DCアンプシリーズNo.265
Nutube ハイブリッド
D/Aコンバーター {前編]
6111差動アンプDSC,6P1,6111,SCT2H12NZラインアンプ&ヘッドフォンアンプ,
USB、光ケーブル、同軸対応
2019/4,5号で掲載されたNutubeハイブリッドプリアンプとペアのDACという位置づけなのだろう。 従来、DACにはラインアンプを入れないという形式であったが、本機ではラインアンプ&ヘッドフォンアンプが入っている。これを入れないとNutubeハイブリッドというタイトルが付けられないからではないだろうが、気になるところである。 DAIには従来どおりCS8416をハードウェアモードで使用している。入力は、同軸、トスリンク2系統、XU208の4入力、DACも従来どおりPCM1794が使用されている。 Digital側の電源(5V,3.3V)はSiCではなくバイポーラTrの電源になっている。 DSCの構成は、PCM1794の電流出力をベース接地で受けたあとに抵抗で電圧変換して、その電圧を6111の差動アンプ(カレントミラー負荷)で電流出力するというもの。電源電圧は、+25V,-120V。 +25V電源はDSCの要であるが、LM317で生成されたもの。トランスの巻線の関係で倍電圧整流で作った+32Vなので、高いリップル抑圧比が求められディスクリート電源では大がかりになるため採用を断念したとのこと。 ラインアンプは、4月号掲載のものと同じ構成だ。電圧増幅段の電源は+25V,+120V、電力増幅段のい電源は+25V,-25Vの構成。DSCの-120Vと、電圧増幅段の+120VはSCT2080KEを使ったディスクリート構成になっている。
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MJ 無線と実験
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DCアンプシリーズNo.264 Nutubeハイブリッド MCプリアンプ[後編] 初段差動アンプ Nutube6P1 2段目差動アンプサブミニ管6111 SiC MOS FET出力段 金田明彦イコライザーとラインアンプの回路図が一部変更となった。6P1のT1,T2のピンアサインを統一するのが目的。 IVCイコライザー真空管プリアンプ(2016年8、9月号)、バッテリドライブ半導体プリアンプ(2018年2月、3月号),本機のNutubeハイブリッドプリアンプでの比較試聴を行った。3台ともDCアンプの特長であるワイドレンジ、ハイスピードな音であったが、本機は一際音楽再現性が高いという。 ちょうど、私は2018年2月、3月号の半導体プリの準備に取り掛かろうとしていたのだが、さてさてどうしたものか? 次号NutubeハイブリッドDAC |
DCアンプシリーズNo.264 Nutubeハイブリッド MCプリアンプ[前編] 初段差動アンプ Nutube6P1 2段目差動アンプサブミニ管6111 SiC MOS FET出力段 金田明彦AC電源のNutubeプリアンプになる。 回路構成は、2019年2月号のハイブリッドIVCに近い。 イコライザ、ラインIVCともに、初段はNutube 6P1,次段は6111、3段目は2SJ77、出力段はソースフォロワーなく出力TRがSCT2H12NZとなった構成。 電源電圧は初段ー3段目までが+120V, 出力段が+25V/-25Vになっている。 本号のイコライザーでは、帰還素子の抵抗、コンデンサが古いプリのものが使えるのがうれしいところ。 ラインIVCは、電圧出力タイプの構成で1kΩをシリーズに入れることで電流出力としている。 電源については、従来から真空管プリに使っているTS-201を流用することをコンセプトとしている。DACへの供給も計画されていて、そのために 巻線の制約があるため、倍電圧整流と多段レギュレータを使って、必要な電圧を得ている。 本機はMJオーディオフェスティバルで披露されるようなので都合をつけて聞きに行きたいと思う。 回路を見ていて気になった点としては、ロッキングタイプのトグルスイッチで+120V,+/-32Vのオンオフを行っている点。直流用のスイッチでは無いようなので、信頼性に問題があるかもしれない。
FETで切るようにした方が安心と思う。 |
DCアンプシリーズ No.263 AC電源ハイパワー ハイブリッドパワーIVC[後編] 初段 Nutube 6P1差動 2段 サブミニ管6111差動 出力段オールSiC MOS-FET 金田明彦 前号の続きで、製作編になる。 出力電力対歪率の特性をみると、最大出力(130W)付近でクリップに伴う歪が増えているような特性。 この辺は電圧増幅段の電圧を上げた効果だろう。 バッテリー電源と比較すると不利な点も多いが、動作電圧を高くできる点がAC電源の強み。 個人的な希望としては、TS180をトランスとして電源分離型のパワーIVCがあると嬉しい。 この辺は、定電圧電源の回路も高速電源時代と違い安定しているので、自分で工夫できる範囲かもしれない。 訂正箇所1. 出力段のSiC MOS FET
