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「(前・略)今回は違った。彼が模型雑誌に描いていた「風立ちぬ」の原作があって、僕が「これをやろう」と言ったら、いきなり怒りだしてしまって。鈴木さん、何考えてるんだ、と。「アニメーション映画は子どものためにつくるもの。大人のための映画はつくっちゃいけない」と。三十年間付き合ってきて、初めての出来事でした。でも、僕は食い下がった。」(公開されたジブリ冊子「熱風」PDFより 鈴木プロデューサーの話) よく食い下がってくれました ^^ 宮崎監督は新聞だったか、インタビューの中で 「今回の作品は子供たちには難しいかもしれない。だが自分が小さな時に観た小津の映画だってどこが面白いのか理解できなかった」と話されていた。 そうだ。子供なんて何でもありのまま、そのままを受け容れるもんだ。世代なんて気遣う必要はない。 「子供」をことさらに意識したのが「千と…」や「ポニョ」ではなかったろうか。動員数や世間の多くの好評価とは反対に、ぼくのジブリへの評価は「もものけ姫」以降はずっと低かった。 ファンタジーだからといって事物・事象が次々と形を変えては膨らんで行くといった映像が延々と… どこまでいってもぼくは「話」にこだわりたい。メロよりリズムありきのようなヒップホップが性に合わないのと一緒だ。 「HIKO-KI GUMO」が流れ出すエンディング… ビビッときた。溢れ出てきた。隣のおっさんも目をぬぐっていた。宮崎監督と荒井由実のコラボが実を結ぶのに40年の歳月が必要だったんだなぁ。 お互い惚れ合っていないとこんな作品は生まれないよな。 |

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