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先達の智慧

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 私が6年間専務理事としてお仕えした元TKC関信越会会長望月宗敬先生がご自身の機関誌「経友スマイル第134号」に掲載された「社長の仕事」と題する巻頭言に、私は強く感銘を受けましたので、ここに紹介いたします。
 
 
(望月先生の言葉)
 
 黒字申告割合は2割台となった。赤字とは・・・もっと簡単に言えば、減価償却費等の現金支出を伴わない費用を超える赤字は、まさに汗水たらし必死に働き、夜寝ている時も経営のことを考えていても、現預金が減少していくことを意味する。今まで泥水をすすりながら爪の先に火を灯すようなして捻出し、そこから税金を払って貯めた貴重な現預金が、2,3年も赤字を出していたら、あっという間に減少していく。赤字の累積は企業の存続基盤をなくすというとは当然だが、たった一度しかない人生を会社に託し、必死に働いてくれる社員を路頭に迷わすことである。経営者は多くの社員の生活を維持し、お客さまの事業の一翼を担い、地域社会に対しても大きな責任を負っていることを忘れてはならない。
 厳しい言い方だが、私は、「本当に社長がやるべき仕事しているのだろうか?」と思うことがある。目先の現業の「作業」に忙殺されていないだろうか?率先垂範も重要だがこれだけではいけないし、内部管理をするのが社長の仕事でもない。
 真に社長のやるべきことは「事業の経営」である。私は会計事務所の会長として多くの経営者と接しているが、伸びている企業には共通の特徴がある。それは社長が「事業の経営」を行っているということである。
 事業経営を続けていると日々いろんな問題が起こる。これに対処するために対応策を検討し方針を決める。そして実行に移す。ここまではどの企業も同じ。
 しかし、ここからが違う。”「約束したこと」 「決めたこと」をやりきれる体質”が結局、黒字企業と赤字企業の決定的な違いとなる。
 「良い会社」は、決めたことの「徹底度合」が違う。「徹底の徹底」である。
甘えは許さず「決めたことをやりきる組織」にすること、これが「社長の仕事」です。
 

(同意する)
 
 ただ人が良いだけの人、職人気質の人は良き協力者がいないなら、個人事業であるべき、社員の生活を保障する経営者になるべきではない。私も40年様々な経営者に出会いましたが、小規模を除けば温和であっても厳しさのある経営者がいる企業だけ存続していることに気付きます。

 
(良き先達に出会うこと)
 
 経営者は一人で決断し、一人で実行し続けなければならない宿命にあります。そんなぶれない心を維持することは難しい、だから多くの経営者は孤独に耐えられず、易きに流れ、赤字となるのです。黒字でいるには「良き先達」「良きお手本」に恵まれなければなりません。その先達・お手本に教えを請う姿勢があればこそ、黒字企業体質を堅持できるのであります。
 
 
 
読みいただき有り難うございます。外のジャンルについては http://plaza.rakuten.co.jp/taxoffice をアクセスして下さい。お待ちしております。
 
  経営計画策定に必要なセミナーを毎月第二水曜に開催しています。詳細は info@tkcnf.or.jp  にて問い合わせ下さい。少子高齢化で50%の企業しか環境変化に適合できないと云われています。生き残る智慧を学んでは如何でしょうか。

 23日午後6時半から講演「〜朝礼が企業を変える〜」と、24日午前6時からの経営者モーニングセミナー テーマ「 気概 」に参加しました。講師の川又久萬先生の言われたことは次の通りでした。


(朝礼は企業の縮図)

 朝礼の形に「心が表れる」だから、姿勢を正し、明るく大きな声で唱和し、キビキビと行うことで、朝の活気が出てくる。毎日同じ場所、同じ時間で行うという、小さな事をおろそかにしないことで、形が心を創る。その上で、社長が先頭に立ち、社員への愛情を持ち、率先垂範する姿で、社員の人間性が成長し、連帯感・愛社精神が生まれ、社運が伸びる。そして、企業の発展が、地域へ、日本へと結びつけていくこととなる。


(朝礼の効果)

1,心身の錬成する効果、お金をもらってプロの仕事をするという姿勢・身体を整える。
2,出勤して、タイムレコーダーを押し、家庭モードから仕事モードへの切り替える時間が朝礼。
3,良い生活習慣を身につける。我々は99%習慣で行動するから、笑顔を整え、明るい挨拶が出来るよう様になる。


(今日一日朗らかに安らかに、喜んで進んで働きます)

 経営者は「常に平常心で、的確な判断を下し、果敢に行動する人」で、批判的な態度をとらず、先達の言葉を先ず受入、実践し、地域発展に寄与貢献することが経営者のあり方である。ふんわりと柔らかで、何のこだわりもなく、不足もなく、澄み切った心の持ち主であるべきです。理屈を重ねるほど失敗する、理論は線香花火だ。


(気概とは)

1,受けきること。 苦難は自分のわがままが原因、会社の弱みがわかる。結果は天の領分、心配は毒ガス
2,捨てること。  自分の思い・成功体験を捨てる。面子・名誉に縛られるな
3,尽くしきること。今やるべきことに全霊全身をかたむけよ、己を空しくすること。


(自分の堕落性)

 私は倫理経営の会員でありますが、毎週金曜日朝6時のセミナーにはこれまで参加しない会費会員で、機関誌「職場の教養」を事務所の朝礼時に利用させて頂いているだけであります。これからは、自分の堕落性を救って頂くために月に一回はセミナーに参加することを心に誓いました。

