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いたたた・・タイ
2016・12/16−100万アクセス突破”皆さま感謝★★★★★★★★★☆

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■先日ネットでシリコンバレーで加速する『カースト制度』の真実」(上図)という記事をみていささか衝撃を覚えた。

曰く世界最先端テクノロジー都市であるサンフランシスコのシリコンバレーで「新しいカースト制度」の固定化が進行中で、明日の日本や世界モデルとなるやも知れずの懸念を感じたのである。

「新カースト」の懸念を指摘したのはFacebook創業の起業家で現ベストセラー作家のA.G.マルチネスで、カーストはジョージ・オーウェルの小説「1984年」の一党独裁国家オセアニアをモデルにしている。

最上カーストに位置するインナーパーティー(党中枢)」AI(人工知能)など最先端テクノロジー企業のキャピタリスト(投資家)やベンチャー起業家たちで構成され、現代世界を支配する人口の1%未満の極少数トップ集団である。


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アウターパーティー(党外部),熟練した専門技術者、経営幹部、マーケティング担当者からなり、インナーパーティーが所有するAI列車を時間通りに走らせるのが、この階級である。


インナーパーティーに従属しているが必要不可欠で、高い給料を得て今日の中産階級の主役を形成している。



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3番目のプロール(被支配階級、下層階級)AI技術では埋められない隙間産業に従事するサービス業従事者で、昨今流行のギグ・エコノミー(ネット請負非正規短期労働市場)もこれに属する。

要するに単発や短期サービス業務はAI技術による無人化が実現していない部門で、ここでは人間労働は自動化されたAIの歯車として消費されるが、AI化の一層の進行で当然不要となる人たちである。

写真はAI化で仕事を奪われたシリコンバレーでのデモ、Uber Lameとはタクシー配車サービスの無人化反対であるが、将来のタクシー業界はドライバーのロボット化や無人化も想定され、運転手は不要となる社会がやってくる。





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■最後はアンタッチャブル(不可触民)、カーストの本場インドでは「不可触賤民」と呼ばれたが、今は差別用語の廃止で「賤民」はカットされている。


しかし中身はほぼ同じで、所謂自民党の杉田女史(写真)が発言した「生産能力のない人」で、ホームレスやひきこもり・身障者・LGBT(性的少数者)・麻薬常習者・犯罪者などが該当するが、


生産性の欠如という点ではオッサンのような高齢年金難民もこのグループの一員かも知れない。


この現在進行形の新カーストはヒンドゥー教の旧カースト同様に固定化され、カースト間の異動はほとんど見られないばかりか、AI化の急速な加速で最下層の不可触民が年々増加しているというから恐ろしい。

つまり現代のグローバル社会に置いては少数支配富豪は永久に安泰どころかさらに富を加算するが、最下層の貧困層の生活はさらに悪化する上にどんどん増え、格差社会は拡大の一途を辿っていくという図式が指摘されている。


要すれば金持ちはさらに大金持ちになるのに対し、ビンボー人は未来永劫夢もチボーも無いってことらしい?






















ちゃんちゃん















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「金儲けファーストとディール」については先月末427で更新したが、本来はトランプ批判記事の予定だったがついつい安倍ちゃん&麻生カポネの顔見てカッカしちゃって「題名」がぶっ飛んでしまった。

しかし、わが日本の親ビントラちゃんはスケール的には安倍カポネより数百倍も奇怪千万で、やはり書いておくべき奇才であろうと思ったのである。

さてアメリカが産んだ鬼才トラちゃんだが、口癖の「アメリカファースト」の本質は100「金儲けファースト」であり、所謂アメリカンドリームの国家ゆえ文句なしに金儲けの上手い金持ち成金が価値評価基準の第一に上げられるようである。

もっとも最近は日本もモノマネーソックリさん国家になってるようだが、昔は金持ち成金はかのお代官と「越後屋」に象徴されるように軽蔑され、世界でもユダヤ人が嫌われたように金儲けは卑しい商売だと蔑視されて来たのである(←ご存知ない世代へ念のため)。

