労働相談奮闘記

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海産物に影響と文科省

福島原発から海中に垂れ流された放射性物質は空中へ飛び散った量を遥かに超えている。空中への飛散では遠くまで飛び散るのは主として揮発性の強いヨウ素とセシウムだが、海の場合には、重たい物質も海流に運ばれてかなり遠くまで運ばれる。

食物連鎖によって、次第に濃くなり最後に我々の食卓にのぼる。魚介類の汚染はこれからの問題である。

京都大学原子炉実験所の小出助教はすでにメルトダウンした燃料は圧力容器を溶かし、最後の防御壁である格納容器も溶かし地面にもぐりこんでいる可能性を指摘した。いわゆるチャイナシンドロームである。すさまじい汚れが地下水や海へ流れ出る可能性がある。

そんな時、文科省の発表はやはりそうかと思わせるものである。千葉県以北の海産物への影響が心配される。いつも房総沖で釣りをしていた筆者にはショックが大きい。ましてや、漁師や水産業者へのダメージは大きい。

風評被害とは調査しないということではない。きちっと魚など海産物の1尾1尾1点1点の放射線量を測って、安心して購入してもらうことである。今のような杜撰なやりかたでは、買う気にはなれないが、きちっとした計測が行われて初めて風評被害はなくすことができると思う。風評被害という言葉が使われる限り、それは安全キャンペーンでしかないと思う。東北の漁師や水産関係者の復興のためにきちっとした調査体制が望まれる。

○文科省の発表を伝える「ライフニュース」の記事
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110528/trd11052800540000-n1.htm
海底の土から放射性物質 宮城〜千葉沖、数百倍も 海産物に影響と文科省
2011.5.28 00:53
文部科学省は27日、宮城県気仙沼市沖から千葉県銚子市沖まで南北約300キロにわたる海底の土から、最高で通常の数百倍に当たる濃度の放射性物質を検出したと発表した。文科省は「海産物に影響が及ぶ恐れがある」としている。東京電力福島第1原発から海に流出した汚染水に含まれた放射性物質が広範囲に拡散していることが裏付けられた。

 9日から14日にかけ、沖合約15〜50キロの12カ所で海底の土を採取。すべてから放射性物質が検出された。濃度が最も高かったのは福島第1原発の沖合約30キロの水深126メートルの海底で、土1キログラム当たりセシウム134は260ベクレル、セシウム137は320ベクレルだった。
 ほぼ同じ海域で2009年に行った調査では、セシウム134は検出されず、セシウム137は1ベクレル前後だった。半減期が短く09年の調査で検出されなかったヨウ素131も、土1キログラム当たり1.6〜6.1ベクレル検出された。

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