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風太郎の記事は、事業主の方も読んで頂いています。時々、酷い労働者がいることについてのコメントを頂きます。風太郎も、権利ばかり主張する労働者の味方をするつもりはありません。労働者に非がある場合には、事業主のところへお詫びに行かせることもあります。 事務所に相談にみえる方の3割強が事業主の方です。従って、中小企業の事業主の方がどんなに苦労して経営しているかも知っているつもりです。酷い労働者がいることも知っています。労働者の相談を聞いていて、自分の悪いところは隠していても、これは労働者に問題があると気づき時もあります。以下のようなことが時々あります。 「3週間働いたんだけど、会社は金を払いません。どうやれば払ってもらえるか教えてくれ。」と言ってきた労働者がいました。当然、『どうしたの?』と聞きました。「社長が怒鳴ったから、バックレたんです。」『理由なく怒鳴ったんですか?』「俺がちょっと間違えて、社長が客のところへお詫びに・・・・」 「急にバックレたら社長だって困るだろう。賃金請求する前におお詫びしなきゃ・・・」 「え!頭下げなきゃ駄目なの?そんなことできないよ。」『だって、理由があって、怒鳴ったんだろう?どんなことが有っても賃金は払わないといけないけれど、急にバックレたら、それは、私だって怒るよ。きっと、お詫びしたら払ってくれるよ。』 この労働者は、風太郎の説得を聞かずに、労基署へ賃金不払いの申告をしました。労基署は、申告された受けざるを得ません。 ここから先は、担当した監督官のはなしです。 「風太郎さん。労基署は、賃金不払いの申告があれば動かざるを得ないでしょう。社長を呼びましたよ。社長は、怒ったね。」 『賃金不払いが犯罪だぐらい、分かってますよ!だけど、あいつには絶対払わない!送検されても払わないよ!遅刻はしょっちゅうするし、注意しても客とは喧嘩するし、ちょっと怒ったら翌日から無断欠勤だよ。面接の時は、何でもするから雇ってくれと懇願するから、ちょっとヤバいと思ったけど、かわいそうだと思って雇ったんだよ。それが、労基法だの何だのと、監督署はこんな労働者の味方をするんか?』 結局、この労働者は、労基署に申告をしても解決に至らなかったとのことでした。
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労働相談日誌
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こんばんは。労働者側は最低限会社に尽くして、それでも会社が不当解雇などぞんざいな不利益を被ったと考えられる以外は、問題外といえるでしょうねぇ。
2009/5/16(土) 午後 9:57 [ シュワちゃん ]
こんばんわ。
労働者側の問題も有りますが、やはり経営側の問題が大きいです。
労働基準監督署、もっとしっかり仕事をしてくれたら、争議の関わる
裁判は減ると思っています。
2009/5/16(土) 午後 10:23 [ こきりこ ]
私も以前は、労基署はもっとしっかり遣って欲しいと思ってました。もちろん今でもそう思うことがあります。
真面目に働く監督官と知り合いになり、少しだけ考えが変わりました。賃金不払いの申告案件の成功率は公表されていませんが、6割以下と想定されます。だから、もっとビシビシできないのかと思います。監督官にそのように要求してもきました。ビシビシやる監督官もいます。しかし、悪質な事業主はそれでも払わないわけです。送検できるかとなると検察では500ページにもなる調書を要求してきます。労働者が告訴すると、監督官に証拠を提出し協力しなければなりません。そうして作った告訴のための資料を添えて送検しても50%は不起訴になります。検察は、殺しなどの凶悪事件に慣れていて賃金不払いなど犯罪ではないと思っているようです。
監督官も送検という手段が簡単には使えないちおなると、払うよう説得する以外に方法がありません。
2009/5/17(日) 午前 9:47 [ 風太郎 ]
風太郎は、こう言うちょっと問題のある労働者にも、最終的には賃金が払われないといけないと思います。
労基署に頼ってもコメントに書いた通り、埒があかないことが多い。だとするならば、現実的に回収する方法を提案する。それが、権利を主張する前に悪かったことは、率直に詫びることになる場合もあります。
その上で要求するものは要求したら良いと思っています。
彼の場合には、そう言う手順を踏んでいたなら監督官も真剣にやっていたに違いないと思います。
2009/5/17(日) 午後 1:42 [ 風太郎 ]