい処刑で人間が死ぬということの気持ち悪さ、
に不快感を感じてるんじゃないかなーと。だからグロイってのは違うと思うんです。はい。



・もっかいまとめる もしくは くされぽえむ

このゲームを終えたとき、私は、何らかの形を成してこのゲームを自分の中できちんと消化しないと、次へは進めないな、と思いました。
よっていまだに2もプレイしていませんし、ゼロも積んでいます。

このゲームは『推理ゲー』をしません。序盤から中盤はしているかもしれませんが、それでも、最後にかなぐり捨てるためにしているだけで、まあ要するにしているフリにすぎません。
それをどう受け止めるかはプレイヤー個々人の自由ですが、私はこれを、喧嘩を売っている、と受け取りました。

本、ゲーム、その他何でも良いのですが、『作品』の作り手と受け手は、対等な勝負相手でなくてはならない、というのが私の持論です。要は
作り手「オラァーどないやコレおもろいやろがぁぁくらえやぁぁぁ!」
受け手「どっしゃぁぁーおもろいかどうか見てやろうじゃないか覚悟しぃやぁぁ!」
ということです。どういうことなんでしょうか。

上記の作り手の例には洩れますが、ロンパという作品は、私が受け止めてきたこれまでの作品の中で、一番、受け手に『くらえやぁぁぁ!』と叫んでいるのを隠していない作品だと思います。
良い意味でも、悪い意味でも。というか悪い意味のほうが大きい。というかほとんど悪い意味。
まあ要するに喧嘩売られてます。売られたならば、買うでしょう。嬉しいですもの。

で、買った結果がこの駄文です。
なんかそんな感じ。うん、きっと。

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はじめましてー( ´∀`)
hoya-hammerさんのブログのファンになったものです!
むしろブログだけじゃなくて、hoya-hammerさんのファンになりつつあります(o^^o)

落ち込んで塞ぎこんでる時にふとヤフブロを検索しました。
そして色んなブログを読ませて貰う中で、hoya-hammerさんのブログに偶然出会いました。
派手さはないけど(失礼)でも、読む側をぐいぐいと引き付ける文章。
観察眼が鋭い方なんだというのはすぐに気づきました。
夢中に読んでいくうちに、気持ちのモヤモヤがいつのまに晴れてることに気づきました(*´ー`)

hoya-hammerさんに実は聞いて欲しいことがあります。
何ていうか、このブログの管理人である、hoya-hammerさんだからこそ話せることっていうか私の悩みというか。。。
勝手ながら。。。私の連絡先です。
koikaren@i.softbank.jp

もし聞くだけなら聞いてもいいと思って貰えたなら連絡欲しいです。
ご迷惑は絶対におかけしないので(゜ー゜*)

2015/2/21(土) 午後 10:51 [ hik**y4sueq* ]

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コメントしちゃっていいですか♪
古い記事からいくつか読ませていただきました♪
私とはタイプが違う書き方なので参考にさせて下さい(*^_^*)
育児・家事の合間に更新しているので暇があれば是非♪

2015/4/25(土) 午後 11:42 [ ゆうこ ]

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実はブログに来るのは5度目です♪
結構前から、私も参考にさせて頂いているんですよ(*^_^*)
最新の次の記事も気になっちゃうのでもうファンですよね(*^_^*)
夏は更新頻度も上げられると思うので是非、私のブログにも遊びに来て下さい♪

2015/10/16(金) 午前 4:55 [ ゆうこ ]


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