ランさん
サイフー5人の兄弟では三番目です。ラザリーンが本名でラン。
ジャングルツーリングのキーマンです。つまり、彼がコースの案内(下見もします)でマシントラブルとマネージメントはサイフーという組み合わせが出来ています。最初に会ったのは98年の9月の2回目のGO!GO!マレーシアの時でした。
中国系クラブに混じって居たのがランとサイフー兄弟でした。女性ライダーがメインのコースだったので、途中ヒルクライムで日馬対決というハードルートを設定し僕とランがトライ、マシンは当時乗り慣れていたKDX250Rだったので、無事最高点まで到達しました。頂上のあまりの周りの風景の良さ(高い!)と足元の狭さにバク・バク(高所恐怖症)していたら、寡黙なランが下を指差し、タイガースタンプ」と言い、笑って握手されたのを覚えています。でも、トラより登って来てしまった細い尾根を見下ろして(ジェットコースターのよう)どうやって?降りる?ってのが気になってましたが。
最初の頃は、ライディングを指導する側だったのですが、彼らの技量がUPし、またいろいろなコースを新規開拓してきて、安心してサポートして貰うようになりました。ランとは幾度かレースで走りましたが、03年の8月にどうゆう間違いか?ベレットに次いで2位になったソンガイレンビンのSS以外勝ったことはないのです。タフなランを日本の夏のEDに連れて来たら速いだろうな〜!
参加の皆さんもランが頼りになることは良く分かってると思います。そのランさんは、元マレーシア陸軍のサージェント(軍曹)です。まさにジャングル好きのランには適職(タマンネガラの奥地に降下して、何も持たずに1週間掛けてクアラテンベリンに出てくるなどのレンジャー訓練を経験してます)だと思っていましたが、UNでセルビアに派兵された後、思うところあって退職して、現在はサイフーとバイク屋をやっているのはご存知の通りです。と紹介をしてきましたが・・・・彼の、ランさんらしいエピソードを公開します。
(サイフーが語るランさん)
僕たちは良く、MSガーデンホテルに泊まります。98年に出来たのです。その後隣に通称「メガ・モー」というメガ・モールというショッピングセンンターが出来ました。もちろんランはMSガーデンに迎えに来てくれたりします。サイフーが「町行ってベアリング買って来て」といったら「どこで?」とランさん。そこでメガ・モーの先の・・と言ったらランさん「メガ・モーって何処だ?」と聞いたそうだ・・・
ランさんは仕事が終わったり、手がすくと、裏の水槽(風呂桶2個分)に行って、じーっと魚を見ているらしい(最長1.5時間・・・)
ランさんは毎日9時に寝るらしい・・・
仕事が終わるとシャワーを浴び、サイフーの子をバイクに乗せ近所を一回りして夕食を食べると、寝てしまうらしい。マレーシアでは夕食後町のクダイ・コピーで友達と話す・・・というのが楽しみであったりするのですが。
ランさんは、日曜日は一人でもジャングルに行くらしい。もちろんクラブのツーリングだったり、レースにも参戦するけど、誰も行かなくても朝8:30になると装備一式を持ってジャングルに、時には釣りだったりするけど。
ランさんは、ハリラヤプアサ(断食明けの大祭)のオープンハウスの時も朝8:30になるとバイクでジャングルに行ってしまうらしい。最近は訪れる親戚も「ランはどこだ?」と聞かなくなったらしい。サイフーの奥さんはトレガンヌに出身なので家族で里帰りをしなくて行けないのだけど、サイフーの長男のアイエィは行きたがらず、ラン叔父さんとジャングルに行くと言って昨年はジャングルに行ったらしい。
ランさんは、参加の日本人女性に人気があるし、マレー系や中国系からも信頼されてる、裏表のない優しい男です。今回はタンデムの日本人女性を怪我させる訳にいかないので、信頼度が一番高いランに「乗せて行って」と言ったら、「ダメダメ、絶対にダメ!」って。じゃあ中国系のYeeさんは?って言ったら、とにかく「ダメ!俺はコースリーダー」だから、って言い張ってましたが、実はシャィで女性と話するの苦手で、2人乗りすると走るのが楽しくなくなるから嫌だってのは、僕とサイフーはお見通しで判っていて、言ってみたのです。
そう、ランさんは独身なんです。結婚しろ、と当然親やサイフーは言うのですが「結婚すると自由にジャングルに行けなくなるから、しない」と言うので、最近は家族も諦めたらしい。
2009.3月のmixi日記からの転記
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