社長が女性を連れて海外旅行
従業員数約1200人のチェーン店を展開する企業で経理を担当する女性からの訴えである。この企業では、給料から互助会の積立金を毎月1500円差し引いて積み立てている。
勿論、冠婚葬祭には、そこから支出はしているが、従業員が辞めても返金していない。
互助会なので、会社の会計とは当然別勘定となっている。1カ月の積立総額は約180万円である。支出はほとんどない。かなり前から積み立てていたらしく、数千万円が積み立てられている。
互助会の総会が開かれることは無く、規約はあるが、退職者への返金の規定は無い。本来は互助会が管理すべき積立金であるが、事実上、社長と総務部長が管理している。相談に訪れた労働者は会社の経理担当だが、積立金の会計も担当させられている。
経理の担当になって半年後、社長が海外旅行へ行った。女性を連れての豪華な旅行である。経理部長から、旅行費用を互助会の積立金から引き落とすよう指示が有った。女性は、「それはまずいんじゃないですか?」と経理部長に言ったところ、「社長の指示だ。責任は俺が取る。やっとけ!」と命令した。
社長はワンマンで、何時も怒鳴っている。みんな怯えていている。月1回の店長会議でも怒鳴っている。各店舗でも店長が社長の管理手法を真似るものだから、従業員の回転はすさまじい。嫌気がさして辞めていくが、就職難の為、補充に苦労はしていない。
女性は、自分が悪いことの手伝いをさせられたことで悩んでいる。
|