労働相談奮闘記

労働者の悲痛な叫びを伝えたくて、そして解決に役立てて頂く為に

退職強要、執拗な退職勧奨

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正社員切りが始まった?派遣法改正を見越しての・・・
最近、気になる相談がある。
派遣法の改正を見越しての正社員切りと思われる退職の強要である。
退職の強要は日常茶飯事であるが、ちょっと様子が変わってきた。

比較的大きな企業で、ある部門がそっくり派遣社員に置き換えられるといったケースがでてきたことである。
確たる証拠は無いが、派遣法の改正を先取りした正社員切りではないかと疑いをもっている。

そうでなければ良いが・・・・・。

転載元転載元: どんぐりの徒然草

共産党 田村智子議員がNECなど電機大手の違法な退職強要を追求
NECでは多い人で2カ月に10回の面談で退職を迫る
病院の押し掛けて退職の説明等

厚労相の回答
一つの企業の複数の複数の労働者から相談が寄せられた場合には、こちら(労働局)から出向いて事実関係を確認し必要な指導をする必要がある。

イメージ 1
最近の労働相談では確かに退職の強要の相談事例が増えています。

厚労省が一つの企業で複数の相談が寄せられた場合には出向いて事情を調査し指導すると約束しているので執拗な退職強要などがあった場合には各都道府県労働局の相談コーナーにが相談窓口になります。
こう言った相談で利用できる行政のサービスとしては個別労働紛争解決制度の「労働局長による助言・指導」があります。解決の為に労働局が間に入りますが呼び出された企業側も、それなりの言い訳はするものと思いますが、大企業であれば一定の効果は期待できます。完全解決を保証するものではありません。

職場のトラブル解決の為の労働局のサポート→http://www.mhlw.go.jp/general/seido/chihou/kaiketu/

自己都合退職を強要された。

その男性は、不動産の会社のセールスマンである。入社して半年強、上司から退職を強要されている。渡されたのは、一身上の都合で退職しますとの内容の退職願であった。

不動産の営業はセンミツヤと言われ、そんなに簡単に成果が上がるわけは無い。しかし、上がれば金額が大きいだけに利益も大きい。彼は入社以来、毎日ギリギリとネジを巻かれてきた。今までも不動産畑で働いてきたので慣れてはいるものの、何時間も罵倒されることもあり、頭をゴリゴリやられることもあって、もうこの会社にはいられないとは思い始めていた。そんな矢先の退職の強要である。

会社都合で有れば、渡りに船で直ぐに同意したところであるが、上司が示したのは「一身上の都合での退職」と書かれた退職願だった。

相談内容は、会社都合にする方法だった。失業給付が受けられればそれで良いというのである。風太郎は、交渉相手を直属の上司ではなく、本社の人事部長として、ことの経過を人事部長に話し、下のような合意書を人事部長あて送ってみたらどうかと提案した。プレッシャーを掛けるために「風太郎の事務所からのアドバイスに従っている。」と付けくわえさせることにした。結果は、予想通り、合意書の作成となって失業給付は会社都合となった。

                   合意書

株式会社××××(以降甲という)と○○○○(以降乙という)とは、乙の退職に関してつぎのとおり合意した。
1. 甲は、乙に対して人員整理の必要上、平成○年○月○日をもって退職するよう退職勧奨を行った。
2. 甲は、乙が速やかに失業給付を受給できるよう退職の手続きを早急に行うことを約束した。
3. 甲は、乙の退職日までの最終給与を平成○年○月○日までに乙の指定口座に振り込むことを約束した。
4. 乙は、上記1項から3項の条件によって平成○年○月○日をもって退職することに合意した。

甲と乙は,本合意書に定めるほか,何らの債権債務がないことを相互に確認する。

本覚書の証として本書を2通作成し,記名押印して各々1通を保管するものとする。

                                  平成  年  月   日
                   
        甲                             印                                                     
        乙                              印 


 

外資系企業で吹き荒れる業務剥奪

日系企業では人事部に大きな権力が有り、人事部がその気になりさえすれば人事部との交渉で問題解決になる。ところが、外資系企業では一般的に人事部には権力が無く、人事権は直属の上司が持っている。人事部は調整役に過ぎない。比較的規模の大きい外資系企業の場合、以下のような経過を辿ることとなる.

