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今日は、ある美容サロンで働いていた女性の物語です。 今日、1カ月ほど前に相談にきたその女性が、「解決しました」と言って訪ねてきました。 ☆ 女性:うまくいきました。不払いの給料を払って頂きました。風太郎さんのお陰です。 ★ 風太郎:あんなアドバイスをして、大丈夫かなと心配していました。 ☆ 女性:風太郎さんに言われたように、友人に頼んで3人で給料を貰いに行きました。友人と言っても彼氏ですが、ちょっと怖い顔をしているんです。サングラスをして私の後ろに何も言わずに立っていてもらいました。暴力団みたいに見えたんでしょうね。オーナーは、びっくりして払ってくれました。 ★ 風太郎:相手がワルだからそのくらいのワルで仕返しは許される範囲ですよ。良かったですね。 風太郎は、1か月前彼女から聞いた話を思い出していた。 彼女から電話の相談があったのは1カ月ほど前でした。彼女は、美容関係のサロンで半年ほど働いていました。一つの店舗を女性のオーナーから任されました。経験豊かな彼女でも一人で任されるのは無理があります。お店は年中無休です。「いつ休んだら良いのか」とオーナーに詰め寄りました。オーナーは、「休む時には、私が代わるから大丈夫」と言ったので不満ではあったが、しぶしぶ承知して働き始めました。 働き始めはしたものの、一人勤務は過酷です。トイレも我慢しなければならないことがしばしばです。「代わる」と言ったオーナーの言葉も嘘でした。疲れ切って、「休ませてくれ」と言っても、応じてはくれません。耐えられなくなって、「今月で辞めさせてもらいたい」と言ったら、やっと「一人入れるから」と言われたので勤務を続けました。 ところが、「募集をしても適任者が見つからない」とか言って1か月待たされ、やっと一人入って来ることになりました。そして、待ちに待った従業員が入ってきました。その女性も仕事はよくできました。任せることができると思い、新人のその従業員にお店を任せて初めての休みを2日だけとりました。 休みの2日目には、都内の温泉施設に行って何度も温泉に入ったり、マッサージをしたり疲れた体をほぐすことができました。 ところが、出勤して驚きました。店にオーナーが来ていました。そして、「彼女は首にしたから」と言いました。首にした理由も聴く気にはなりませんでした。彼女は、反応的に「私も今日で辞めます」と言って、飛び出しました。 風太郎に電話が来たのは、辞めてから半月後です。最後の1か月分の給料が振り込まれなかったのです。 タイムカードや出勤簿、給料の締切日や支払日の分かる資料(雇用契約書など)、賃金の額を証明するものなどがない場合、労基署から支払の勧告をしても、事業主が支払いに応じないケースが以外と多いのが現実です。 タイムカードや雇用契約書など何の証拠もない場合、風太郎は、自分で工夫して取り立てることをアドバイスしている。 会社に押し掛けて、払うまで帰らないとやるなど煩くすることです。しかし、脅しや脅迫、営業の妨害は絶対にやってはいけません。
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労働相談日誌
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