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解決が極めて難しいキャバクラ等でのトラブル
相談者は二十歳前後の女性。友人を伴って相談にみえた。時給は5000円、19時から午前1時頃まで6時間働いた。深夜割り増しは無いようだが、何れにしても高額だ。福島県から上京し友人のところに宿泊しながら、仕事を探し、ありついた初めての仕事がキャバクラでの接客。時給の高さにひかれた。
20日間ぐらい働いたので60万円ほどの賃金を期待していた。客とのちょっとしたトラブルが原因で店長に「お前みたいなブスは使えない。帰れ!」と追い出されてしまった。翌日、友人と一緒に今までの賃金を払って欲しいと交渉に行ったが、「知らんなあ、おまえらどこの誰や?帰れ帰れ!」と取り合ってくれない。
労基署に相談に行った。労基署の相談員からは、「解決は難しいが請求してみなさい」と言われた。「そんな若さで時給が5000円と言うのは、はじめからそういうリスクがあると思わなかったの・・・」とも言われた。
店長は雇われだから、雇用主は誰だか分らない。契約書もない。仕方なく、お店宛ての請求書を簡易書留で送った。予想通り指定日までに振り込みが無く、請求書のコピーを持って労基署に賃金不払いの申告をして来た。
私のところに相談に来た時、彼女らは労基署の説明で解決が極めて難しいことは分っているようだった。労基署もそれなりの対応をしている。この種の事件で首尾よく解決できたことは少ない。労基署への申告の結果はまだ分らないが、高い授業料だったかもしれない。
彼女にとって、初めての仕事がキャバクラの接客・・辛い思いをしたことだろう。お店を追い出されると言う苦い経験をした。友人と賃金を払うよう交渉に行った。大変な勇気だったに違いない。労基署に相談に行き、請求書を送り、再び労基署に行き賃金不払いの申告をした。
私は、こんな時「この経験は大きな財産になるよ。将来きっと役立つから」と言うことにしている。
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賃金未払い、サービス残業、賃金全
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