この事件に関しては
既に最高裁の判決も出て有期懲役の最高刑である
30年の懲役が確定している。
良い母になろうとして事件は起こった。
この本の主人公(仮名:芽衣さん)は
最高裁へ上告する理由をこう述べている。
「懲役30年については、起こした事実から考えれば
受け入れなければいけないと思います。納得がいかないのは
『積極的ではなくても殺意が認められる』
ということです。
上告したところで、結果が変わることは殆ど無いと思っています。
それでも私は訴えていきたいと思っています。」
この種の事件の判決を見て思うことがある。
事件が起こる社会的背景が
あまりにも軽んじられているということである。
離婚した母親が働きながら
子育てをすることが
どんなに大変な社会なのか・・・・
私には彼女を責める気にはなれない。
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推薦図書&書評
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何故、母親は子供を虐待したのか
子供を虐待する母親
それは特別な女性では無い
離婚するまでの母親は育児に頑張っていた。
誰もが同じ状況に陥る可能性がある
敗者を許さない競争社会という背景
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良書紹介
本書の序章「帝国のツール━「戦争はあこぎな商売」の一節を以下に紹介します。
なぜこれほど少数の人々(現在300人とも500人とも2000人とも言われる)が、世界の極貧層30億人を合わせたよりも多くの富を手にしているのか。
大多数のアメリカ人が徐々に実権を奪われ、その生活水準が下がっているなか、アメリカの内政、外交、メディアのあり方を一握りの富める者が左右する状態がどうして許されるのか。
建国の父や先人たちが知ったら唖然とするほどの監視や政府の介入がまかり通り、市民の自由が侵害されてプライバシーが失われる状況に直面しながら、アメリカ国民はなぜそれに甘んじているのか。
なぜアメリカは民主的な先進工業国のなかで労働者の労働組合加入率が最も低いのか。
なぜこの国では私利私欲に突き動かされた人間が権力を与えられ、優しさ、寛容、思いやり、分かち合い、共感、共同体作りといった美徳を重んじて他者を尊ぶ人の上に君臨しているのか。
今の社会で通用している価値観や現在の政策によって決まるのではない未来、言うなればより良い未来を、大多数のアメリカ人がなかなか思い描けなくなってしまったのはどうしてなのか。
今ここに挙げた疑問は、本書で私たちが向き合っていく問題のほんの一部に過ぎない。すべての問いに答えを出すのは無理だとしても、読者がこうしたテーマを自分で掘り下げていけるように、材料となる歴史的背景を示せればと思う。 |
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歴史書というものは後世の歴史学者によって書かれるのもと思っていたが、どうしてどうしてといった感じである。この本は正に戦後史の正史と言ってよいほどの内容がある。戦後の歴史は日米関係の歴史と言ってよいが、1945年9月2日の敗戦(この日に降伏文書に調印)から2012年のTPPまでの日米関係を自主路線と対米追随路線のせめぎ合いをテーマとして書かれている。
意外なことに、戦後、保守政治家で自主独立を主張した首相が多いことに驚いた。重光葵、石橋湛山、芦田均等がアメリカと対立している。また、何らかの形で自主路線を歩んだ首相に岸信介、鳩山一郎、佐藤栄作、田中角栄、福田赳夫、宮澤喜一、細川護熙、鳩山由紀夫等の名前がでてくる。岸信介は意外だがなるほどと思った。これらの殆どの政治家がアメリカの意思によって退陣を余儀なくされている。
歴史を学ぶ目的は現在を理解し未来を選択することにある。特に戦後史を理解することは重要であれる。その意味で「戦後史の正体」が出版された意義は大きいと思う。
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【書籍紹介】吉岡斉著「脱原子力国家への道」
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