混沌とした情報から何が真実の情報かを探し出すことが重要私には、心配なことがあります。原発の近くの人たちが県外に逃げるのはわからないでもないのですが、千葉県や東京や神奈川に住む人でもより遠くの親せきなどへしばらくの間行くことにしたなどという話が結構多いことです。実際に行動に移す人の数は少ないけれど、この現象は一種のパニックで有り、首都圏の住民のかなりの割合が不安症候群に罹患しているように思われます。実際、私自身不安でした。勿論、今はもう不安で無いとは言い切れません。 菅総理の今夜の記者会見でのことですが、記者が福島原発事故に関して「今、国民は本当に不安に思っている。首相として今の状況がどういう状況なのか、今後の見通しはどうなのか説明をして頂けませんか。」という趣旨の質問をしました。しかし、その質問に対する首相の回答はあいまいで質問の趣旨を捻じ曲げたような答えをしました。真正面から国民の不安に対しているとは思えませんでした。これを聞いた国民は不安を増幅するものと思いました。 一生懸命にやっているのはわかりますが、物足りないものがあります。首相として発言したいのはわかりますが専門家に言わせた方が効果が有る分野ではないのでしょうか。 政治家に科学的知識を要求しても仕方が有りませんが、日本の優秀な原子物理学者を結集したセンターを作り国民に説明する役割を与えるなどできないことでしょうか。科学的なことは首相が答えても誰も信用しませんが、国が公式に認めた原子物理学者の集団の代表者の回答なら皆が信用するでしょう。 チェルノブイリとはどこが違うのか、スリーマイル島事故とはどこが違うのか、これからどういうことが予測されるのか。乱れ飛ぶインターネット情報の上を行く信用有る情報を流すべきです。 今、我々が不安に思うのは、いろいろな情報が乱れ飛んでいるからです。単純にチェルノブイリの被災地を日本の地図に重ね合わせているものがありました。それを見れば東京や神奈川だって危険地帯です。不安にならないのが不思議です。ネットの情報は良く調べる私ですから、最初は不安にかられました。心臓がドキドキするほどのことも有りました。 だから、この不安で体調を崩す人が出ても不思議では有りません。資産家が大阪に引っ越したとか。外国人が逃げ出したとか。オバマ大統領が80キロ圏から外へとか言えば不安は募るばかりです。 私自身のこの不安をなくすため、このごろは労働問題をちょっとわきにおいて、原子力に関して、徹底的に調べ始めました。原子とは、核分裂とは、臨界とは、放射線とは、放射性物質とは、核燃料とは、使用済み燃料とは、放射性物質の崩壊とは,崩壊熱とは、ベクトルとはシーベルトとは、チェルノブイリ事故は、スリーマイル島事故は、・・・・・・・ 今、まだ調べているところですが、言えることは、チェルノブイリと福島原発事故は全く異なる事故だと言うことです。単純にチェルノブイリの被災地を日本の地図上に乗せて比較するのは、如何なものかなということがわかりました。このような比較は不安を煽り、住民をいたずらに混乱させるだけです。 チェルノブイリでは運転中に11トンもの放射性物質が爆発と火災によって吹きあがりまき散らしたものでした。福島原発の事故は少しずつ空中にまき散らされていますが、現状では、はるかに小さなものだということです。チェルノブイリでは格納容器が破裂したわけですが、福島原発では今のところ格納容器は無事のようです。(2号機はちょっと心配ですが) 放射性物質は風に乗って移動します。だから風下は注意が必要になります。チェルノブイリの時は、雨が降った地域は何百キロも離れているのに土壌が汚染されました。まだまだ、飛散する量は少ないので心配は無いと思いますが、強いて言うなら風下の雨は注意が必要だと思います。雨の後のアスファルトの埃も怖いですね。これは、何百キロも遠く離れた地域でも怖いかも知れません。 少し、落ち着いたら調べるのでしょうが、周辺の農地は、特に風下で雨が降ったところは若干は汚染されている可能性かあります。これからの季節は福島では陸風が多いと思いますが、長期化して燃料棒が長期にわたって水に浸すことができなければ、水源地に降る雨は恐いですね。 東京電力の電気は首都圏の住民が使っている電気です。福島県の住民は首都圏の住民の犠牲になったと言うことになります。東京から逃げ出すなどの行動は、パニックを起こす可能性があります。パニックが起これば、トラックの運転手は福島に行くのを拒否するかもしれません。大変なことになります。本当に危険ならば逃げなければなりませんが、不正確な情報を探すべきです。