もつれるチーズ

今夜の酒の肴は何にしようかと、朝から考えています。

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 豚肉に小麦粉を振り、溶き卵にくぐらせ、焼く。卵を使うのが好きなので、昔からよくやる手である。「豚肉の黄金焼き」なんて勝手に名前をつけていたが、どうやら「ピカタ」というのはこういうものらしいと聞いたのも、ずっと前の話である。そうかピカタを作っているのかと思えば、なんだかもっともらしい料理の気がして、やはりカタカナに弱いところはあるようだ。
 外で食うと言えば、カレーライスか牛丼、せいぜいが天丼で、ピカタなんて注文したことがない。何十年も知らないままで、不都合がないばかりか、知らないゆえに楽しみすらあった。洋食店でピカタを頼めば、どんなのが出てくるのだろう、この見た目のよくない「豚肉の黄金焼き」より、遥かにうまい食べ物なのだろうか。死ぬまでに一度でいいから食ってみたいものだと、そう思っていた。ピカタピカタピカタと、頭の中で音を流してみるのも、妄想の世界へ誘われているようで悪くない気分だった。
 インターネットを始めてから、ちょこちょこと調べる癖がついてしまった。せっかく知らずに大切にしていたことを、あっけなく知ってしまうことが多くなった。「ピカタ」も、ついに調べてしまったのである。肉や魚の薄切りに小麦粉と卵をつけ‥‥うんぬんとある。あ、そう、それだけ? 知らない部分を適当に想像で埋めていたのが、埋める必要もなかったのである。
 知ってしまったからには仕方がない。引くに引けない気分でいくつかレシピを探してみた。薄切り肉の間にマスタードと粒胡椒を塗る、などというのを見つけて、一度ためしてみようとは思っていた。
 ただ、これをやるのは、冷蔵庫に豚肉以外目ぼしいものがないときである。材料を揃えて、などという気分のときなら、別のものをめざしてしまうだろう。肉じゃが、とか。ましてマスタードだ粒胡椒だと、このためにそんなものを買えば、あとあと持て余してしまうのは分っている。というわけで、前置きが長かったが、本日豚肉に塗ったのは、マヨネーズにすりゴマを混ぜたものである。味は、まあ、なんというか、なかなかのものだった。ビールにはよく合った。ただ、何も塗らない肉より遥かにうまいかと聞かれると、それはなんとも‥‥。

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