労働相談奮闘記

労働者の悲痛な叫びを伝えたくて、そして解決に役立てて頂く為に

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福島で撒き散らされた死の灰は予想外に多い
まず、[広河隆一氏]の「暴走する原発」の引用から始めます。(この書籍は福島の事故後執筆されたものです。)
学者たちやキャスターたちは、福島原発事故は「チェルノブイリの10分の1しか放射能を排出していない」と述べた。大げさに騒ぐべきではないと言うのである。

この数値は、福島原発の場合、海に放出した放射能の莫大な量を除外し、大気中に放出された放射能だけを計算したものである。それを知ったうえでも、「チェルノブイリの10分の1しか放射能が放出されていない」と学者たちが語るのを、私は逆の意味で受け取った。

現在進行中の福島原発事故ですでに私たちは、チェルノブイリ事故の放出放射能の10分の1も放出されてしまったのか、と感じたのである。

チェルノブイリの事故は、放射性物質セシウムだけを計算しても広島型原爆500個から800個に当たる量(学者によって計算が異なる)の放射能を排出したとされてきた。ということは福島では少なくとも広島型原爆50個分の放射能がすでに排出されたということになるではないか。その上、4月5日の発表では、放射能放出量はチェルノブイリの3分の1に迫っている。
少なく見積もっても広島型原発の160〜170発分の死の灰が撒き散らされたことになるということです。原発は原爆と違って熱線は無いので、余程大量に浴びない限り即死はありません。しかし死の灰の量は、原爆とは比較にならないほど多いと言うことになります。広島で放射能を浴びて今なお苦しむ人たちがいることを考えるなら、大したことは無いと考えることはできません。

チェルノブイリでは年間5ミリSVで強制避難
再び、広河氏の「暴走する原発」から引用します。
福島県の学校の児童の基準値とされた年間20ミリシーベルトという値はどうだろうか。チェルノブイリの事故の後の91年2月にウクライナ議会が可決した法律「汚染地域の定義」によると、「無条件に住民避難が必要な地域」は1平方キロメートル当たり15キュリー以上の地区とされ、その地での個人の年間被ばく量は0.5レム(5ミリシーベルト/年)とされている。日本の児童の基準値は、チェルノブイリ事故で強制避難が定められた数値の実に4倍にあたるのだ(キュリーについての説明は省略←カッコ内はブログ筆者のコメント)

著者は、チェルノブイリ原発から4キロほど離れたところにあり、かつては5万人以上の人が住んでいたが現在は「死の街」となっているプリピャチ市を訪問し、持参の線量計で放射線量を計測したことを書いている。放射線の値は毎時3〜4マイクロシーベルトだったそうである。著者は、福島の基準値について更に次のように記述している。

ウクライナでは「死の街」、福島では同レベルの汚染地域で子供たちが学校へ通っている

私はこうした自分の経験から、福島原発事故で発表される数値を読み説いている。例えば、4月19日付けで文部科学省から通達がだされた福島県内の学校(幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校)の校庭利用時の放射線量基準値は、毎時3.8マイクロシーベルト、そして年間20ミリシーベルトが基準値とされた。
(中略)
文科省そして(中略)マスメディアは「ただちに健康に影響が出ない」と言い続けたが、彼らはプリピャチ市はおろか、チェルノブイリ原発の30キロ圏内は、事故から25年たった今も、特別な許可が無い限り立ち入れないし、18歳未満の子供や青少年は立ち入りを禁止されている。

2011年2月、私はテレビの取材でチェルノブイリ被災地を訪れた。そのとき事故当時のウクライナ共和国最高会議幹部会議長だったワレンチナ・シェフチェンコにインタビューを行った。

彼女は「住民の避難は必要ない」というモスクワ政府首脳部やウクライナ保健省の大臣と対峙して「あなたは、自分の子供たちを、こんな状態の場所に住まわせられると本当に考えているのか」と涙を流して抗議した。
日本が旧ソ連と比較して子供の命を大切にする国と言えるだろうか?
この本を読んで感じたことが二つあります。一つは、避難地域をどうするかといことを議会で議論して決めていること。日本では官僚が作文をして政府が一方的に決めていること。日本が旧ソ連と比較してもひけを取らない立派?な官僚国家だ!ということです。

もう一つは、両国とも権力者は事故を小さく見せようとする点で、共通していることです。

学校の集団疎開を求める福島の親たち

今日の東京新聞には福島・郡山の小中7校の児童や保護者が学校疎開を求め福島地裁郡山支部へ仮処分申請を行ったと報じられています。
以下、東京新聞の「こちら報道部」から少し引用します。
国際放射線防護委員会(ICRP)は、一般公衆の年間被ばく限度を1ミリシーベルトと定めている。

しかし、国や福島県の測定値を基に弁護団が推計したところ、3月12日から5月25日までの被ばく線量の積算値は7校で3.80〜6.67ミリシーベルトに達した。(ブログ筆者コメント:0.38〜0.667ミリシーベルトの間違いでは?)

今後、毎時0.2マイクロシーベルト以上なら、市内で測定した小中など学校施設60か所のうち、55か所で年間1ミリシーベルトを超えることが確実となり、3か所は超える可能性がある。

原発から約100キロで放射線量の比較的少ない会津若松市でも27か所のうち21か所で1ミリシーベルトを超えるのは確実。

県内市部の266か所のうち、1ミリシーベルト超えが243か所超える可能性は18か所、それ以外は5か所だけだった。

学校の被ばく線量の基準をめぐっては、文部科学省は暫定的に年間20ミリシーベルト以下と通知したが、保護者らの強い反発を受けて、5月末になって1ミリシーベルト以下を目指すと変更した経緯がある。
学校疎開という言葉は、若者にはわからないだろう。戦時中、東京は米軍機による爆撃を受け、10万人も死んでいますが、この米軍による空襲を避けるために地方に移り住んだことがあります。

私の妻などは、終戦後、東京には食料が無かった為に富士宮の親せきに疎開したといっていました。疎開とは戦争になったときなどに子供たちだけでも助かる為に移住することです。酷いことになったと言わざるを得ません。

強制避難や疎開が良いのかどうか私には判断ができません。今、避難している人たちの毎日は、それは想像を絶するものがあります。強制移住よりも子供たちの集団疎開の方が多少良いのかも知れません。しかし、家族がバラバラになることに変わりは有りません。

自民党よ!公明党よ!何てことをしてくれたのか!政府も酷いが、後ろに隠れて自分たちの責任ではないような顔をしている者どもをここで引きずり出さなければ、腹の虫が治まらない。

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