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====ナレーター==== 初めての訪問者のためにまずは自己紹介しよう。私、風太郎は意識そのもの,姿は見えない。先日から街弁事務所の飼い猫、タマの頭脳に入り込み人間の醜さを観察している。さて、今日も暗い顔をした労働者が入ってきた。名前は樋口三郎(仮名)というらしい。早速、耳を傾けよう。 ====弁護士と樋口の会話==== ☆樋口: 「昨年の4月に外資系企業の日本法人に入社しました。」「社員数は2000人もいるので、すっかり信用して言われるままに雇用契約を結びました。」「試用期間の説明がありました。『試用期間はいろいろ有るんだけど、君の場合は経験が足りないから1年間にしてもらえないか』と言われ、1年後に社員になれるんならと思い了解しました。」 「先日、上司に呼ばれ『君はクレームも幾つかあったし、スキルも若干不足しているので、社員にはなれない。急に離職をしても困るだろうから、2,3ヶ月雇用期間を延長しよう』と言われました。」 「クビですか。と言ったら、『クビではない。雇用期間の終了ということだ。』と言われました。雇用契約書に雇用期間が記載されているのは承知していましたが、試用期間のことかと思ってましたので、全く疑っていませんでした。」 ★弁護士: (雇用契約書をみながら)「詐欺だね。雇用契約書上は期間契約社員ということになっている。」「終身雇用を前提とした試用期間ならその程度のことで解雇はできない。」「会社ぐるみの見え透いた詐欺だよ。」 「悔しいけれど、会社には雇用契約書という証拠がある。争っても会社は1年契約の雇用だと主張するだろう。」「会社は、裁判になると原告が立証できないとみると全て否定してくる。」「裁判になると会社は厳しい対応をしてくるものなんだ。」 「労働局の助言指導を利用してはどうだろうか。労働局長名で社長を呼び出す。勿論、人事部長などが労働局へ行って釈明することになると思うけれど。」「正式な裁判と違って会社も身構えない。2000名からの会社なら、社長は事実を知らないだろう。『なにやってんだ!』と言うことで解決することもある。」 「しかし、労働局は判決を言える分けではない。『労働者の言い分が事実なら正社員にするべきです。』と言ってくれるだけで、会社が従う義務はない。」「今後ともこの会社で働きたいなら、裁判で争うより、その方が良いだろう。うまくいくケースもある。1ヶ月以内に出来るからやってみてはどうだろう。」 ====ナレーター==== 樋口君は礼を言って弁護士事務所を後にした。その後、どうしたかは分からない。それにしても、2000名の社員と言ったら大企業の部類に属するだろう。こんなことが、組織的に平然とやられるとは驚きだ。 社員にすると思わせ、1年も酷使して、本当に使い勝手の良い宝石だけを拾い上げようという、企業の本音が見えてくる。しかし、1年間も信じきって働いた労働者の受けた傷の深さを思うと、猫の私でも胸が痛む。 犠牲は弱い庶民に押し付けられる。いろいろ変わっても、それだけは太古の昔から変わる気配は無い。この事件も政府のやり方を真似しただけだと思うと妙に納得してしまう。 ============================================================================================ ●労働相談はどこへ&労使トラブルの六つの解決方法→http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun 憲法を守ろう憲法違反の人権侵害が横行しています。過労死と言う言葉は外国で翻訳せずに通じる言葉となりました。憲法が改定されて、日本が米軍に協力して一緒に世界中で戦争をする国になった時、労働者の人権はどうなるのでしょうか。戦争というものはマスコミなど全てを動員します。自衛隊員が世界のどこかで血を流して戦っているとき、日本の労働者の人権などどうでもよいことになるような気がしてなりません。 更に、憲法が改正され、日本が外国で戦争できるようになれば、軍事費は急速に増大するでしょう。アメリカから人命の提供と戦費の更なる支出を求められます。社会福祉に廻す金は無くなると思います。税金も上がるでしょう。格差はもっともっと拡大するに違いありません。
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試用期間
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私も6ヶ月の契約社員の期間ののちに正社員にと言われ、就労。結局「条件が足りないなどと」と言われズルズルと6ヶ月の契約を何回も更新してしまい2年も働いてしまった経験がありあます。まったくとんでもないことです
2006/12/7(木) 午前 1:45 [ nao ]
コメント有難うございます。「経験があります。」と言うことですから、現在苦しんでいる分けでは無さそうなので、ホッとします。小学生のイジメもこういう大人社会の反映と感じられてなりません。
2006/12/7(木) 午前 6:44 [ 風太郎 ]
風太郎さんはお猫様だったんですね。
2008年になった今、この記事の先見の明に驚かされています。軍国になる前に年金生活者は死ね、と言わんばかりの政策がはじまっているのですもの。すざましい将来が見えそうで怖いです。
2008/4/10(木) 午後 1:56 [ vuk*1*pino*a ]
2年も前に書いた記事ですね。こんな記事も書いたんだと読み返しました。