でトラちゃんの政策として昨今頻繁に出てくるのがディール、「商売取引」を意味するようだが、要すれば金儲けのための「損得勘定」が価値基準のすべてのようである。

要はアメリカが儲かればそれでイイー世界が困ろうがどうなろうが知ったこっちゃないわけで、彼がやったTPP脱退や地球温暖化防止のパリ協定離脱、医療保険制度廃止、ユネスコ脱退、エルサレム首都公認、イラン核合意離脱等すべてが金のためである。

いづれも前任者のオバマ氏が苦心惨憺して成し遂げてきた成果であるが、トランプに変った途端パーとなったのである。

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アメリカ国民は何故こんな女たらしのアホタリンを選んだのかという声は、おそらく世界の過半数にも及ぶだろうが、

どっこい彼は金持ちの成功者、損得勘定は得意中の得意だからアメリカは損はしない・経済は順風満帆TPPなんぞくそくらえで、女性蔑視やマイノリティ差別などの批判はあるものの金儲けして何が悪いが正論で、成金国家アメリカ人の多数が隠れトランプ支持の白人層で成り立っているのである。


そんな中で安倍ちゃんは無論麻生カポネもトラちゃんの親衛隊のごときご愛想を浮かべて懸命に尻尾を振っているが、大丈夫か?




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■ところでもうすぐトラちゃん、安倍ちゃんの大嫌いなお隣の若金様との二金会談が行われる予定だが、興味あるナア。

去年までは上の漫画のような犬猿の仲で罵り合い、安倍ちゃんは選挙では国難的非常事態を想定して喧伝していたが、今は二人ともすっかり変身したようだ。

朝鮮半島の非核化が一大テーマのようだが、トランプにとって非核化そして南北平和協定が締結されれば、トラちゃんはノーベル平和賞獲得の名誉を得るがそれだけで、損得勘定から判定すればどう見ても金儲けには結びつかない。

アメリカを狙うICBMを廃棄させIRBMだけなら日本の脅威がより増すが、アメリカ国民は安心でかつ日本へのアメリカ製迎撃ミサイル兵器等の輸出増大が見込まれ、アメリカは大儲けできる計算になるのも怖いなア。

トラちゃんに期待するのは前者を選択、これまでの名誉挽回して世界平和に貢献して欲しいが・・金儲け以外は何すっか予測不能のジーサンだからなア。






















ちゃんちゃん

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昨今どうも狂ったご時世になったようだ。

巷ではモリカケだのセクハラだの些末なことが政治の大問題化しているようだが、安倍訪米トランプ会談の方がはるかに大事ではないかと「ことの軽重」と称するチェンライのネトウヨ旦那の記事があった。

教育勅語の実践幼稚園に感動した奥方や金満親友の私利のために国家戦略特区を作ってタダ同然の学校法人を認可した挙句、人事権を握られた官僚が公文書を改ざんして擁護するなど言語道断・支離滅裂、お隣の韓国だったら安倍ちゃん禁錮100年の刑に処されたのではと余計ないちゃもんを付けた。

本人の反論は無かったが取り巻きのネトウヨ連のコメは想定通り、私を朝鮮人呼ばわりして一斉非難を浴びたが、それより金儲けファーストを唱えるトランプに無批判に同調する安倍ちゃんや麻生カポネなどの薄らトンカチ頭を支持する日本人の実に多いことに愕然とする今日このごろである。

あまりのデタラメ内閣に呆れたか、御用マスコミの世論調査でも支持率は低下、野党は総辞職を要求するが、国民をナメ切った内閣は知らぬ存ぜぬとどこ吹く風の無責任、何なら解散しましょうかとの脅しにビビる野党の面々。

国民も7割近くが安倍政権に不信感を抱いているがかの民主党の失政を出されては押し黙り、支持率3割の自民に対し1〜数%の極小野党群では束になっても勝てず、選挙となれば自公圧勝を黙認する国民がいるからゼッテー安心である。

