労働相談奮闘記

労働者の悲痛な叫びを伝えたくて、そして解決に役立てて頂く為に

年俸制

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====これまでの経緯====
(第25話の1)は右をクリック→http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun/32576502.html

====ナレーター====
その後、小泉君と同僚は有給をとって労基署を訪問した。

====労基署にて====
☆小泉:「『年俸制だから残業代込み』と言われて、何時間働いても残業代がでないんです。その結果、時給計算すると30才にもなって950円にしかなりません。」

★職員:「年俸制だからという理由で、残業代込みということにはなりません。」「勿論、残業代込みで労働契約を締結することは違法ではありません。」「しかし、例えば30万円の給料のうち5万円が残業代と言う風に決めて契約するのであれば問題ありません。ただし、残業代が5万円を超えたら超えた分を払う必要があります。残業をせずに定時で帰っても5万円を返す必要はありません。」「5万円で青天井の残業を命じることはできません。」

「残業代を払わなくて良い場合と言うのは、労基法の41条に三つの場合に限られていて、代表的なのが管理監督者です。」「その他に裁量労働制など、労使で“この業務は何時間の業務と看做す”と決めてしまう場合もあるけれど、君たちの仕事なら残業代を払わなければならないね。」

「初め、年俸制は管理監督者の賃金形態として普及し始めたんです。だから、残業代は払わなくても良かった。それが、いつの間にか悪用されて、年俸制は残業代を払わない制度と思われるようになったみたいですね。」「この相談は実に多いんです。」

☆小泉:「就職する時、残業代が無いことを了解してしまっているんですが・・」「こんな結果になるとは思わなかったので・・」

★職員:「違法なことを約束させても、その約束自体無効です。」「君らが望むなら、社長を呼んで事情を聞くこともできるが・・」

☆小泉:「我々の名前も出るんですか?」

★職員:「匿名での訴えもあるけれど、隠されてしまうから。改善には結びつかないケースが多いのが現状ですね。」「ある程度、勇気は必要ですね。」「もっとも、陰湿なイジメにならないという保証も無いわけだけど・・」

☆小泉:「なるほど、分かりました。みんなと相談してみます。」

====ナレーター====
今日も人間社会の不条理を見ることになった。その後、依然として我がご主人、小泉君の帰りは御前様だ。問題が解決したとは思われない。我がご主人は勇気が無いのだろうか。

おわり。
====ナレーター====
風太郎は意識そのもの、姿は見えない。先日から猫の頭脳に潜入し、不条理な人間界をウォッチしている。今日は、30歳になったばかりの小泉君の飼い猫に変身して、ご主人の帰りを待っている。

ご主人はまだ独身、猫など飼わずに可愛い人間の女の子を飼うのが筋ではないのか。だが、そうなると我輩の立場はどうなるのかが問題だ。しかし、毎日が御前様では寄り付く女の子も無いのかも知れぬ。我輩の考えがそこまで漂流していった時、ドアが開いた。今日は職場の同僚と一緒のようだ。

====小泉君と同僚の会話====
★同僚:「今日は助かった。」「もう終電が無いから。お前んところは近くて羨ましいよ。」

☆小泉:「『年俸制だから残業代込み』と言われて“そう言うもんか”と思っていたけど、何時間働いても残業代が出ないなんておかしいと思わないか。先月の給料を労働時間で割ってみたら、時給950円だよ。俺んところの派遣社員より安いんだぞ。そんな馬鹿な話があると思うか。」

★同僚:「そのことだが、先日、労基署に電話で相談したんだ。そしたら、我々みたいな管理職でもない普通の社員の場合には、残業代を払わないといけないらしい。『詳しく聞きたいから来てくれ』って言われたんだ。どうする。」

====ナレーター====
小泉君と同僚はビールを飲みながらまだ話している。明日も仕事があるんだろうに。我輩は疲れたから、先に寝る事にする。

・(第25話の2)は右をクリック→http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun/32711171.html

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●労働相談はどこへ&労使トラブルの六つの解決方法http://blogs.yahoo.co.jp/huchisokun

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/88/7b/huchisokun/folder/1448013/img_1448013_36313164_1?2006-07-17

憲法を守ろう

憲法違反の人権侵害が横行しています。過労死と言う言葉は外国で翻訳せずに通じる言葉となりました。憲法が改定されて、日本が米軍に協力して一緒に世界中で戦争をする国になった時、労働者の人権はどうなるのでしょうか。

戦争というものはマスコミなど全てを動員します。自衛隊員が世界のどこかで血を流して戦っているとき、日本の労働者の人権などどうでもよいことになるような気がしてなりません。

更に、憲法が改正され、日本が外国で戦争できるようになれば、軍事費は急速に増大するでしょう。アメリカから人命の提供と戦費の更なる支出を求められます。社会福祉に廻す金は無くなると思います。税金も上がるでしょう。格差はもっともっと拡大するに違いありません。

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