もつれるチーズ

今夜の酒の肴は何にしようかと、朝から考えています。

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またもや白和え

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 白和えに再度挑戦。前回よりも、気持ちだけ丁寧に作ってみた。
 木綿豆腐をペーパータオルでくるみ重石を載せる。重石として皿一枚と半ば水を張ったカップ。もっと重くすれば早く水切りできるのだろうけど、時間をかけたほうが出来がいいように思える。まあそのへんはたんなる思い込みであり、電子レンジにかけて水切りしても、大して変らないのだろう。十分水切りしたあとで裏漉しにかける、といいたいところだが、そんな気の利いたものはないので、スプーンの背で崩す。広い台所なら、擂鉢や裏漉し器やすし桶なんかも揃えてみたいものだが、そういうところにはついに住めなかったなと、感慨深く人生を振り返るのはこういうときである。
 具は、人参、蒟蒻など、炊き込みご飯と同じようなものでいいのだろう。油揚げもいいはずだ。それらの煮汁も使える。ただしこの部分は、今回も省略。
 豆腐一丁に対して西京味噌は大匙一杯、醤油も同じぐらい、煮汁があればそれで調整する、といったところだが、このあたりは適当である。まず計量スプーンやらカップやら、これは台所の広さと関係なく持っていない。すべて見た目であり、なおかつ控えめである。味噌はひょっとしたらそれ以上に入れたかもしれない。醤油は使わず、だし醤油を少し垂らしてみた。薄味のぼんやり味が好みだから、他人には薦められない。
 小松菜なんかもいいらしい。白和えにすればきれいだろうと思う。そう思っていたのだが、高かったのでやめた。茹でた小松菜を和える場合は、もう少し味付けをしっかりしたほうがいいかなとも思う。茹でて絞った小松菜にあらかじめ醤油で味をつけておくのも一手だろう。このあたりはやってみなければ分らない。
 この次には、練りゴマも使ってみようと思う。マヨネーズを入れる予定は、今のところない。

白和えというよりも

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 ずっと昔のことだけど、勤め先で正月の雑煮が話題になった。どんな雑煮をするのかと聞かれて、白味噌仕立てと答えると、わあ、気持ち悪いと、容赦なくけなされてしまった。
 「味噌汁にお餅を入れるなんて‥‥」
 「白味噌ったって、普通の味噌汁に使うやつじゃない。甘いやつ」
 「甘いの? いやだ。もっと気持ち悪いわよ」
 ばかたれ。

 正月にはこっそりと白味噌仕立ての雑煮を作り、ひとりでこっそりと食っている。

 東京では西京味噌というのだそうである。いつも正月用に小さな一袋を買い、数回雑煮に使って、あとは持て余していた。それこそこれで味噌汁を作るなんて、考えられない。正月以外でも餅さえあればたまに雑煮を作っていたのだが、最近料理に使うことを覚えた。といっても、せいぜい、白和え、ぐらいである。

 その西京味噌が安かったので、思わず買ってしまった。ときどきは白和えでも作り、半分ほど使い切ったところで正月を迎えれば、もう持て余すこともなく、万事めでたしである。
 白和えの具は、椎茸のうま煮ぐらいで十分である。あと冷凍の枝豆があれば、見た目もよくなる。白和え、などといえばえらそうだが、どちらかといえば、豆腐をぐちゃぐちゃに崩して食っているといったところだろう。

長ネギは半分に

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 長ネギを買うと、いつもレジで半分に切ってもらう。「真ん中で切ればいいんですね」と、念を押されることもある。ところが切られたものは、決って青い方が長く、根の方が短いのである。同じ長さになったことはないし、逆もない。重心を量って切っているのだろうか。それとも、青いのばかりじゃかわいそうといった心理が働いてしまうのだろうか。べつに二軒で分けようというのではないのだが。もちろん「有難う」と言うのは忘れないし、余計なことは言わない。
 買物袋から長ネギの青い部分がはみ出ていたってかまわないのだが、袋が小さいときは落してしまいそうな気がするのだ。「ネギが落ちましたよ」などといった注意は受けたくないものだ。それで切ってもらうことにしている。牛蒡はさすがに切ってくれとは言えないので、木刀でも持つ気分で、袋に入れず別に持つ。したがって剥き出しのものは買えない。大根は出来るだけ太く短いものを選ぶ。
 さて、鶏もも肉に片栗粉をまぶし、油で炒めてタレをからめ、ネギを放り込んだ。鍬焼き、というのがだいたいこんなものらしい。唐揚げをするつもりが、直前になって油の少ないことに気付いたり、邪魔臭くなったりして、方針変更してこれをやることが多い。今日は長ネギを買ったときから、これを目指していた。

有難い油揚げ

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 切干大根の徳用袋を買ってしまった。いつもなら一袋使い切って、数日同じものを食っているのだけど、これを全部使うと、二週間はつづけて食うことになりそうだ。すこしだけ煮ることにする。対する油揚げは、二枚。
 いつかテレビで、残って持て余してしまう食材は何かと主婦に聞いてまわる番組があった。その第一位が油揚げだったのだ。エッと思ったものである。まあ、さほど信用できる調査結果ではないのだろうが。
 半分ほど残ってどうしようもない、などという主婦の証言もあった。持て余すというのは、好きじゃないのだろうな、好きじゃなくても自分ひとりの食事じゃないから、たまに味噌汁ぐらいに使うんだろうな、などと理解に努めたのだけれど、半分ぐらいならさっとあぶって醤油をかけてペロッと食っちゃえよと、憤りがふつふつ沸くのを押え切れなかった。
 その番組を見たのは、ひょっとしたら十年近く前だったかもしれない。そんなつまらないことをいつまでも憶えている。というより、油揚げを使うたび思い出すのだ。
 今日買った油揚げは五枚入り、残ればそれだけで煮る。たまにはうどんを食うが、油揚げだの、冷凍のちくわの天ぷらだの、卵だの、ありったけ載せるのが好きだ。
 若い頃、神主の友達がお供えの油揚げをごっそり持ってよく遊びに来ていた。油揚げを煮て、それで酒を飲んだ。神主の持ってくるお下がりだから、まさかバチが当たることはないだろう。それどころかご利益があっていいはずだ。三十年の間にそれらしきものはなかったけれど、忘れていてこれからだというのなら、なおかつ他のバチあたりな行いとチャラになっていないのなら、何かいいことがあってもいいのだが、さあ、それは、長生きぐらいか。

戻し干し椎茸

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 椎茸を煮た。なかなかいい出来映えである。スーパーで埃をかぶっている瓶詰めのうま煮と較べても遜色がない。無理して詰め込んでいない分、見てくれは勝っている。見てくれは関係ないと、常々言ってはいるのだが。
 せっかくだから,ちらし寿司を作ってみた。祭りの時期でもあるし。これは混ぜるだけのやつ。寿司酢と具の入った袋を左手に持ち、かき出す匙と混ぜるしゃもじを右手に持っているので、うちわで扇ぐことが出来ない。せめてもと思い、ふうふうと息を吹きかけてみた。多少ツバが飛んだかもしれない。
 干し椎茸はもっと使いたい食材なのだけど、戻すのに時間のかかるのが難である。タッパに水を張って漬けておき、前日から冷蔵庫に入れておくのだけど、入れたことを忘れることもあるし、気が変ることだってある。戻し干し椎茸、なんてのがあれば便利なのだが‥‥、そんな半端なものは、需要がないか。

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