もつれるチーズ

今夜の酒の肴は何にしようかと、朝から考えています。

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 有名な天ぷら屋に入ったことがある。もちろん他人の奢りで。
 揚げたてがひとつずつ出てくる。そのどれもが飛び切りうまかったはずである。けれど、落着かないのだ。ビールは瓶で、注いだり注がれたりしなければならない。黙ったきりでいるわけにもいかない。そこへ次々と揚げたてが出てくる。遅れてはいけない。頃合よく出てきているはずなのに、気が急くのである。そして心の準備が出来ないうちに、これが最後です、と言われる。「あと、何か頼む?」と聞かれても、「いや、十分です」と答えたことだろう。
 まあ、慣れていないから落着かなかったのだろう。
 ご馳走になった相手を思い出せない。知らないおじさんだったのかと思えるほどである。店の名前も場所もすっかり忘れて、あのときの気分だけが残っている。
 ひとつに盛って出されるほうが性に合っているのだろう。食べる順番は自分で決める。一番好きなものは最後である。途中で生ビールのお代りをし、天ぷらがなくなっても、お新香やらお浸しでぐずぐず飲みつづけ、よしこれで最後にしようと決心して最後の一杯を頼み、うまくいけばそれで終る。

 久しぶりに天ぷらを揚げる。サツマイモとカボチャと海老を買い、あとは冷凍のインゲン、冷蔵庫に残っていたちくわ。
 衣を使い切るのに、冷凍の枝豆と、残っていた長芋を刻んで、カキアゲにする。とくにうまくはなかったが、面白い食感である。

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目の前で揚げてくれる人が、全然気にならない空気の人だったらいいけど、「これが最後です」の言葉には気を使ってしまいますね。まして、そんな人と一緒だと。気を使わない人から奢ってもらうのが最高ですね♪私にはいませんが。^^
インゲンの天ぷらは美味しいです。もちろん、海老は美味しい♪長いもはまだ食べたことありませんが、煮る人もいるから不味くはないんでしょう。
カボチャも美味しいですね。
玉ねぎの天ぷらは嫌いですか?

2008/12/7(日) 午後 10:00 春灯



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