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以前、レ・ミゼラブル(ユーゴー)について述べたことがあります。 http://blogs.yahoo.co.jp/cyoosan1218/2700643.html 映画「レ・ミゼラブル」を観て、久しぶりに岩波文庫 豊島与志雄訳を読み直しています。 「私の口癖は『今の日本は、まるで18世紀・19世紀の労使関係じゃないか』であった。 無限に続く日々の労働相談、『会社をやめたくてもやめさせてくれない』『罰金制度の会社』『月550時間残業のトラック運転手』『暴力職場』『パワハラ・セクハラ』『悪徳弁護士』『外国人労働者へのひどい扱い』『契約・派遣・パート労働者への差別』『ただ働き・残業代未払い』『長時間労働・過労死』等々書き切れない経営者・資本家どもの悪逆非道の数々・・・・・。 一体全体このどこに『自由社会』があるというのか。法律は?労基署は?行政は?裁判所は?民主主義は?労働組合は?人権は?言論の自由は?政党は?自由は?平等は?・・・・・・・。」 2006年のこの思いは今でも全然変わりません。 「妹の飢えた幼子たちのためにパン一個を盗り19年間獄中に繋がれたジャンバルジャン」の悲惨さは、非正規労働者への職場内での暴力的差別やいじめのそれと重なります。20年間も非正規のまま酷き使われたあげく解雇される労働者。原発事故。16万人福島の人々が自宅に帰れるのは何十年先でしょうか。「19年間」は決して小説の中の話ではなく私たちの現実社会そのものです。 1789年のフランス革命後の反革命に対して、パリ市民は幾度となく決起し、また敗北していきます。小説レ・ミゼラブルは、1832年の敗北した闘いが舞台です。有名な1871年の労働者階級が歴史上初めて政権をとったあのパリコミューンではありません。映画「レ・ミゼラブル」でのラストシーンの圧巻が「パリコミューン」を予感させます。このラスト場面だけでももう一度観たいです。 それにしてもフランス革命の精神と真逆の思想の持ち主「安倍」も観に行ったと新聞に出ていました。バリケードの内側にいる市民が打倒したいと切に願っている彼はどんな感想を持ったのでしょうか。
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労働相談・労働組合日記
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