|
このグラフは木島祥司氏のフェイスブックに掲載されたものです。
富の再配分とは
ウィキペディアの「富の再配分」の項には「富の再分配・所得再分配は、貧富の差を緩和させ、階層の固定化とそれに伴う社会の硬直化を阻止して、社会的な公平と活力をもたらすための経済政策の一つである。・・・・・・・・・・・・」と説明されています。その方法としては高額所得者から税金(社会保険料などを含む)を多くとり(累進課税)、社会保障などで社会に還元するというやりかたです。多くの国で富の再配分が行われ機能しています。
上のグラフは、日本においては税金がその役割を果たしていない先進国中で唯一の国であることを示しています。消費税のUPがされた場合、このグラフは更に酷いものとなるでしょう。
200万円の世帯では10%の消費税、1億円の世帯では僅か1%の消費税。
所得が200万円の世帯が支払う10%消費税の消費税は20万円になると思われます。(全額を消費に使うでしょうから)所得が1億の世帯が仮に1000万円の消費をしても消費税は100万円になり1億円に対しては僅かに1%です。逆累進課税となります。 トヨタ社長の社会保険負担率は僅か0.4%、労働者と比べ不公平
元国税調査官の大村大次郎氏の著作「税務署が嫌がる『税金ゼロ』の裏ワザ」と言う新書には「トヨタ社長の社会保険料は僅か0.4%」と書かれています。この書籍の説明によると社会保険料には掛金上限制度というものがあり、だいたい年収で1000万円程度の人が最高額を払うことになるそうです。それ以上いくら所得が増えても社会保険料は増えません。その結果は0.4%ととなるのだそうです。
労働者の社会保険料は収入の20%ぐらいにはなりますので余りにも不公平ということになります。それに税金などを加えると収入の40%ぐらいが消えているはずです。
所得税の最高税率は74%から40%に、しかも所得が配当所得なら10%
ジャーナリスト斎藤貴男さんの「消費税のカラクリ」(講談社現代新書)によると1974年には累進課税によって所得税の最高税率は74%でした。それが1999年には37%となり、2007年に若干戻し現在は40%となっています。その結果、1991年度のピーク時には26兆7千億円あった所得税の税収が2009年度には12兆8千億円に半減したそうです。元に戻せば消費税など不用と言うことになります。
しかも、トヨタの社長の所得の大部分は配当所得です。配当所得の税率は10%です。40%支払っているわけではありません。
住民税も最高税率18%から全て10%のフラットへ
総務省が23年12月7日に発表した資料によると過去に最高税率18%の累進課税だった住民税は平成19年度から全て10%のフラット税率となっています。
弱者いじめの健康保険料・介護保険料
所得300万円の世帯で33万円(11%)、所得1億円の世帯で77万円(0.8%)
国民健康保険料は今では国民健康保険税といわれ税金の一部分です。私は、あらゆる税金の中でこれ程弱者に厳しい税金は無いと考えています。
サラリーマンでも退職すると、この過酷な健康保険税を納めることになります。
健康保険料と介護保険は自治体ごとに異なり自治体格差がありますので東京23区の場合について計算してみました。その結果、所得が300万円の世帯で約33万円(介護保険を含む)で約11%の負担、所得が2000万円の世帯で77万円(3・85%)の負担。所得が1億の世帯で77万円の負担(0.8%)となりました。所得がいくら増えても負担は77万円以上にはならないと上限が決まっているためです。
参考資料1:彦根市の健康保険料の説明→健康保険(医療部分+後期高齢者支援部分)と介護部分が良く説明された図がありますので参考にしてください。
参考資料2:東京23区の24年度の健康保険料→(皆が知らない間に負担が増えているように思われました。)
|
生活と文化にかかわる政治
[ リスト ]




転載させて頂きます。
2012/11/23(金) 午後 10:46 [ azu ]