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====ナレーター==== 今日の私は扶美子と洋一の住む部屋のミニシクラメンの花です。扶美子は30歳、今まで派遣で得意のコンピューターソフト関係の仕事をしてきましたが、派遣では生活が安定しない為、正社員を希望していました。 1年前、やっと念願がかなって、今勤めている会社に紹介予定派遣から正社員になるかたちで採用されました。会社は大手電機メーカーの孫受けで、コンピューターソフトの構築を主たる事業としています。会社には派遣部門と受託部門があります。そして、扶美子は受託部門に在席し、大手通信会社の仕事を会社の同僚数名で担当していました。 扶美子には恋人がいます。そして、既に同棲しています。扶美子は妊娠していました。扶美子の彼・洋一には3年前、派遣先で知り合いました。洋一は派遣先の社員です。 先日、扶美子は上司に妊娠している事実を話しました。産休をとる予定であること、子供が生まれても勤めることなど話しました。上司は驚き、早速社長に話しました。 扶美子が今まで勤務した派遣先は大企業でしたけれど、そこの女性社員は当然のように産休を取っていました。この会社は小さな会社だけれど、自分は社員だし、上司にも社長にも可愛がられていたので、その後の会社の対応が信じられませんでした。 扶美子は社長に呼ばれました。そして、「今月一杯で辞めてもらう。すぐに辞表を書きなさい。」と言われました。扶美子は驚いて理由を尋ねました。社長は「小さな会社なので前例を作りたくない。」と言いました。扶美子は「考えて見ます。」とだけ言って、社長室を退室しました。 扶美子は翌日有給をとり、労基署に相談に行きました。労基署の相談員の対応は冷たいものでした。「退職勧奨ですね。断りなさい。今のところ、労基法違反ではないから労基署としては動くことが出来ない。」と言われ、暗い気持ちでアパートに帰りました。 ====扶美子と洋一の会話==== ★洋一 「そうか、労基署は動いてくれないのか。」「僕は労働局の相談コーナーに電話したんだ。そしたら、“男女雇用機会均等法8条違反の可能性がある。労働局の均等室というところが対応してくれるだろう”と言われたよ。」「“本人が申し出て、希望すれば、会社に対して指導してくれる。”とも言われた。」 ☆扶美子 「ほんと!早速、均等室へ行ってお願いするわ。」 ★洋一 「だけど、均等室からの指導で、産休が取れたとしても風当たりが厳しくなるし大丈夫かなあ。」 ☆扶美子 「何言ってんのよ。どこの会社だって誰でも取ってんだから、私とるわ。」 「会社の女性社員から、『前例を作ってよ。』って言われてんだから」 ============================================================================================ ●労働相談はどこへ&労使トラブルの六つの解決方法→http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun 憲法を守ろう憲法違反の人権侵害が横行しています。過労死と言う言葉は外国で翻訳せずに通じる言葉となりました。憲法が改定されて、日本が米軍に協力して一緒に世界中で戦争をする国になった時、労働者の人権はどうなるのでしょうか。戦争というものはマスコミなど全てを動員します。自衛隊員が世界のどこかで血を流して戦っているとき、日本の労働者の人権などどうでもよいことになるような気がしてなりません。 更に、憲法が改正され、日本が外国で戦争できるようになれば、軍事費は急速に増大するでしょう。アメリカから人命の提供と戦費の更なる支出を求められます。社会福祉に廻す金は無くなると思います。税金も上がるでしょう。格差はもっともっと拡大するに違いありません。
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妊娠、出産、育児、男女平等
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