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【顔にあざが】 風太郎の前に現われた青年の顔にあざがあった。「如何したの」と聞いてみた。「板長から殴られました。」板長とは、料亭や料理屋の厨房の責任者である。青年は、東京近郊の料亭で正規の社員として雇われ働いている。板前になりたいとの夢はあった。この世界は厳しいとの話は聞いていたが、それは想像以上だった。ちょっとしたミスでピンタを浴びた。 青年は、辞める決断をして、板長に「辞めさせてもらいます。」と言ってしまった。その途端に殴り飛ばされ厨房に倒れた。板長は、「帰れ!もう来るな!」と怒鳴った。すごい剣幕だった。厨房には、包丁もある。青年は、ショックを受け怖くなって逃げ出した。 青年は医者に言ったが骨には異常は無かった。しかし、ショックは大きく翌日から出勤しなかった。1ヶ月が経ち、風太郎のところに相談に来た。オーナーである社長とは、事件のことも話していないと言うことだった。ショックでそれどころではなかった事情は分るが、社長に抗議するぐらいのことはすべきだったと話した。 ★ 風太郎:「オーナーは、如何していたの」 ☆ 青年:「オーナーは現場にいませんでした。何日かに一度,見に来るだけで、面接時に会っただけです。」 ★ 風太郎:「殴られた時の現場責任者は?」 ☆ 青年:「社長の奥さんが来る前だったから・・・」 風太郎は、青年にこれから如何したいのか聞いてみた。友人に泣き寝入りするなと言われて、解雇予告手当がもらえるはずだと言われたと言うのである。そして、頂けるはずの最終給与が振り込まれなかったので、それも何とかしたいと思って相談に来たとのことだった。 風太郎は、「辛いと思うが、社長か社長の奥様に会って、ことの事情を説明してはどうか」と提案した。板長からどんな報告がされているか分らないからである。給与は支払って頂けるだろうが、予告手当は難しいかも知れないと見通しを説明した。社長は、解雇していないと言う可能性が高いからである。 社長が、板長の暴力を認めれば管理責任を問うこともできる。先ずは、勇気をだして、会って話をしなさいとアドバイスした。その結果で、相談しようと言うことにした。 ============================================================================================ ●労働相談はどこへ&労使トラブルの六つの解決方法→http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun ============================================================================================ 憲法を守ろう憲法違反の人権侵害が横行しています。過労死と言う言葉は外国で翻訳せずに通じる言葉となりました。憲法が改定されて、日本が米軍に協力して一緒に世界中で戦争をする国になった時、労働者の人権はどうなるのでしょうか。
戦争というものはマスコミなど全てを動員します。自衛隊員が世界のどこかで血を流して戦っているとき、日本の労働者の人権などどうでもよいことになるような気がしてなりません。 更に、憲法が改正され、日本が外国で戦争できるようになれば、軍事費は急速に増大するでしょう。アメリカから人命の提供と戦費の更なる支出を求められます。社会福祉に廻す金は無くなると思います。税金も上がるでしょう。格差はもっともっと拡大するに違いありません。 |
暴力
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