SCT3030ALが品薄のため、代替品としてSCT3060ALでも良いとのこと。
ドレイン損失Pdmaxが少ないが本機の動作では余裕で使える。
価格もSCT3060ALの方が安いので、こちらの方が作りやすい。
Digikey 価格
SCT3030AL 2,966円
SCT3060AL 1,366円 Pdmax , Id, Rds
SCT3030AL 262W 70A 30mオーム
SCT3060AL 165W 39A 60mオーム トランスコンダクタンス
SCT3030AL 9.4S
SCT3060AL 4.9S
2倍のGmの違いでも柔軟に対応できるのであれば、Rohmの他の型番や他社のSiC MOSで試してみるのも
面白いかもしれない。2. 電源回路 記事の訂正として、前号の図11の電力増幅段用の整流回路が変更となっている。 巻線2組をシリーズに接続し、中点を0Vとするダイオード4個でのブリッジ構成であったが、巻線ごとにブリッジを 配置する構成となった。巻線の電圧表記も変更されている。 3. T3,T4のグリッド抵抗 51Kオームから56kオームへ変更という意味だろう。 4. T2のベース抵抗 3.9kオームから3.6kオームへ変更という意味だろうか? 基板配線図を見ると3.9kオームのままなので疑問が残るところ。 部品の値の変更については、回路図の再掲か、何から何に変更といった風に 書いていただけると間違いが少ないと思う。 次号NutubeハイブリッドDCプリアンプ 残念ながらMJのホームページにはタイムスケジュールがアップされていませんが、本誌35-42ページに内容が記載されている。
金田先生のコマは11:00-13:00に3Fレッドステージで開催される。次のアンプの試聴が予定されている。
- DP-5000とターンテーブル制御アンプ(2018/4.5)
日時:2019年3月10日 (日)- Nutubeハイブリッドプリアンプ(2019/4,5) - 真空管DAC(2018/6,7) - バッテリードライブNutubeハイブリッドパワーIVC MK2 (2018/12,2019/1) - NutubeハイブリッドハイパワーIVC(2019/2,3) - 416B+300Bppマッチングトランス付きDCパワーIVC(2019/6,7予定)
未発表の300Bppマッチングトランス付というのが面白そうですね。
11:00 - 18:00
会場:損保会館 2、3、4、5階東京都千代田区淡路町2-9 入場料: 1,000円 入場者全員に特製CD配布予定 |
DCアンプシリーズ No.263 AC電源ハイパワー ハイブリッドパワーIVC[前編] 初段 Nutube 6P1差動 2段 サブミニ管6111差動 出力段オールSiC MOS-FET 金田明彦 前号に続いてNutube 6P1の差動増幅を初段としたパワーIVCである。 前号はバッテリー電源であったが、今回はAC電源でのハイパワーを目指した設計となっている。ハイパワーを意識すると 6P1の1.7mWと小さいプレート損失が大きな制約となってくる。小電力のFETやバイポーラより小さな損失しか許されない。 本機では、この課題に対して、初段の電圧を40Vと押さえることで解決している。 2段目はサブミニチュア管なので意外とつくり易そう。ただ、定電圧電源回路が+/-40V.+/-50V, +130Vと5種類必要なので、この面から難しくなったともいえるが、電源さえ作ってしまえば、7割はできたような感覚になるだろう。高速電源時代に比べたら電源も格段に作りやすいのだが... 最大出力は、電源電圧が50Vなので8オームで150Wか? ソース側の抵抗をなくした効果は果たして。 回路図を見て思ったのだが、電源トランスの出力電圧がTC180Cのものになっていない。誤植と思われる。 電力増幅用の巻線は、44V 7.8A x 2になる。 TC180Cを使わない際には注意が必要だ。使う場合も、注意ですね。 誤植訂正情報2018年12月号および2019年1月号の回路図に部品の型番の訂正記事が載っているので、製作される方は参照すること。 第4回 MJ オーディオフェスティバル今年は行ってみましょうか?何時から開場かは、残念ながら書かれていませんでした。 日時:2019年3月10日 (日)
時間:?
会場:損保会館 2、3、4、5階東京都千代田区淡路町2-9 入場料: 1,000円 入場者全員に特製CD配布予定 |




