労働相談奮闘記

労働者の悲痛な叫びを伝えたくて、そして解決に役立てて頂く為に

有給休暇、長時間労働

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【失業給付を受けて、有給をとって辞めたい】
3カ月ほど前から風太郎のところに相談に来ていて、風太郎のアドバイスを受けながら自主解決に努力していた女性の話です。年令は、聞くわけにもいかないが多分40才代の女性でした。携帯電話の部品などを作る100名規模のメーカーで経理の仕事をして8年になります。

ここ1年ほど前から上司からのイジメが始まりました。1年前に社長が交代し、それに伴って上司も代わりました。イジメは社長の意を受けて行われていました。どうやら、辞めさせたいことは明らかです。ターゲットになったのは彼女だけでなく高齢の女性でした。高齢と言ってもまだまだ若い40代の女性社員3人でした。

その女性は、風太郎に「もう辞めようかと思っている。」と話しました。「ただ辞めるのでは悔しいので、雇用保険に遡及して加入させ失業給付を貰いたいし、誰もとったことのない有給休暇をとって辞めたい。」とも話しました。

【ウチの会社には有給は無い!】
辞めるつもりであることは風太郎に初めて話したので会社にも誰にも言っていないとのことでした。もちろんイジメがなくなれば辞めなくても良いわけですが、「あの部長と社長である限り無理だと思う。」とのことでした。

辞めると言う気持ちは隠したまま、部長に「有給休暇をとりたい。」と言ったら「ウチの会社には有給は無い!」と言って怒鳴られました。しかし、彼女にとってそれは予測の範囲でした。

【社長に雇用保険に遡及して加入するよう要求】
次に、社長に雇用保険に遡及して加入するようお願いしました。社長は「考えておく」とだけ返事をしました。

【社長に意を受けた社会保険労務士の動き】
数日後、社会保険労務士のAさんと言う方から彼女の自宅に電話がありました。「会って話がしたい。」との内容でした。彼女は見ず知らずの人と会うのはできないと思い断りました。Aさんは「社長に指示で電話したが、話し合いを拒否するんですね!」と凄んでいました。

彼女が風太郎のところに相談に来たのはその翌日でした。風太郎は、「辞める覚悟ができてるんなら怖い物は無いでしょう。社労士とお会いになっても良いんでは無いでしょうか。」と話しました。

「社労士は、雇用保険は専門家です。加入しなければ違法であることは知っています。社労士から社長を説得さることもできますよ。」「有給休暇は、有給休暇申請書を出して、強引に取れば良いわけだけれど、社労士がなかに入ってとりなしてくれれば、それにこしたことはありません。」と付け加えました。

彼女は、「あの社労士は、問題があると必ずでてきて、退職を強要するんです。会えば、必ずそうするでしょう。」と言いました。風太郎は、「退職を強要されれば会社都合ですから、好都合じゃないですか。」と言いました。

【やはり、退職勧奨だった】
数日後、彼女から電話があり、社労士と2回会って交渉した結果の話として、会社からは今月で辞めてくれれば雇用保険への遡及加入はOK、有給については辞める日までにとるのは無理だから退職金として支払うと言われたとのことだった。さらに、来週からは出勤する必要がなく今月中の賃金は支払うので、今週中に引き継ぎを完了してくれと言われたとのことでした。

【やはり騙すつもりだった】
風太郎は、「良かったですね」と言いながらも、有給の買い上げの値段が決まっていないことなどが気になり「合意書面を作ってください。」と話し、合意書面ポイントを話しました。「有給は、有給として取れば、その支払い方は法律で決まっていますが、有給を取らずに買い上げる場合の値段は法律で決まっていません。契約の値段と言うことになります。100円でも1000円でも1万円でも良いわけです。だから。まだ、交渉は詰めができていません。」と答えました。

さらに数日後、社労士との3回目の話として、有給の退職金化の件は社労士の考えで社長の許可を得ていなかったこと来週から来なくて良いと言うのは社長の意向だが今月中の賃金は支払うと言うのも社労士の考えで社長から拒否されたことなどが伝えられたとのことでした。幸い、雇用保険だけは手続きが開始されていました。

【社長宛メールを送信することをアドバイス】
風太郎は、次のようなメールを社長宛送信するようアドバイスしました。「社労士のAさんから社長が私に会社都合による退職勧奨をされていると伺いました。私は、その退職勧奨に応じるつもりです。退職日については、会社の希望に応じるわけにはいきません。今週は出勤し引き継ぎを致します。来週からは有給休暇の40日の取得をいたします。退職日は休暇取得後の○月○日といたします。」

1週間後、電話があり、社長からは何の音沙汰もないが社労士から電話があり、怒鳴られたが、最後に「もうやってられない。勝手にしなさい。」と言って電話を切られたとの話でした。風太郎は、有給休暇の申請はメールで証拠が残っているから支払わなければ労基署が動くだろうこと、失業給付も会社都合はメールで証拠だてられますから大丈夫でしょうと答えた。

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ゆきと言います。
障害年金をもっとしりたくて、あなたのサイトに出会えました。

2012/1/12(木) 午後 10:45 [ ゆき ]


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