パニックを起こしてはならないと思います。 そのためにも、科学的な部分で信頼できる組織による情報伝達が望まれます。保安院は原発を推進する立場にある経済産業省の組織ですから信用はできません。 「原子力安全委員会のもとに専門家の力を総結集し対応を」「専門家とともに技術者を総結集して危機打開を」と主張する共産党の主張が注目されます。 ○赤旗の主張→http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-03-18/2011031801_01_1.html ○原子力安全委員会とは→http://www.nsc.go.jp/annai/tsuite.htm
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少量だから、OKと言うわけでは有りません。
少量でも長期間放射線を浴び続けると結果的に同じです。
遺伝子を破壊された場合は、補修能力内であれば異常は発現しませんが
補修能力を越えて傷ついた場合には元にはもどりません。
そして、影響は後になってから出てきます。(次の世代とかにも)
また、放射性物質は固体とは限りません、気体元素同位体も存在します。
気体なので、幾ら部屋の中に退避して窓に目張りをしても侵入してきます。
(幾ら高性能のフィルターでも気体は阻止できない、元々の原子炉の構造で
内圧が上がった時に安全弁から内圧を逃す際に高性能フィルターで
放射性物質をろ過してると説明されていますが、気体の放射性物質は
素通りです。)
気体として、部屋に入ったり、呼吸で取り込まれた同位体は次の崩壊をして
固体微粒子になり、呼吸で取り込まれた場合には内部被爆となります。
2011/3/19(土) 午前 2:37 [ mikun ]
ウランの同位体は天然ではウラン234、ウラン235、ウラン238が存在し、
原子炉燃料としては、ウラン235、ウラン238が主になります。
話題に登るヨウ素は固体ですが昇華性がある為にすぐに気化します
アクチニュウム崩壊系列(ウラン235から鉛207まで)にはラドン223と
ラドン219が存在しますし、ウラン235がベータ崩壊した時には
ヨウ素135がありさらに崩壊してキセノン135も気体です。
(アクチニュウム崩壊系列ではラドン223以下の生成物は半減期が
短いですが、ベータ崩壊した場合
ヨウ素135→キセノン135→セシウム135→バリウム135(安定) の
内セシウム135の半減期は2.3(3)E+6 年もの間β線を出し続けます)
ウラン崩壊系列(ウラン238から鉛206まで)にもラドン222とラドン218が
存在し、気体です。
(ウラン崩壊系列の内半減期が長い物は鉛210で22年α線とβ線を
出し続けます)
2011/3/19(土) 午前 2:39 [ mikun ]
1号炉2号炉4号炉は軽水炉なので、燃料が濃縮ウラン
(ウラン235の濃度が0.7%から20%)なので、前記の崩壊系列とたどります
しかし3号炉はMOX燃料(使用済み燃料中に含まれるプルトニウムを
再処理により取り出し、二酸化プルトニウム(PuO2)と二酸化ウラン(UO2)
とを混ぜたもの)の為、
ネプツニウム崩壊系列(プルトニウム241からタリウム205まで)と
アクチニウム崩壊系列(プルトニウム239が起点となる)崩壊も起こります。
ネプツニウム崩壊系列にもラドン225が存在し、崩壊系列の終わり近くの
ビスマス209は1.9×1019 年と言う半減期でα線を出します。
また、アクチニウム崩壊系列でもプルトニウム239起点の場合
プルトニウム239の半減期は24110 年あるので、爆発等で炉心が飛散した
場合にはいわば”ほとんど生”のままでプルトニウム239が出てくる
事になります。
2011/3/19(土) 午前 2:40 [ mikun ]
それが故に3号炉を重点的に冷却しようとしていると思われます。
崩壊過程で放出される、放射能の内ダメージが大きいのはα粒子ですが
α粒子=ヘリウム4原子核の為、遠くには飛びにくく、遮蔽も容易ですが
体内に取り込まれた場合にはダメージが、大きいです。
(シーベルトの放射線荷重係数でも20と言う値)
2011/3/19(土) 午前 2:47 [ mikun ]
コメント有難うございます。
コメントは承認制ですが、反対論を含めて全て承認するつもりです。
私は素人であり100パーセント自信があるわけでは有りません。コメントを参考にしたいと思います。
2011/3/19(土) 午前 7:03 [ 風太郎 ]