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【給料9万円で子どもを二人育てる】 ある日の労働相談で、風太郎の前に座った三十代後半の女性が「二つ教えてください。」と言った。その女性は、自宅近くのスーパーでパートとして数年働いている。質問の一つ目は「互助会費が給料から引かれているが、互助会に何もしてもらっていないので払わないでも良いのか」,二つ目は「数年働いているが有給を頂いていない。有給は無いのか。」であった。 労働相談の基本は、法的にはこうなっているというだけでは駄目で、その人の立場や実態に即した解決策を考えてあげることだと思っている。風太郎は、まず互助会費について質問した。「互助会費と言えば、冠婚葬祭や忘年会や暑気払い旅行費の補助などに使われるのが一般的だけれど、何に使うのか聞いてみましたか」 女性は「年末のパーティーに使っていると聞いたことがありますが、それ以外に何に使うのか聞いてみたけれど上司も知りませんでした。年末のパーティーには、子どもがいるので主席できません。「互助会から抜けたい」と言ったら「抜けることはできない。」と言われました。 風太郎は、「抜けられないことはありません。しかし、・・・」『たかが700円のことだから・・・』と言いかけて、口を閉じた。「月給はいくらなんですか」彼女は、「離婚したので母子家庭です。子どもが二人いて、小さいので熱をだしたりで、出勤できないことも多いので月に10万円はいきません。区から母子家庭の補助がありますから、何とかやっていますが、毎月700円を引かれるのは辛いです。」 彼女は、夫のことを話した。「夫は、賭け事が好きで稼いできたお金を競輪につぎ込んで家には一円も入れませんでした。子どもが熱を出しても知らん顔でパソコンのゲームをしていました。」と。 次に、有給のことを話した。有給の日数を計算して「現在これだけの日数があるはずだけれど、出勤すべき日の8割出勤が前提です。」と話したところ、「8割なら駄目ですね」と言った。子供が熱を出すなどで、7割ぐらいしか出勤できていないのだそうだ。 「そんなに休んで会社から何か言われませんか」と聞いてみた。「いろいろ言われるけれど、認めてくれるから、その点では有り難いと思っています。」とのことだった。そして、「今後は8割出勤するよう頑張ります。有給があれば、子どもが病気になっても堂々と休めますから・・・」と明るく笑った。 風太郎は、「会社によっては、休むと直ぐに契約更新を拒否するところもあるので、その点では良い会社だと思いますよ。互助会費は、生活の実状を訴えてお願いしてみてください。」 「生活が苦しいので、労働相談で相談したら、『抜けられないことは無いはずだ』と言われたと言ってみて下さい。」「会社にお世話になっている。ご迷惑もお掛けしている。という気持ちを前面にだしてから、お願いした方が良さそうですね。」と答えた。 10万円で二人を育てるのは大変だろう。しかし、明るく生きる女性の姿に心をうたれた出来事だった。 ============================================================================================ ●労働相談はどこへ&労使トラブルの六つの解決方法→http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun ============================================================================================ 憲法を守ろう憲法違反の人権侵害が横行しています。過労死と言う言葉は外国で翻訳せずに通じる言葉となりました。憲法が改定されて、日本が米軍に協力して一緒に世界中で戦争をする国になった時、労働者の人権はどうなるのでしょうか。
戦争というものはマスコミなど全てを動員します。自衛隊員が世界のどこかで血を流して戦っているとき、日本の労働者の人権などどうでもよいことになるような気がしてなりません。 更に、憲法が改正され、日本が外国で戦争できるようになれば、軍事費は急速に増大するでしょう。アメリカから人命の提供と戦費の更なる支出を求められます。社会福祉に廻す金は無くなると思います。税金も上がるでしょう。格差はもっともっと拡大するに違いありません。 ※当ブログでの個人情報の取り扱いについては右をクリック→http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun/17434077.html
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妊娠、出産、育児、男女平等
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