労働相談奮闘記

労働者の悲痛な叫びを伝えたくて、そして解決に役立てて頂く為に

退職強要、執拗な退職勧奨

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インフルが治癒しても出勤が認められず、そのまま解雇

投資用マンションを販売する会社の従業員からの相談だった。山形の田舎から東京で働きたいと出てきた青年である。東京で就職しても住む場所を確保するのは大変だ。そんな彼の目に留まったのが寮付き正社員募集である。給料は平均18万円以上となっていた。まずまずと思った。

しかし、賃貸料を6万円もバッチリとられた。敷金はさすがに取られなかった。社保や雇保、税金を差し引くと10万円を切ってしまった。給与明細書を見るとグロスで18万円の内2万円が時間外労働手当、1万円が解禁手当、5000円が住宅手当、1万円が営業手当である。残業は、この2万円で青天井(これは当然違法であるが)、深夜まで働かせ、帰宅時に販売中のマンション周辺の住宅にチラシ配布をさせられる。

1日の仕事は、こんな風である。朝、9時から配られた名簿にセールスの電話を掛けさせられる。興味を示した相手からアポをとる。昼休みを挟んで午後まで電話を掛けさせられる。殆ど、今は忙しいとか言われて電話を切られるが、課長が聞いていて「馬鹿野郎!」「もっと粘っこくヤレ!」などと怒鳴る。午後の2時ころになってもアポが取れなければ、罵倒されるのを覚悟せねばならない。罰として、それ以降は立ったまま電話を掛けさせられる。アポがとれれば飛び出して行くが、取れなければ、夜、全員がセールスから帰ってきて課長に報告するのを聞くことになる。報告の合間合間に罵倒される。

彼は、ある日熱を出して、休むと電話した。寝ていたら昼に課長がきた。あいにく寮は、会社の近くにある。布団を引っ剥がされ午後から出勤をさせられた。体に良いわけがない。翌日、本当に参ってしまって、高熱が出た。電話で休むことを伝え、課長が来ないうちにと思い病院へ電話し受診した。

新型インフルかもしれないということになり、その旨、課長に伝えた。さすがに、課長は連れに来なかった。

インフルは軽く治まり、医者から更に数日休むようにと言われ休んだ。1週間過ぎて、医者が出勤しても大丈夫と言ったので出勤しようとしたら、課長がうつされたら困るから指示するまで休めと言われた。有給休暇を使って休んだが、更に1週間たっても出勤せよとの指示が無い。

有給も無くなったので課長に電話したら、「代替えを雇ったからもう来なくていい。」「月末までに寮を引き払ってくれ!」と一方的に言われて電話を切られた。

今、風太郎は彼と争い方について相談しているところである。

しかしながら、恥を知れ!と言いたくなる酷い話である。

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