2008/4/10(木) 午後 10:45 [ 風太郎 ]
はじめまして
先日入った会社(園芸関係)であった件を報告します。
10日間研修期間で無給
完全固定給で月11万(季節労働だから時間外労働は払わない)
年間4ヶ月は休みなしで忙しい間は週1休
閑散期にまとめて休む
無給はあえてその条件を飲んだのですが、完全固定給と知ったのは2日目だったのでその日でやめました。
年棒制であり、それなりの収入であればその条件でも納得したと思いますが月給制で11万は生活できません。
こんな事が罷り通るのっていったい何なのでしょうか。
役所に行ったけど当てになりそうになかったです。
2009/5/13(水) 午前 3:48 [ pokota ]
コメントに感謝します。酷い目に遭いましたね。そういう会社は、そのほかの問題も出てくることは見えています。早く辞めたのは正解だったと思います。良い職場が見つかることを祈念します。
このところ記事を書いていません。昨年末から解雇案件が激増し、支援する仕事でブログを書く余裕がなくなっています。トヨタやキャノンといった日本を代表する大企業が不当な派遣切りの原因をつくり、政府も黙認してしまった。
西松から金をもらうような民主党でも世の中は良くならないように思えて仕方がありません。当分、忙しさは続きそうです。
2009/5/13(水) 午前 5:42 [ 風太郎 ]
早速の返信有難うございました。
自分は39歳になる男なのですが、最近の求人を見て痛感するのは年齢もさる事ながら警備ですら資格を要求しますし、仮に資格があっても経験何年以上と言う項目があり端から相手にされない物ばかりで非常にきつい状態です。
更に輪をかけて問題なのが雇う気がないのに求人を出す企業で時間を無為に過ごすことが非常に多いです。そのような企業をチェックする体制を作って欲しいとハローワークには苦情を出しています。
最も良いのが雇用と労働問題を一元管理する機関があり、業務委託で会社の実態を監督するNPOが存在することだと思います。
しかし、袖の下を受け取っている政治家(屋)や天下り先確保に奮闘する官僚が本気で取り組むと思えないのがこの国の悲惨なところかもしれません。
2009/5/14(木) 午前 0:59 [ pokota ]
警備の仕事でもそんな状態になっているんですね。驚きです。昨日も日本を代表する電気機器製造会社に10年秘書として派遣されていた人が雇い止めされて嘆いていました。
まさかと思っていたそうです。
ハローワークが求人の質を管理してないことは、最近に始まったことではありません。そのつどクレームして改善をさせる必要を感じています。
良い仕事が見つかることを祈念しています。
2009/5/14(木) 午前 5:45 [ 風太郎 ]
本日認定日で職安に行ったのですが、前回書きこみをした会社でのタダ働きが就職になるといわれ、今回の支給額が8日分しかありません。
更にそこの会社に退職届を書いてもらわないと次回の受給に問題が出ると言われました。職安にはタダ働きをさせる会社が書くと思わないと言いましたが規則上書かないといけないのでその場合は職安から連絡して書いてもらうとの事でした。就職とするならば何故やめた翌日にアドバイスしてくれなかったのかと言いましたがその点は落ち度を見とめていました。
その会社は書いてやるけど今日は忙しいと突っ返してきました。その際こちらの落ち度に対し、常識がないとか言われましたが法律違反している人がそのような言葉を吐くかとも思いました。
職安に相談した際、今回のケースを就職したと思っていなかったと言いましたが、仕事によっての収入の有無を問わないと言う項目を見せられました。自分としては労働基準法では雇用者の賃金支払義務を明記していて何故こちらでは収入の有無を問わないと言う項目があるのか、これはダブルスタンダードで研修期間なら無給でも構わないと言う根拠にされると訴えましたが返答はありませんでした。
2009/5/28(木) 午後 6:33 [ pokota ]
そうですか。そういうことがあるんですね。ハローワークも実情を踏まえて仕事をしてもらいたいですね。ハローワークで紹介された会社で酷い目にあうケースもあり、ガンガン文句を言うべきだと思います。みんなが文句を言えば少しずつ変わると信じて、私も結構文句を言ってます。
2009/5/28(木) 午後 9:01 [ 風太郎 ]
今日で一連の件にかたがつきました。会社の方にはいく前に職安から連絡していくと担当者にお願いして電話してもらいましたが取り尽くしまもないと言うことで職安がこちらの言い分を信用すると言うことで代筆し、受給再開となりました。
今回の件をまとめると研修期間の無給が違法であると認識していなかった。無給期間を就職と認識していなかった。上記の件に絡み職安での手続きを失念していた。以上が自分のミスです。
事業者側の問題点は研修期間と言っても無給は違法である。月給制でありながら季節労働だからといって時間外労働を支払わないのは違法である。
その会社のオーナー個人の問題として相手を見下す物の言い方をする。無給で人を使っておきながら辞めるなら前日に連絡しろと言いそのことで常識がないと言った。(報酬を受け取っているならその言葉は当然のことだが、違法行為をしている人間が言うことだろうか)
職安の件は自分の凡ミスかもしれないが他の人も陥る危険もあるので気をつけたほうが言いと思います。
事業者の問題は事業者の求人受付で状況を聞きたいと言ってきたのでそちらに相談にいかれれば言いと思います。
2009/5/30(土) 午前 0:06 [ pokota ]