安倍一強政権を作ったのは2012年末の民主党野ブタの自爆解散で、以来民主党は史上最低最悪政権としてアベノミクス賛歌とともに喧伝され、選挙の度に大敗を重ねてきたのである。

しかし、私ら海外難民にとって200912年の民主党時代は円高ドル安の黄金時代で、タイでは今1万円が2800バーツだが♪あの頃はハッ!!!(アッコ風に!4100バーツを超えていたのである。

ちなみに日本の1人当たりGDP2012年には48633ドルでルクセンブルクに次いで世界第2位であったが、2017年には38439ドル(21%減)と世界第25位へと大きく後退している。

つまりアベノミクス以降日本の国民所得は5年間に2割以上も低下しているのである。日本経済がマイナス成長???そんなバカな株価は一貫して続伸を続け、たしかテレビではアベノミクス景気はイザナミ超えの史上最長の景気回復と言ってたぞナモシと思われる方も多いでしょう。

でもそれは円ベースの成長のことで、仮にGDP10%上昇したとしても円が20%下落すればマイナス10%、実際はマイナス21%だからGNP3%プラスで円下落率24%くらいじゃないでしょうか・

・円の下落はつまり日本の国力が落ちたということですが、テレビに出てくる御用学者はアベノミクス賛辞一辺倒。中には共産党のようにアベノミクス惨事を指摘する少数意見もあるにはあるがが、共産党❓❓❓あんた中国行ったらと聞く耳持たぬ大多数の国民にはカエルの面にションベンでやんす。

どうもアベノミクスを書くとカッカと来て、本日予定していた「金儲けファーストとディール(損得勘定)」のお題がぶっ飛んじゃいましたがゴメンナサイ。

要すればビンボー人がお金の話をすると金持ちドロボー!ンチキショー噺になって先が進まないのであるが、書いたとしたらたぶんトランプとカポネの悪口ばっかになったでしょうナ。

折角の金ちゃん文ちゃん夢の南北共演大成功の良き日に、なんとも下っだらないボンビーオッサンの愚痴噺をタラタラしちゃって・これまたゴメンナサイ。





























出直します・ちゃんちゃん

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●本日は“アササンとタイのコケコッコー”という「当り障りのない話」でもして乃木坂46の歌でも入れてお茶を濁そうかと思っていたが・・・

昨日の記事で余計な金正恩の妹キムヨジョンに対し、オッサン大好きウットリ美人だなどとヨイショしたところ、女性読者から一斉に冷たい視線を感じて冷や汗がタラーリ・・

特にイッペーさんの本日のコメント「微笑みの後でふと見せる冷たい視線の〇〇ヨジョン、右目じりの傷跡と両頬の左右の横線が気になるね〜30歳ちょっと位なのにもう〇形???ともあれ駆け引きがうまいので要注意!!辛口批評です」を見て大いに反省した次第である。

ン?!・・そういえば今日バンコクポストに気になる記事があったので「写真」を撮ってたのを思い出した。




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イメージ 2■上写真は訪韓した北朝鮮のモランボン楽団の公演(左写真)を鑑賞する南北朝鮮首脳であるが、

真ん中のキムヨジョン氏が圧倒的存在感を示して、左卜伝のようなお爺さん(金永南朝鮮労働党委員長)と右のいかにも人の好さそうなオジサン(文在寅韓国大統領)を従えている。

でバンコクポストはこの写真の見出しを・・
North Koreas Ivanka’ steals  the show」つまり「北朝鮮のイバンカ”五輪ショー”を盗む」という凄い見出しを付けている。

すなわちキム・ヨジョンをかのトランプの娘イバンカにたとえ,お色気作戦にメロメロで尻の毛を抜かれ、韓国の世紀のイベント「平昌五輪ショー」をカモーイ(盗難)されたお人好しムン大統領を揶揄している。

さすが東南アジアで唯一の独立を保った海千山千のしたたかカモーイ(泥棒)国家タイというべきか、自分の国が軍部のオッサンにカモーイされているのは棚に上げてよその国の欠点はよく見えるものらしい。

