もつれるチーズ

今夜の酒の肴は何にしようかと、朝から考えています。

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 向島から浅草を経て上野へ。すっかり歩きなれた道である。かっては途方に暮れて歩いたこともある。それを思い出してか、なんだかまたも途方に暮れた気分になった。帰る住いはある、もう重い鞄も肩に食い込んではいない、それなのに心が覚束ない。こんなときに口ずさむのはこの歌。「ふしあわせという名の猫がいる いつもわたしのそばにぴったり寄り添っている‥‥」気分がぴったりなので、結構うまく歌えているような気になる。
 御徒町まで足を伸ばし、ずっと焦がれていた生たらこを、ついに手に入れた。そうなるとすこしは気分が変る。同じ店で靴も買った。近くにいた頃は、下駄を買うのもいつもこの店だった。
 帰途、口ずさむ曲が変る。「いじけていないで手に手をとって望みに胸を元気に張って‥‥」

 さて、生たらこ。包丁がうまく入っていなかったようで、見た目がちょっとおかしくなった。包丁が悪いのか、手が震えたのか。大事に作り、大事に食った。

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