直属の上司に嫌われたり、部署が人員削減の対象個所であったりすると直属の上司から「来月から貴女のポジションは無くなった。」「後のことは人事部と相談してください。」などと言われる。人事部では社内他部署の求人情報などを教えてくれる。その情報に基づいて他部署の面接を受け首尾よく他部署へ異動する場合もあるが、いまどき、それはラッキーな場合に過ぎない。

意外なのは、日本企業と違って、仕事が剥奪されていても従前の給与は支払われる。風太郎のところに相談に来たケースでは、最終的には金銭解決とはなったが、1年以上も宙ぶらりんのまま、従前の給料が支払われていた。その間、出社はするが、他部署の面談をしたり、他企業に面談に行ったり、食堂で過ごしたり、社内に有る図書館で過ごしたりだった。日本企業では、自宅待機で平均賃金の60%の休業手当にされるところである。

人事部からは、パッケージと言われるものが提案される。退職勧奨である。パッケージの内容は、退職する場合には100万円とか300万円とか(企業の経済力によって金額は様々で500万円とか1000万円の場合も有った。風太郎が経験した例で最高はパッケージが2000万円を超えていたことも有った。もっとも、これは超優良企業で有ったが・・)の解決金と規定の退職金、社外の就職支援会社のサービスなどである。

最近は、1年前に比べてパッケージの内容が極めて厳しくなってきているようである。風太郎は、今現在、外資系企業の退職勧奨の事件を数件抱えてアドバイスを続けている。たまたま、数年前に扱った同一企業の退職勧奨に遭遇しているが、パッケージの内容が、当時の半額になっていた。

外資系企業では、優良企業であっても、こういった形で気軽にリストラを断行する。逆にいえば、空きが出るので比較的就職の可能性も有った。事実、外資系企業の従業員の勤続年数を調べてみると極めて短いのが一般的である。しかし、このところ厳しさが増し、外資系企業でも就職先がほとんど無くなったと言ってよい。状況が一変したのである。

外資系企業で一生働き続けることを選択した労働者

風太郎が今まで扱ってきた、外資系企業の退職勧奨の事件では、全てが金銭解決で終了してきた。しかし、ここにきて就職が厳しい状況を踏まえ働き続けることを選択した労働者が現れた。今、パッケージを拒否し続けている労働者のサポートをしているところである。

会社から「来年の2月から給料はゼロになる。」と言われたそうであるが、風太郎は「ゼロはありません。休業手当にされて大幅ダウンはあり得ます。」と答えた。さらに、「解雇することもある。」と言われたそうであるが「多分、解雇はしないでしょう。」と答えた。理由は、知らない人の無い超優良企業であるから解雇を正当化できないと思われたからである。しかし、「解雇されたら最終的には裁判所で争うしかありません。」とも付け加えた。

就職先が、ほとんど皆無の時代に突入し、外資系企業でも紛争が厳しくなることが想定される。不当な転勤や賃金の引き下げ、嫌がらせなど、日本の企業並みになるのかも知れない。

インフルが治癒しても出勤が認められず、そのまま解雇

投資用マンションを販売する会社の従業員からの相談だった。山形の田舎から東京で働きたいと出てきた青年である。東京で就職しても住む場所を確保するのは大変だ。そんな彼の目に留まったのが寮付き正社員募集である。給料は平均18万円以上となっていた。まずまずと思った。

しかし、賃貸料を6万円もバッチリとられた。敷金はさすがに取られなかった。社保や雇保、税金を差し引くと10万円を切ってしまった。給与明細書を見るとグロスで18万円の内2万円が時間外労働手当、1万円が解禁手当、5000円が住宅手当、1万円が営業手当である。残業は、この2万円で青天井(これは当然違法であるが)、深夜まで働かせ、帰宅時に販売中のマンション周辺の住宅にチラシ配布をさせられる。

1日の仕事は、こんな風である。朝、9時から配られた名簿にセールスの電話を掛けさせられる。興味を示した相手からアポをとる。昼休みを挟んで午後まで電話を掛けさせられる。殆ど、今は忙しいとか言われて電話を切られるが、課長が聞いていて「馬鹿野郎!」「もっと粘っこくヤレ!」などと怒鳴る。午後の2時ころになってもアポが取れなければ、罵倒されるのを覚悟せねばならない。罰として、それ以降は立ったまま電話を掛けさせられる。アポがとれれば飛び出して行くが、取れなければ、夜、全員がセールスから帰ってきて課長に報告するのを聞くことになる。報告の合間合間に罵倒される。

彼は、ある日熱を出して、休むと電話した。寝ていたら昼に課長がきた。あいにく寮は、会社の近くにある。布団を引っ剥がされ午後から出勤をさせられた。体に良いわけがない。翌日、本当に参ってしまって、高熱が出た。電話で休むことを伝え、課長が来ないうちにと思い病院へ電話し受診した。

新型インフルかもしれないということになり、その旨、課長に伝えた。さすがに、課長は連れに来なかった。

インフルは軽く治まり、医者から更に数日休むようにと言われ休んだ。1週間過ぎて、医者が出勤しても大丈夫と言ったので出勤しようとしたら、課長がうつされたら困るから指示するまで休めと言われた。有給休暇を使って休んだが、更に1週間たっても出勤せよとの指示が無い。

有給も無くなったので課長に電話したら、「代替えを雇ったからもう来なくていい。」「月末までに寮を引き払ってくれ!」と一方的に言われて電話を切られた。

今、風太郎は彼と争い方について相談しているところである。

しかしながら、恥を知れ!と言いたくなる酷い話である。

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