SUEの日記

南相馬市に来て4年が経ちました

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ダンボールで家具作り

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先日、緑の家学校の今年度の課外授業で「ダンボールで家具作り」に
参加した。


先生は、都市計画理論の大家C・アレグザンダー氏に師事され、
著書「パターンランゲージ」の訳者・研究家でもある中埜博氏。


ダンボールでみんなが授業や討論をする机を作るというもの。
幼稚園や保育所でも何回かやっている企画で、できた机等を
そのまま使い続けているところもあるそうだ。

ダンボールのよさは何と言っても、付け足しや削除が容易にできる
加工のしやすさにある。気に入らなかったり、使い勝手が悪ければ、
直せば良い。デザインも自由自在だ。

使用するダンボールは2重になっている丈夫なもの。
2M×1Mで350円するというちょっと高額ではある。


集まった生徒7名と先生でスタートする。


まず、各々が会議や授業がしやすい場所に椅子を置く位置を決め、
その場を中心として、机の脚とも言える側板をダンボールを折り曲げて
作る。(写真上)

          ↓

次に、机の天板の高さを参加者の感覚で決める。
天板はもちろん、ダンボール。

          ↓

天板の高さに合わせて、側板を切る。

          ↓

切った側板を椅子の周りにセット。
このときに足が十分に伸ばせるか確認しておく。
(私は、普段の行動パターンから、深めに足を伸ばせるようにしました。)

          ↓


側板の上に天板を載せて、ガムテープで仮留め。

          ↓

天板を使いやすいように、カッターで切る。

          ↓

それぞれが、作業性やデザイン性を考えて、それぞれの持分を
カッターとガムテープを使って、加工していく。
構造的に弱い部分はダンボールを使って補強する。
当然、隣人との取り合い部分があるので、互いに相談しながら
作る部分が出てくる。
今回は、参加者の意見から、天板の先に低い立ち上がりを設けて、
そこもデザイン的に加工することにした。

          ↓

本来は、これに色を塗って完成なのだが、今回は、すぐにこわして
しまうため、そこまではやらなかった。
椅子などもダンボールでできるそうだ。


完成したダンボールテーブルを使って、早速授業を開始する。

その前に、それぞれが作った席をかわるがわる座ってみる。
すると、それぞれの考え方の違いがわかって面白かった。
デザインに凝っている人や、ちょっとしカバン置場を作ったりして
工夫している人もいるし、隣人と仲が悪い(?)人は隣人との間に
小さな壁を作ったりしている。
私は使い心地重視で、足がのびのびと伸ばせることと、
テーブルの天板が机に突っ伏して寝ていてもたわまないことなど構造を
重視して作った。デザイン性はほとんどないが。

授業は、C・アレグザンダー著の「パターン・ランゲージ」より
街づくりの手法についての考え方などを少し行った。
ビールとつまみとお菓子をつまみながら、和気藹々と授業は進む。
授業にも会議にも適したなかなか素敵な空間でした。

テーブルは授業終了後に全部解体しました。




この、ダンボールで共同で使う家具を共同で作るという作業は
一人の意見を通せるわけではないので、隣人間や全体で決めなければ
いけない作業でもある。よって、相手の立場になってものを考える
必要があるし、コミュニケーションが必要となる。
また、個々の意見を出し合って一つのものを作り上げていく手法は
今のトップダウン型の行政とは間逆の「ボトムアップ」という手法
であり、これこそが本来の行政や街づくりに求められる姿であろう。

要するに、住民それぞれの意見を集めていって、施策を決めるという
やり方だ。
従来はツリー型と言って、上から枝分かれして行政の各組織があるように、
それぞれの組織が「リンク」することなく、それぞれ別々の活動をして
、それぞれの担当者が上の組織の言うことしか聞かないため、抜けが
多いし、結果として全体の意見を反映させていないことになる。
実生活というのはもっと緻密に絡み合っているものなのに。

役所自体がボトムアップの手法を理解していないというのも大きな理由
だろう。


「ボトムアップ」の手法の代表的なものはウィキペディアだ。
多数の人間がが参加して作り上げ、しかも常に未完のまま追究し続けている。


体験して参加することによって、意見を出し合い、理想の使いやすい
姿を作り上げていくというこの手法は、行政だけでなく、製品づくり
にも言えることだ。お客さんの多くの声を集めてそれを反映させて
いけば、よりよい物が生まれ、更に売れることになる。



また、ダンボールで共同のテーブルを作る作業は会社の部署などでも
やってみると面白いでしょう。
それぞれがどんな考え方をするかわかるし、お互いの意思の疎通が
取りやすくなると思います。

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閉じる コメント(2)

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意味が分からなくてとても難しい説明だよぉ〜

2012/5/21(月) 午後 3:00 [ komorinn ] 返信する

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komorinn さん、コメントありがとうございます。

要するに、みんなで段ボールを使って共用テーブルを造るとコミュニケーション能力がアップして仲良くなれますという事です♪

2012/5/21(月) 午後 11:38 [ SUE ] 返信する

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