もっとも約束不履行の韓国に説教するとけんか腰で乗り込んだわが日本の安倍ちゃんもキムヨジョンの登場ですっかり影が薄れ、ムンおじさんもヨジョン嬢の時と打って違って安倍ちゃんの説教にはどうやら耳栓をしていたようである。

本日予定外でやんした。




★訂正とお詫び バンコクポストの写真を撮った際「見出しの文字」が半分欠けて不明、そのため「North Koreas Ivanka’ steals touch」とと勝手に想定「北朝鮮のイバンカ触って”盗む?!」という意味不明な誤訳をつけてしまいました。で本日確認したところNorth Koreas Ivanka’ steals the  showと判明、表題を「北朝鮮のイバンカ”五輪ショー”を盗む」に訂正いたしました。なお、本文も一部訂正いたしましたのでご確認くだされば幸いです。以上大変申し訳ありませんでした。

















ちゃんちゃん

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■安部自民党の惨敗に終わった東京都議選であったが、安部ちゃんや菅官房長官の傲岸不遜な顔を見ていると、喉もと過ぎればナンとやらで反省は一日でぶっ飛んでしまったような感である。

そんな中で本日のYahooニュースに、江川詔子氏の核心を衝いた記事があった・・Yahooニュースゆえ大方はご存知かと思われるが、あえて当ブログに転載して紹介することにした。

 
 
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「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかないんです」
今回の都議選の最中に、閣僚や自民党幹部から出た様々な発言の中で、安倍首相が発したこの言葉が、私にとっては最もインパクトがあった。
最終日、秋葉原で初めて街頭に立った安倍首相に対して、今回の政権を批判する人たちから発せられた「安部やめろ」コールに怒り、「憎悪や誹謗中傷からは、何も生まれない!」と語気を強め、声のするとおぼしき方向を指さして、冒頭の言葉を言い放ったのだった。

それで思い出すのは、俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が、カリフォルニア州知事に立候補し、選挙運動中に、演説会場で反対派から生卵をぶつけられた一件。彼は、そうした行為も「表現の自由」の一環だと述べ、「ついでにベーコンも投げてくれよ」と笑い飛ばした。
そんな風にユーモアで切り返すのは無理でも、「批判を謙虚に受け止め」と大人の対応をするか、あえて知らん顔で主張を述べ続ける冷静さを見せて欲しかった、日本国の総理大臣なら。
安倍シンパたちは、「やめろ」コールをしていたのは一部の過激な集団と決めつけているが、現場の状況を、客観的にレポートしていると思われる記事を読むと、こんな記述があった。
〈中心となっていたのは一部の集団だったようだが、街宣が始まるとともにコールは広がりを見せ、通行用のスペースを隔てた場所で演説を見ていた人まで「安倍やめろ」と口ずさむ有様だった〉(東洋経済オンライン「都議選の『安倍やめろ!』は尋常ではなかった。選挙戦最終日、安倍首相の目の前で大逆風」より
言い始めたのは一部の集団でも、それに多くの人がそれに呼応した、という現象に、本当は深刻さを感じなければならないところだったろう。ところが、安倍さんの対応は違った。

●総理大臣という立場

内閣総理大臣は、安倍さんの考えに共鳴する人たちだけでなく、反対する人々を含めた、すべての国民に責任を負う立場だろう。仲間や支持者だけではなく、批判勢力を含めた、あらゆる国民の命や生活を預かっている。なのに安倍さんは、自分を非難する人々を「こんな人たち」という言葉でくくってしまい、それに「私たち」という言葉を対抗させたのである。「こんな人たちに、私たちは負けるわけにはいかない」と。
都議選の応援は、自民党総裁という立場で行ったものだろうが、安倍さんを紹介する垂れ幕には、しっかり「内閣総理大臣」と書かれ、司会の石原伸晃議員も「ただいま、安倍総理が到着しました」と紹介していた。
小泉内閣の総理秘書官だった小野次郎・元参議院議員は、ツイッターで次のように書いている。
〈この方は、自分に反対の考えを持つ人々は国民ではないと思ってる。総理になって何年も経つのに、この方は全国民のために選ばれた職にある自覚は持ち合わせない、遺憾ながら。〉
同感である。

