是非読んで欲しい素晴らしいルポルタージュ
ルポライターの北村年子さんが10年の歳月を掛けて取材し著した「ホームレス襲撃事件と子どもたち」を読みました。その内容は単なるルポの域を超えています。寧ろ、このような悲惨な事件が起きないような社会を目指す社会運動家としての著者の姿に感動を覚えました。何度も涙を拭いながら読んだこの本を多くの人に紹介したいと思います。
多発するホームレス襲撃事件
日本では毎年多くのホームレス襲撃事件が起きています。この本の巻末には1983年から2009年までの殺傷事件となった主な襲撃事件の一覧表が載っています。数えてみたところ73件も有りました。そして、その多くが子供たちによる襲撃です。事件として報道されたものだけでもこの数です。氷山の一角と考えるとぞっとします。
襲撃事件はいつどこで発生しても不思議はない。
この本を読んで、他人事でないことを知りました。著者は、川崎の中学校で校長先生の許可を得て生徒にインタビューしています。その部分を引用してみます。これを読んで、襲撃事件は身の回りで起きても不思議でないことを知りました。
「ホームレスの人たちをどう思う。」という私の質問にも、いきおい、「汚い!」「くっせー!」「気持ちわーるい!」「じゃま!」といったストレートな意見が口々に返ってくる。襲撃行為に対する意見を聞いてみると、なかでも幼い雰囲気の小柄な男の子が、ニコッと笑いながらこういった。
「おれ、やったことあるよ。」えっ?ドキリとした。
「エアガンで。多摩川のホームレスに。友達と8人ぐらいで。エアガン持って行った。撃って直ぐ逃げた。」
平然という彼に、驚いたのは私だけではなかった。
「おまえ、マジ?」「なんでー?」「ヤバいよ、ホントかよー」
道頓堀川ホームレス殺人事件
著者が最初にとりあげたのは、「道頓堀川ホームレス殺人事件」です。この加害者もまた「ホームレス」少年です。社会から疎外された者同士の悲しい事件でもあります。
著者は、加害者の少年に何度も面会を求め、少年の友人や家族にも会って事件の真実を解き明かしていきます。著者は、このような悲惨な事件が起こらない社会を目指す社会運動家としての視点で真相に迫ります。そして、加害者少年が本当に立ち直ることを目指します。
加害者少年をただ悪者とするだけで、加害者少年が育った社会の問題を一顧だにしない検察とは大きな違いがあります。
著者は、加害者少年に最後まで寄り添います。刑期を終えた加害者の少年が立ち直る姿を見届けています。
素晴らしい川崎の教育委員会の人権教育
この本で次にとりあげているのが川崎の教育委員会の取り組みです。
95年夏、川崎では、市内の小中高生によるホームレス襲撃事件が繰り返されていました。「小学生から空き缶を投げつけられた。」「少女3人が段ボールに放火した。」「中学生ぐらいな子に自転車を投げられた。」「石を頭に受け、大けがをして救急車で運ばれた。」「小屋が丸ごと焼かれた。」「ローラースケイトによる安眠妨害や嫌がらせを受けた。」「泥や汚物を投げつけられた。」「傘でつつきまわされた。」「爆竹を投げ込まれた。」「花火で襲われジャンパーが焼け焦げ背中一面に大やけどを負った。」「小学生ぐらいの5人組に打ち上げ花火を撃ち込まれ大やけどを負った。」等々です。
川崎の野宿者と支援者団体は川崎市との団体交渉を繰り返しました。しかし、市側の腰は重かったようです。野宿者と支援者は教育委員会の出席を強く求めた結果、12回目の団体交渉に今まで姿を見せなかった教育委員会から指導課長等2名が出席しました。
支援者と野宿者は穴のあいたシャツや焼け焦げた布団を教育委員会の二人に見せ、対応を迫りました。教育委員会の出席者は1カ月後の対策を・・・などと逃げ腰でしたが、野宿者たちは今夜のパトロールを教育委員会のメンバーが一緒に行うとの約束を取り付けました。
その夜、教育委員会の数名が参加するパトロールが夜中の2時まで行われました。そして、野宿者たちから襲撃の実態、恐怖、怒りの声をじかに聞きとるなかで、高齢者、怪我や病気・障害をもつ人など、より「弱い人」たちが、子どもたちから襲撃の標的にされている現状を目の当たりにすることになりました。
この結果、川崎では教育委員会が野宿者への差別・偏見、襲撃を無くすための「啓発冊子」を作成し、市内の全ての小中高に配布し、学校現場での具体的な人権教育・授業の取り組みを促しました。素晴らしいのは、それぞれの学校や教師の創意工夫による人権教育としたことです。教育委員会が進め方などの段取りを決め教師の創意工夫を許さない傾向がある中での優れた方法でした。
その結果は、1年後に襲撃事件は半分にまで減ったと言われています。
今、私たちに何ができるか
この本は、第三部で「いじめの連鎖を断つために」と題して、今、私たちがやらなければならないことを書いています。著者の北村さんたちは「ホームレス問題授業づくり全国ネット」という団体をつくり活動を続けています。
著者の いじめる子供たちもまた「ホーム」レスな子供たちです という言葉が印象的でした。家があっても、親がいても何らかの事情で居場所がないという意味での「ホーム」レスの状態は、この厳しい各社社会の中では随所に有るのではなかろうかと思いました。
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川崎の市民館で、この本のチラシを見ました。昔から川崎南部は重工業地帯ですから、どうしてもホームレスは生み出されます。多摩川の河原には、在日労働者のバラックもありました。しかし、少年らによる襲撃事件は、80年代ぐらいからだと思います。背景には、格差社会化があるような気がしてなりません。私が住んでた頃は、考えられない話です。
2010/5/13(木) 午前 0:39
少年犯罪の裁判所の書類を見ると、犯人の子供には外国名が多いのですね。
最近は在日中國人の犯罪が増えていますが在日韓国人もかなりいます。在日外国人の犯罪はとても多く、在日外国人の犯罪の処罰ために多くの税金が使われてることに憤りを感じます。
外国人は日本政府に税金をきちんと納めているの?祖国に多くのお金を送っているのでしょう?
日本に来たら日本を良くする日本の愛国心を持っていただきたい!
2010/10/3(日) 午前 6:58 [ 丸子実業高いじめ殺人判決は大誤審 ]
是非読んで欲しい(笑)私は あの本の主人公ゼロを 知っています事件後出所してから 彼を知った やはり 本は うまく書いてるなって ゼロは 病気を言い訳に 甘えて生きてるだけ あのルポは ゼロを知らない 犯罪者は犯罪者 ゼロは出所してから 万引き 覗き 窃盗繰り返し また刑務所へ入ってたんですよ なんでも病気のせいにして 甘い 単なる変態 口だけは うまいんかなと 回りは騙されてる あの男の話だけは つきないわ(笑) 病気いじめ そんな かわいそうな人間やない 他人から盗んだ金で風俗通い 呆れるわ あのルポに言いたい あなたは ゼロに 騙された(笑)
2011/11/18(金) 午後 1:26 [ 欄 ]