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 毎年、正月に干支の置物を海野宿のガラス工芸店で購入しております。今年はその帰り道に上田で、八日堂縁日の準備に忙しい信濃国分寺に参拝いたしました。そこで、「仏教情報誌 ムディター」を頂き、松原泰道和尚のお名前があり、「福徳 いつ死ぬる木の実は播いておく」の一文を読みました。


(定まらない自分の心)

 仏教では人間の心は「心根は猿の如くにして、暫くも停まる時有ること無し」と説いております。思うようにコントロールできないのが自分の心であると断定しております。美人を見て惑わされ、甘い言葉を聞き迷い、美味しそうな香りに動かされ、心にもないこと平気で言う自分の情けなさは呆れるばかりであります。


(無になれない!)

 座禅は眠いだけで無の境地にはほど遠い、「洗濯竿を指先で立てているとき」、「お便所掃除をしているとき」に無になれる聞き実行しましたが効果の程はわかりません。以前税理士会の役員でないときは、市内の禅道場に顔を出し、松原泰道・松原哲明・高橋宗寛和尚の法話を聞き、自分の猿の様なこころから一歩成長しようとしてきました。この春からは今一度やり直してみたいと考えております。


(法話を聞く!)

 三宝(仏・法・僧)の言葉通り、先達の方々から学ぶ姿勢を持つことが人生豊かに生きるコツと言われています。幸い、長野市にも松原和尚が提唱している「南無の会」がありますので参加したい。又、高橋和尚の会にも参加し、こころの安定剤を頂ければと考えております。

辻説法を聞く     南無の会 http://homepage3.nifty.com/namunokai/index.html
        全国の南無の会 http://homepage3.nifty.com/namunokai/NewFiles/zenkoku.html
全日本仏教会 加盟団体一覧 http://www.jbf.ne.jp/m_membersList.html



星野会計事務所のホームページは・・・http://www.tkcnf.com/hoshino/

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 映画はほとんど見ていない自分ですが、84才の視力が弱くなった父親が「硫黄島からの手紙」を見たいとの意向を受けて、夫婦と三人で映画館に出かけました。監督はクリント・イーストウド、長野市出身の栗林忠道中将は渡辺健、主人公はパン屋の一兵卒とのことでありました。

(矢弾尽き果て散るぞ悲しき・・・)

 日米の戦争において、圧倒的な物量の差がありながら、互角に戦えた戦場が硫黄島であります。このことは栗林中将の在米武官時代に身につけた現実主義の指導力の確かさを物語っております。映画では守備隊司令部内部の反目として、東京の大本営が見捨てるはずがないと信じる参謀たちとマリアナ沖海戦で海軍力が消滅した報告により手元にある兵力で戦うのみと鉄の意思を持つ司令官のドラマ構成であり、悲しいものがありました。
 硫黄島の戦い:ウィキペディア(フリー百科事典)  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A1%AB%E9%BB%84%E5%B3%B6%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84

(ルーズベルトに与うる書)

 海軍の司令官であった市丸利之助海軍少将の残したアメリカ大統領宛の書簡「ルーズベルトに与うる書」が有名ですが、当時日本軍の将校が考えていた気持ちを理解するに役立ちます。現在のアメリカ大統領が抱える苦悩を言い当てていることに市丸少将の見識の高さを感じます。


(非力な武器)

 武器弾薬の補給を大本営に打電して、落下傘で投下された梱包箱の中身は「雷管と竹槍」、1932年ロス・オリンピックの馬術大障害の金メダリスト西竹一中佐の移動トーチカとしてしか役立たない23両の戦車、ロケット砲と言えば格好いいのですが艦砲の砲弾活用(?)の噴進砲などが武器であっとのこと。


(硫黄島戦がアメリカ世論に与えた影響)

 アメリカ世論は現在も、兵隊の損耗を一番嫌う。硫黄島での日本軍の死傷者数と同等の犠牲は論外で、日本本土の完全占領を嫌う気運が高まり、休戦(日本では終戦)へと導くこととなりました。硫黄島の激戦で亡くなった2万人近い日本兵は栗林中将の願っていた未来の日本を背負う子供達の命がつながった尊い犠牲でありました。



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 人生の中で、憧れる人物に出会える機会はそうはない。私は大学生の時、父親が仕送りを持って上京した折りに飯塚毅先生の事務所を訪問しました。父親の上京目的はTKC入会時の初期指導を受けるためでありました。そこで、直接飯塚先生に会って自分の職業選択として職業会計人になる覚悟を固めたと記憶しております。

 
(飯塚毅アーカイブ http://dr.takeshi-iizuka.jp/index.html

 最近、先生の業績を顕彰するホームページが開設されてと聞き、拝見しました。そこでは「 飯塚毅博士アーカイブは、租税正義の実現に一生を捧げた職業会計人であり、株式会社TKCの創業者であり、国際比較税法研究家であり、また禅哲学の実践者として多くの後進を導いた飯塚毅博士の記録を集めた資料館です。」と紹介されています。これまで、先生のゆかりの地を訪問し、ほとんどの書籍を読み、昨年は映画「不撓不屈」を見ていますが、このアーカイブは青年期からの憧れている人物が今も身近にいるとの安心感を生み出します。



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