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今年の最初の記事は優良書籍の紹介です。私は、この書籍を特に就活をしている学生に読んでもらいたいと思っています。
文春新書「ブラック企業」
著者
今日、紹介するのは文春新書の「ブラック企業」です。著者はNPO法人POSSEの代表・今野晴貴氏です。
ブラック企業とは
ブラック企業という言葉が最近若者の間で使われています。イジメやセクハラがあり、残業代など払わない、長時間労働、理不尽な労務管理で人権侵害が常態化している企業という意味です。この書籍は、増加するブラック企業の実態を明らかにし告発しています。ブラック企業は一部の特殊な企業では無く、学生があこがれる巨大な有名企業も名を連ねています。良い商品が多くサービスも良いので私も利用したことのある衣料品大手X社もブラック企業でした。
ジャーナリストのように
今野晴貴氏も私も労働相談に携わっています。私も、労働者の悲惨な状況は知っているつもりですが、この本を読んで改めてブラック企業がどのようなものであるかを知ることがでました。今野氏は労働相談でブラック企業と思われる相談があると、相談者から、その企業を辞めた人を紹介してもらうなどしてジャーナリストのように、その企業の労務管理の実態を調査し分析しています。
ブラック企業の指標
こんな企業で働いて人生をメチャメチャにされたくはない。こんな企業をのさばらせてはならないのだが、現実には争うことが難しく、泣き寝入りして自主退職に追い込まれるケースが多い。当面、自己防衛しかないが、どうやって見分けるべきか、「ブラック企業」では8つの指標を提案している。具体的には書籍を購入し読んで頂くしかないが、見分けるポイントの一部を紹介することにします。
新興成長企業で大量採用、大量退職
「ブラック企業の指標は、何といっても大量採用・大量離職の実態にある。(中略)若者は働き続けることができない。そして場合によっては精神疾患をきたし」と書いている。私も同感である。有名企業であり学生があこがれる企業であることをいいことに大量に採用するが1,2年で大量な退職者のある企業はヤバイ企業です。これは労働相談を通して著者に同感するところです。入社後の2,3年で何割も退職している企業かどうか調べる必要があります。
異常な長時間労働
「ブラック企業]では異常な長時間労働を指摘しています。この点については私も同じように感じています。ブラック企業で共通することの一つが長時間労働です。また、休日に出勤することが多いのも共通しています。上司を始め先輩が残業していて帰れる雰囲気ではない。先輩や上司が休日も出勤するので出勤せざるを得ない。土日が休みで祝日が休みなら1ヶ月の平均出勤日数は20.5日のはずです。逆に言えば、1ヶ月に9日か10日の公休日があるはずです。現実にどのぐらい休めるのか調べてみるべきです。1ヶ月の所定の労働時間は平均20.5日×8時間=164時間ぐらいのはずですが、過労死ラインといわれる80時間以上の時間外労働があるようであれば要注意ということになります。
このようなブラック企業を野放しにはできません。わたしもブログに「ブラック企業」という書庫をtるくりました。告発していくつもりです。
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