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【良い本に出会いました。】 昨日は、妻と上條恒彦と野田淳子のジョイントコンサートに行った。その内容も素晴らしかったのでその内に書くとして、行き帰りの電車で読んだ本が、コンサートにも増して素晴らしかったので、先に紹介することにした。 新聞に書評が出たので、チョッと高くて躊躇したが、思い切って購入した。本の名前は「たたかう!ジャーナリスト宣言・ボクの見た本当の戦争」だ。・・・志葉玲著(社会批評社)。 【米軍にスパイ容疑で拘束され米軍内の様子も】 彼、志葉玲は、カメラを持って本当の戦争を見てその真実を伝えるために、空爆の始まったイラクへ入る。取材中に米軍にスパイ容疑で捕まり拘束される。幸か不幸か米軍の中の様子もジャーナリストとして、その目で見ることができた。彼は、米軍からイラク国外に追放されるが、再入国して取材を続ける。 昨日電車の往復で読んだだけなので、まだ4分の1程しか読んでいないが、最初のページから引き込まれた。それは、何故か。彼の見た本当の戦争が、日本の新聞が報道してきた内容とは、全く違っていたからだ。 【空爆の中で身を挺しての取材】 戦争は、体験しなければ決して分るものではない。イラク戦争が始まったとき米軍は、厳しい報道規制を実施した。報道陣を米軍の基地に囲い込み、一方的な情報を全世界に垂れ流した。しかし、数少ないフリーのジャーナリストは爆弾の炸裂する真っ只中で、身を挺しながら取材をしていた。志葉玲もその一人だった。 最初の数行を引用してみよう。 「イラクの自由」などという、どこまでも厚かましい作戦名が付けられた戦争。連日の空爆で民家が跡形も無く吹き飛ばされ、市場には犠牲者たちの血の水溜りができている。現場に集まっていた人々は、口々に「これが自由か、これが民主主義か!」と叫んだ。病院には消毒薬と、血と膿の混じった臭いがたちこめ、亡くなったばかりの遺体を囲み、肉親たちが泣き叫んでいた。中部ヒッラの病院で会った少年は、全身に無数の爆弾の破片が食い込み、苦痛に顔を歪める。レントゲン写真には、白い点がいくつも映っていた。少年は呪文のように繰り返しつぶやく。「ブッシュはテロリスト、ブッシュはテロリスト・・・」 志葉玲は、取材のためサマワにも行った。そこで、彼が見たものも日本の大新聞が報道したものと大きく違ってる。彼には、正式な取材許可が下りない。だから、彼は、宿営地の外で住民の中で住民の視点で自衛隊の活動を取材する。サマワで自衛隊が活動を始めた時、沢山の日本の報道陣がサマワにいた。しかし、ジャーナリストの橋田信介さんと小川功太郎さんが襲撃を受け殺されてからは、報道陣の殆どは引き上げてしまった。 志葉玲は、それでもサマワの取材を続ける。自衛隊は、水の供給と学校の建設などをやったと報道された。「この水が少なすぎる上、配給を担当するのがイラク人のため公平に行われない」などと報道された新聞を私は目にしていない。 学校の建設も自衛隊員が行なうのではなくイラク人に丸投げ(イラク人に仕事を与えるのは必要なことでもあった)している爲、鉄筋を入れない杜撰な工事である。自衛隊員は、1日10分程見回りするだけである。そのことが志葉玲によって報道されてから、見回り時間が30分になって、鉄筋も入るようになったなど、驚くことばかりである。 今日これから続きを読むことにしているが、一読の価値がある良書である。 ============================================================================================ ●労働相談はどこへ&労使トラブルの六つの解決方法→http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun ============================================================================================ 憲法を守ろう憲法違反の人権侵害が横行しています。過労死と言う言葉は外国で翻訳せずに通じる言葉となりました。憲法が改定されて、日本が米軍に協力して一緒に世界中で戦争をする国になった時、労働者の人権はどうなるのでしょうか。
戦争というものはマスコミなど全てを動員します。自衛隊員が世界のどこかで血を流して戦っているとき、日本の労働者の人権などどうでもよいことになるような気がしてなりません。 更に、憲法が改正され、日本が外国で戦争できるようになれば、軍事費は急速に増大するでしょう。アメリカから人命の提供と戦費の更なる支出を求められます。社会福祉に廻す金は無くなると思います。税金も上がるでしょう。格差はもっともっと拡大するに違いありません。 |
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