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【労働者の妻からの電話】 ある労働者の妻から風太郎に電話相談があった。ご主人は30才、1年前に就職した会社がハローワークの求人票に書いてあった労働条件を守っていないというのである。土日は休みのはずなのに、殆どの土日に出勤命令がでてしまう。残業代も出ない。休日出勤してもただ働きという。“何とかならないか”というのである。 “ご主人は、どう思っているんですか”と聞いてみた。不満ではあるが、“仕方が無い。何処へ行ってもこんなもんさ”と言っているそうだ。ご主人が一度上司にハローワークの求人票と労働条件が違うことを質問したそうだ。上司は、“高い金額で募集しなければ人が集まらないからだよ”と平然と答えたとのことだ。詐欺行為を居直ったかたちだ。 ご主人は、30歳という年令で就職先もなかなか見付からないので諦めているという。奥様は言う。“こんな状態が、一生続くのは悔しい”風太郎は、更に聞いてみた。“雇用契約書か労働条件明示書(脚注)はもらってありますか”と。“口約束で何もありません”が答えだった。 一生働く場所なのに退職金が出るのかどうかも分らないというのである。 風太郎は、「ご主人がその気にさえなれば、労基署を通して残業代も休日出勤手当も過去に遡って払わすことができますよ。しかし、波風立てずにやることは無理です。」と答えた。「ご主人の気持ちもわかります。私も民間企業にいて、リストラの洗礼を受けましたから。会社と争うことはリスクもあるし、勇気も必要です。でも、ご主人をあまり責めないで下さい。ご主人が一番悔しいと思ってるんですから・・・」 監督署は、一度利用するだけですが、長期的に会社といろいろな労働条件について交渉する必要があるでしょうから、個人加盟の労働組合に入って交渉する方が自分の身を守ることができますね。いろいろな問題がありそうだから、長期的に会社と交渉できる条件を整えるべきでしょうね。諦めたら何も解決しません。 奥様は、“こんな会社っていっぱいあるんですか”と聞いてきた。“すべてがそうではありませんが、残念ですが、これが美しい国・日本の実態です。”と答えた。 ※(脚注):「労働条件の明示義務」→http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun/48233652.html ============================================================================================ ●労働相談はどこへ&労使トラブルの六つの解決方法→http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun 憲法を守ろう憲法違反の人権侵害が横行しています。過労死と言う言葉は外国で翻訳せずに通じる言葉となりました。憲法が改定されて、日本が米軍に協力して一緒に世界中で戦争をする国になった時、労働者の人権はどうなるのでしょうか。
戦争というものはマスコミなど全てを動員します。自衛隊員が世界のどこかで血を流して戦っているとき、日本の労働者の人権などどうでもよいことになるような気がしてなりません。 更に、憲法が改正され、日本が外国で戦争できるようになれば、軍事費は急速に増大するでしょう。アメリカから人命の提供と戦費の更なる支出を求められます。社会福祉に廻す金は無くなると思います。税金も上がるでしょう。格差はもっともっと拡大するに違いありません。 |
曖昧な雇用契約、口頭での契約など
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