●「みんなの大統領になる」

2008年の米大統領選で、共和党のマケイン候補と激しい選挙戦を戦った民主党オバマ候補は、勝利が決まった後の演説で、マケイン氏を称え、こう語った。
私がまだ支持を得られていない皆さんにも申し上げたい。今夜は皆さんの票を得られなかったかもしれませんが、私には、皆さんの声も聞こえています。私は、皆さんの助けが必要なのです。私はみなさんの大統領にも、なるつもりです〉(加藤祐子訳)
韓国の文大統領も、5月の就任宣誓で「私を支持しなかった国民一人ひとりも国民」とし、その国民に奉仕することを約し、「皆の大統領になる」と強調した。
国会で多数派の中から選ばれる議院内閣制の首相は、国民から直接選ばれる大統領とは選ばれ方や権限などに違いはあっても、政権を率いるリーダーであり、人々を代表する国の顔でもある。

●「私たち」と「こんな人たち」を対決させる政治

常日頃から安倍さんは、「敵」、すなわち「こんな人たち」認定した者に対しては、やたらと攻撃的だ。それは、首相でありながら、国会で民進党の議員の質問にヤジを飛ばして、委員長から注意をされる場面からも見て取れる。野党の議員の後ろにも、たくさんの国民がいるということを理解していたら、こういう態度はとれないだろう。安倍さんにとっては、野党議員に投票するような人たちは、自分が奉仕すべき国民というより、「こんな人たち」程度の存在なのではないか。
その一方で、彼は「私たち」の中に入る身内や仲間をとても大切にする。第一次政権では、仲間を大事にしすぎて「お友だち内閣」との批判を浴びた。稲田防衛相への対応などを見ていると、その教訓は未だ生かされていないようだ。仲間を大事にするのは、1人の人として見れば美徳だが、特区制度を利用した獣医学部新設をめぐっては「腹心の友」とまで呼ぶ親友を特別扱いしたのではないかとの疑念を生む一因にもなっているように思う。
敵を作り、それと「私たち」を対峙させることで、存在価値をアピールする。敵を批判し、嘲笑し、数の力で圧倒して、自らの強さと実行力を見せつける。そんな対決型の姿勢を、「決める政治」や「歯切れのよさ」「スピード感」として評価する人たちがいる一方、無視され、軽んじられてきたられた人々の不満はたまりにたまっていた。
そして、対決型を推し進めることで、政治はますます粗雑になり、できるだけ広範な人たちの合意を得ていくという地道な努力をしなくなっていった。これには、長年自民党を支えてきた保守層の中にも違和感を覚えた人が少なくなかったろう。
そこに森友・加計問題が持ち上がり、財務省の木で鼻をくくったような対応があり、文科省の前事務次官の証言があり、共謀罪審議での強引な採決があり、豊田議員の暴言があり、稲田防衛相の失言があり、二階幹事長の「落とすなら落としてみろ」発言が重なった。安倍首相の「こんな人たち」発言は、最後のだめ押しであると同時に、首相自身の個性に由来する、安倍政権の体質を、ものの見事に可視化してしまった。
安倍首相は、今回の敗因を、「政権の緩みに対する有権者の厳しい批判」と述べた。長期政権ゆえの「緩み」は、確かにあるのだろう。だが、本当の敗因はもっと根が深く、安倍さん自身のことさらな対決姿勢や粗雑な政治もその1つではないだろうか
また、菅官房長官は、記者会見でこの発言について問われ、「きわめて常識的な発言」と述べたという。官房長官の立場で、これが「問題がある」とは言えないだろうが、政権トップの発言として「常識的」だと言ってのけてしまうところに、「分かってないなあ」と思ってしまったのである。



             江川紹子

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